美人銀行支店長・奈緒美

著者: 樹月峻

本販売日:2000/06/23

電子版配信日:2009/10/02

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0971-2

大抜擢を受けた若く美しい女支店長・奈緒美。
銀行業務への希望に燃える可憐な新人行員・真帆。
二人の美女が配属された支店は淫魔の巣窟。
露出研修が、全裸実習が、恥辱接待が待ち受ける煉獄に
美女たちのおさえきれない悲鳴と嬌声がもれひびく。
隷属と屈伏の果てに待つものは、史上最大の裏切り。

登場人物

なおみ 銀行員

まほ(22歳)新入社員

本編の一部を立読み

「よし。では支店長と島田くんで尺八競争だ。負けたほうは罰ゲームとして、ここにいる全員の精液を呑ませることにしよう! そら、頑張れ、支店長。ごちゃごちゃ言ってて出遅れたハンディがあるんだからな」
松岡の提案に、奈緒美は総毛立った。
(そんなことって!? 信じられない……)
フェラチオにさえ強い抵抗のある奈緒美にとって、悪魔の言葉としか思えなかった。奈緒美が見あげると、松岡はニタリと狂気の笑みを浮かべた。
奈緒美がどうしていいのかわからないでいると、松岡はグイッグイッと腰を突きだしてきた。
「真面目にやらないと、反吐が出るまで突っこみますよ!」
想像しただけで息がつまってきそうな脅しに、奈緒美は強い恐怖を感じた。
(と、とにかく言われたとおりにやらないと……)
奈緒美は唇をすぼめて、突いてくる肉棒を受けとめた。喉の奥まで入りこもうとする肉茎を、ジュルッジュルッと淫靡な摩擦音をたてながら締めつけていく。どす黒い松岡の肉茎は、奈緒美の唾液でテカテカと光っている。赤い唇が醜悪な肉棒をすべっていく様子はむごく、それが生理的刺激を超えて松岡を昂らせているのだ。
「そら、もっと早くだ! めいっぱいしごきあげろ!」
松岡は自ら腰でリズムを取ってくる。奈緒美はそれに合わせて、頭を前後に激しく振った。喉を突き破られる恐怖で、他のことを考えている余裕がなかった。
咥えている肉棒の根元が、ググッと膨れたような気が奈緒美はした。あっと思ったときには、異物でいっぱいになっている口のなかに、さらにおぞましい味覚がひろがった。
「ハウッ!? フグググッ……うううっん!」
奈緒美はしばらくなにが起こったのか理解できなかった。吐き気のする臭気に耐えているうちに、口内に射精されたのだと気づいた。
(ああっ……早く抜いて! 吐きださせて……)
松岡は射精すると同時に、肉茎を抜くどころか、腰を押しだしてくる。奈緒美は頭をソファの背もたれに押しつけられ、身動きができない。
(き、気持ち悪い……お願いだから、離して……)
奈緒美は上目遣いに松岡を見た。潤んだ瞳で許しを乞うが、松岡は楽しそうにニタニタと見おろしている。
「遠慮することはないんですよ、支店長。たっぷりと味わってください」
奈緒美は何度も目をしばたかせた。松岡が排出した自分の体液を、本気で呑ませようとしていることがやっとわかった。
(そんなこと、できない……)
奈緒美にしてみれば、背徳の行為としか思えなかった。
「おやおや、まさかお客様のオフィスで、大切なソファやカーペットを汚そうってわけじゃないでしょうね。もしそんなことをしたら、口で掃除してもらうことになりますなあ」
松岡はネチネチと強要してくる。奈緒美がいやがるのを楽しんでいるのだ。その証拠に、射精後いったん萎みかけた肉茎が、再び力を取り戻しつつあった。口内でパワーをみなぎらせていく肉棒が、奈緒美を恐怖させた。
奈緒美は抵抗をあきらめた。頭のなかをからっぽにするように努めて、ねばつく液体を少しずつ呑みこんでいった。

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