高慢令嬢姉妹、堕ちる

著者: 鬼龍凱

本販売日:2015/11/24

電子版配信日:2016/03/11

本定価:763円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4122-4

シチュエーション

(悔しいっ。野蛮な貧乏人に、このわたくしが……)

見下していた男に穢される屈辱が令嬢をさらなる絶望へ。

女になったばかりの花芯に抜き差しされる野太い剛直。

何度も白濁液を注がれて蠢きはじめる女の悦び。

「いい声で啼くじゃないか。妹にも聞かせてやろうか」

驚愕に顔を歪ませる麗佳。「あなた、まさか綾香まで……」



●もくじ



第一章



私たちは生まれついての特権階級よ

お前たちみたいな下等な連中で遊ぶのは

当然の権利じゃない? 



1 忍従の日々

2 辱めを受けた妹

3 怒りの暴走



第二章



お嬢さん、舐めたことぐらいあるんだろ

それとも金持ちは

フェラも覚えないで嫁に行くのか?



1 屈辱のフェラチオ

2 芽生えはじめた快感



第三章



そんなに娘の将来が大切だったら

奥様が身代わりに

私の性欲を処理して頂けませんかね?



1 社長夫人の申し出

2 肉体の償い

3 母への嫉妬



第四章



姉さんはうまく騙せたみたいだけれど

お前なんて、所詮は私たちの下僕よ

思い知らせてやるんだから!



1 家の中の異変

2 純潔を汚されて

3 お尻でイク淫乱お嬢様



第五章



嫌よ! こんなの嫌なのに

感じてなんかいないわ

わたし、かんじて、ない……



1 犬のように

2 屈服した綾香

3 令嬢の騎乗位

4 お尻にください



第六章



ご主人様が欲しいの

私のいやらしく濡れたあそこを

犯してください……



1 裸エプロンのお出迎え

2 孕み姉妹

登場人物

れいか 令嬢

あやか 令嬢

さわ(35歳)人妻

本編の一部を立読み

「ひぃぃ───っ!」

ぶつっ、と布の細い隙間が破れるような感覚と同時に焼けつくような痛みを下腹部に覚えて、麗佳の喉から抑えきれない甲高い悲鳴が溢れ出した。びくっ、びくっと男の手に抱え込まれた豊かなヒップが痙攣している。

麗佳は、処女だった。年不相応に成熟した肢体には、これまで男の手を触れさせたこともない。その未通の秘唇が、今無理やりこじ開けられたのだ。

悲鳴の理由は破瓜の痛みだけではなく、濡れてもいないデリケートな膣壁を押し広げながらの強引な挿入が、串刺しにされた身体に未体験の苦痛を刻み込んでいるせいもあった。

「あ……うぁぁ……」

細い首をのけぞらせた麗佳は、掠れた声をあげ続けていた。空気を求めてひゅうひゅうと呼吸を繰り返す。

(熱い、熱くて痛いぃっ! な、なにこれ……。灼けた杭が、おへそまで届いてるみたいっ! こ、こんなの……こんな苦しいのがセックスなのっ!?)

しばらく膣壁のきつい締め付けを味わうように動かなかった体内の剛直が、やがてずる、と少しだけ後ろに引かれた。幹に合わせて自分の粘膜が引き出される感触に、麗佳はまた呻き声をあげる。その中に、ぬるりとした液体が滲むのを感じた。

「お嬢さん。あんた、経験なかったのか」

背後から利宏の意外そうな声が聞こえた。純潔の証を見られたのだと知って、痛みと屈辱で固く閉じた麗佳の瞼に涙がにじむ。

「わ……わたくしの操が……こんな男にっ……」

呆然と力なく呟かれる、うわごとのような声。

下腹部から響く激痛に加えて、下賤の者に力ずくで処女を奪われたという衝撃が誇り高い令嬢の心を打ちのめしていた。

利宏は「いつも遊び回っている」と麗佳を評し、事実、行動的な彼女は趣味の他に友人と街に買い物に出かけたりするのも好きだったが、決して交友関係が乱れていた訳ではない。むしろ、通っているお嬢様学校の教育方針には従順で、友人は選んでいたし、夫となる男以外には身体を許す気はないほどだった。

(それなのに……。こんなの、何かの間違いよっ! 私が、この私がこんなところで純潔を奪われるなんて……)

いくら否定しようとしても、尻を高く突き上げて床に這いつくばる屈辱的な姿が、まだずきずきと痛む貫かれたままの秘唇が、自分がレイプされたのだという現実を突きつける。

「どれだけ嘆いたところであんたが傷モノになった事実は変わらないんだ。さっさと諦めてしっかり濡らしておくんだな。さもなきゃ、もっと痛い目を見るぜ」

傷モノ、という言葉が麗佳の心の傷口をさらに抉った。

よく聞けば、あまり板に付いていない悪ぶった物言いだと分かるのだが、今まさに男の力に蹂躙されている令嬢にはそこまで判断することなどできなかった。これ以上の苦痛を想像してしまい、白く細い肩が目に見えてこわばる。

だがもちろん、好きでもない男に犯されている少女が自分の意志で秘所を潤すことなどできるはずがなかった。「止めて」「許して」そう言ってしまいそうになる弱気を強引にねじ伏せて、麗佳はこの悪夢のような時間が一刻も早く終わってくれることだけを願う。

男の方も、もとより凌辱相手が感じてくれることなど期待してはいないのだろう。

意志に反してぎゅうぎゅうと男の性器を締め付けてしまう若々しい牝肉の中で、ゆっくりと、しかしやや強引にピストン運動を始めた。

「い……ぎっ! あぐぅっ!!」

床に伏せた少女の喉から、その美貌に似つかわしくない獣のような苦鳴がもれる。

麗佳には、もちろんセックスの実際は分からない。そして、周囲の友人も皆同じような上流階級のお嬢様ばかりだったから、漠然とした情報から想像するしかなかったのだが、初体験がこんなに苦しいものだなどとは考えたこともなかった。それが痛みを伴うものであることは知っていたが、一生を共にする相手に処女を捧げる神聖な儀式として身も心も満たされるようなものなのではないかとひそかに期待していたようなところもあったのだ。

(このケダモノが、無理やり私の身体を汚しているからっ! こんなに苦しくて、痛いのは、きっとそのせいなのよっ!)


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