女子大生・剥かれたリクルートスーツ

著者: 倉田稼頭鬼

本販売日:2000/12/23

電子版配信日:2009/08/21

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1009-1

紺のタイトスカートに包まれた尻肉が撫でまわされ、
指が忍び入り、ストッキング越しに秘口をこねる。
満員電車の中、男の魔指に蜜壺、菊座まで遠慮なく抉られ、
麗しき女子大生は激しい羞恥と屈辱の波に溺れていた。
ああ、駄目っ……これから試験なのに……。
この時、自らを襲う男が面接官だったとは、知る由も……。

登場人物

ますみ(20歳)女子大生

りえ(20歳)フリーター

本編の一部を立読み

一瞬、ドキッとして心臓が縮みあがった浩介だったが、真澄美の女陰に潜りこんだ指を引くことはできなかった。
浩介はうつ向き、暗がりに浮かびあがる光景を満足気に見つめていた。
尻の半分まで捲れあがったスカート、光り輝くように真っ白い熟尻が剥きだしになっている。豊かで充分にふくれ、列車の揺れでフルフルと振動している。シミ一つない皮を剥いた桃のように見事な白い尻だ。尻の谷間に影ができ、さらに深く割れている。その谷間に鮮やかなレッドのサテン生地の、Tバックの尻紐が食いこんでいる。
そして、その白い尻と黒く濃い影を描く尻の谷間に潜りこんでいるのは、自分の無骨な手だ。さらに捲れあがった背広の袖から出たワイシャツの袖を、真澄美の細く華奢な右の指が握り締めている。自分の腕はまるで怒棒のように尻に突き刺さり、その男のはち切れそうな筋肉を、真澄美の白い指が握っているような錯覚を覚える。
浩介はさらに奥深く中指を進めた。
頼りない肉はやがて深い縦皺へと変わる。中指の先端をクイクイと左右に小さく動かすと、その深い皺はグニョグニョと蠢き、二つに割れる。指先の感触はまるで小さな舌先のような、二枚の厚みのある肉をかき分けようと震えた。
ジトッ!
と、指先が湿り気を覚えた。
指先が割ったのは大陰唇だ。真澄美は脚を閉じ、二枚の淫らな唇は呼吸をとめようとしたが、指先が撫でまわすと、息苦しそうに女唇が開いたのだ。指先が撫でたのは蜜口、刺激で滲みでた淫汁の湿りに濡れていく。
浩介の手首を握る真澄美の力がさらに強くなった。だが、しょせん女の力で握り締めようと、浩介の指遊びをとめることなどできない。いや、違う。なにかを握らないと、真澄美は声が出てしまう。だから、気を散らして、堪えているのだ。
(まだ時間はあるな)
浩介は頭のなかで停車駅を確かめた。真澄美がどこの駅で降りるのかは知らないが、あと三駅はこちら側のドアは開かない。十分以上は真澄美の要求に応えることができる。
浩介は背後から密着させた体をわずかに離した。そして、左手で大きく捲れあがったスカートをわざわざ引きおろす。左右の裾が滑り落ち、割れたスリットの間に右手が差し入れられていた。
白桃のような尻が剥きだしの状態も卑猥な光景だったが、スカートの後ろだけが少し捲れあがり、スリットの間に差しこまれた手だけが見える光景は、さらに猥雑だった。尻も太腿も見えないとはいえ、今や浩介の瞳となり、また舌先と化した中指ははっきりと真澄美の女陰の形を伝えてきていた。
ゆっくりとあわてず、女陰の形を確かめる。
中指の腹で開きはじめた大陰唇を嬲る。わずかに芯の残る鶏のとさかのようなビラビラとした淫肉、予想通り、真澄美の唇のようにふっくらとした肉である。指先を一センチほど左右に振ると、グニャグニャと歪む。
指の腹の湿り気はサラリとした水にも似た淫汁である。女唇を嬲りながら、繰りかえし指の腹を蜜口になすりつけると、徐々に滲みでた淫汁に粘りつくような感覚が増した気がする。
クイクイッと第一関節をほんの少し曲げると、滲みでた淫汁にまみれた蜜口の固い肉に押し戻される。まだ弛緩していない固い入り口だ。何度も指先を曲げ、淫汁をまぶしながら、ジワジワと押しこんでいく。しかし、緊張の解けていない蜜口は指先の挿入を拒むように固い。だが、撫でつづけるうちに、ネチョネチョと淫汁は確実に粘り気が増してくる。ヌルヌルとした感触だ。粘りある淫汁を指の腹ですくい、指を大きく曲げる。大陰唇にまぶし、さらにアナルへとつづく蟻の門渡りになすりつける。ヌルヌルした感触が浩介の官能を刺激する。滑るようで粘りつく真澄美の淫汁……。
(……感じてやがる。濡れてきてるじゃねえか)

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