本販売日:2016/02/23
電子版配信日:2016/05/13
本定価:763円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4140-8
「坊ちゃんの××、さっきより大きくなってきましたわ」
割烹着姿で浅黒い男根に絡み付かせる白く細い指。
甘えん坊の幸治が愛情たっぷりに注ぐ淫らな視線が、
母性あふれる弓恵の成熟した身体にも火をつけて……
唇で施す肉棒のお掃除、豊満ボディを揺らす性のご奉仕……
どんな甘いおねだりも聞いてくれる最高すぎる家政婦!
●もくじ
一 僕を大人にしてくれたのは、
美しい住み込みの家政婦だった
二 実家から離れた僕を迎えてくれた、
もうひとりの美熟女
三 再会のまぐわいは、
まるで飢えたケダモノのように
四 僕のありあまる青い欲望を
「お世話」してほしいんだ
五 熟肉すべてで捧げてくれた、
最高すぎるご奉仕
ゆみえ(35歳)家政婦
あやか(31歳)その他
本編の一部を立読み
(うわぁぁ……。弓恵のオッパイってやっぱり大きいんだあ……っ)
着物は体型が分かりにくく、それは木綿の単衣でも例外ではない。だが長襦袢となると話は別だ。生地が薄手のために体型が分かり易くなっている。特に絞られたウエストのせいもあってその胸と腰まわりはより強調されているようにも見える。
しかも裾先だけが薄紅色に染まった純白の長襦袢は弓恵の妖艶さを際立たせていた。まるで時代劇で見る花魁のような現実味のない色香に奇妙な興奮が湧き上がる。
すると弓恵が頬を長襦袢と同じような薄紅色に染めて囁いた。
「……幸治坊ちゃん。太っているからってお笑いにならないでくださいましね……」
弓恵はそう囁くと腰紐を解き始めた。
単衣と違って薄手の襦袢はすぐに身頃を崩していく。そして畳の上に腰紐が落ちて襦袢の前身頃がハラリと開いた瞬間、幸治は「あっ!」と声を上げてしまった。弓恵は下着を着けていなかった。
「ゆ、弓恵……っ。下着が……」
「……坊ちゃんがおっしゃったんですよ。着物は下着を着けないんだ、って……」
そう囁いた弓恵が長襦袢を脱ぎ落とす。唐突に現われた全裸姿の弓恵を前にして幸治は瞬きすることもできずにいた。
(す、凄い……っ。痩せてはいないと思ってたけど弓恵の裸がこんなに凄くて……イヤらしいものだったなんてっ!)
全体的に脂の乗ったその体は豊満そのものだった。緩やかに括れたウエストが描くボディラインは優美なアコースティックギターを思わせる。
むっちりとした太腿といかにも熟女らしい脂の乗った下腹の中心には左程濃くはない陰毛が何の手入れもされていないように扇形に生い茂っていた。その生々しさはグラビアで見るようなバランスの取れたものよりも遥かに淫靡に映る。
そしてそのバランスを著しく崩している最たる原因は彼女の乳房だ。その大きさは思わず掴んでしまった掌の記憶やブラのカップ表示などから想像していた以上のものだった。
まるで小玉スイカ並の大きさを誇る釣鐘型の丸い乳房は下弦を緩やかに撓ませていた。それは母性と共に重量感にも溢れ、見ているだけでも重さが伝わってくる。
うっすらと血管を透き通らせる乳肌は白く輝き、その中心には淡紅色の乳輪に囲まれた乳首がその実を誇示するようにツンと尖っている。
均整の取れた若いグラビアモデルには決して見られないその生活感に溢れた熟女の日常的な卑猥さ。幸治は普段の淑やかな着物の下に隠されていた弓恵の豊艶な肢体にただ呆然と見蕩れていた。
「ぼ、坊ちゃんったら。そんなに見つめないでくださいまし。こんな弛んだ体、とっても恥ずかしいんですから……」
弓恵が声を震わせて身を捩らせる。その声と口ぶりに幸治は一瞬違和感を覚えた。
(ああ、やっぱり弓恵なんだよな。いつもの雰囲気とまるで違う別人みたいだから忘れていたけど……。あっ、そうだっ。写真!)
当初の目的を思い出した幸治は慌ててスマートフォンを構えて弓恵に向けた。
「あ、あの……。撮ってもいい?」
「や、やっぱりお撮りになるんですか? こんなみっともない体を……」
「全然みっともなくないよっ。凄く綺麗で……イヤらしい……っ。ねえ、お願いっ。写真を撮らせてっ」
「イ、イヤらしいって……。分かりました。どうぞお撮りになってください……」
弓恵の了承を得た幸治は震える手を必死に抑えてスクリーンをタップした。乾いたシャッター音が部屋に響く。