年上初体験【僕と未亡人】

著者: 弓月誠

本販売日:2004/07/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:628円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1293-4

知ってるのよ。隣りから私のお尻と胸ばかり見てたこと。

38歳の未亡人が好きだなんて笑われるわよ、慎介君。

私の身体、魅力的? 本当は若い子としたかったでしょ?

おばさんでもいいのなら、優しく気持ちよく教えてあげる。

好きなだけ見て触って。嗅いでも舐めても何でもしていい。

夢じゃないわ。勇気を出して。たっぷり大人の女を味わって。

登場人物

みえこ(38歳)未亡人

ゆみ 女教師

本編の一部を立読み

(美枝子さんのオッパイってなんて柔らかいんだろう! あぁ、とっても気持ちいいよ……。もっともっと触りたいっ)

掌で両乳房の裾野を上方へ押しつぶすようにしながら、左右すべての指で美枝子の柔らかい山腹を思う存分こねまわし、揉みほぐしていく。とても柔らかいくせに、指の力を抜くとすぐ元に戻る弾力に満ちた乳房は、何時間触っていても飽きそうにない。

(美枝子さんの乳首も触りたいっ)

濃いピンク色に勃起している両乳首を、こよりを結ぶみたいに人差し指と親指でねじりあげてやる。もちろん優しくだ。

「はぁぁぁっ! そ、そんなに、刺激しないでぇ」

敏感にしこっていた先端から流れる甘い甘い電流に、美枝子は少女のような鼻声をあげてしまう。

触られたことでさらに硬く硬く勃起した、その少しコリコリした感触は、慎介の指先の性感をたまらなく刺激した。

乳房を大きく揉みしだきながら、人差し指の先で乳首を押しつぶすように転がしてやると、そのたびに美枝子のソプラノが寝室に大きく響き渡った。

「あぁっ、しん、すけ、君っ、乳首はっ、そ、そんなに、強く触らないでぇっ!」

「えっ? い、痛かったですか?」

(女の人の乳首って、とっても敏感なんだ……)

一瞬指先の力を弱め、美枝子を見た。

「あん、駄目っ! やめちゃ……。あぁ、恥ずかしい」

動きをとめた指先を乳房に押しつけて、焦れったそうに慎介を見あげた。

「お願い……。つづけて」

顔を真っ赤にして、小さな声でおねだりする美枝子。

「み、美枝子さんっ」

(うわぁ、美枝子さんが、触って欲しいっておねだりしてるよ……。僕、もうたまんないっ)

普段は落ち着いた雰囲気を漂わせる美枝子の、あられもないおねだりの表情に興奮した慎介は、白い肉壁の間に顔を埋めていった。顔中に乳房を押しつけて、柔らかさと匂いに溺れていく。

二つの柔肉が作りだした谷間は、例えようもない繊細な風合いに満ちていた。

これほど大きな肉の壁の間には、めったに日が射すこともないのだろう。日焼けなどとはまったく無縁なことは、青みがかって見えるほどの白さが如実に物語っている。

「美枝子さんのオッパイって、すごくムチムチしてて、とてもいい匂いがする……」

頬に当たる、極上のシルクのように滑らかな美枝子の峡谷は、肌同士が常に密着しているせいで少し湿っぽい感じがする。思いきり深呼吸してみると、むぅっとするほど濃厚な美枝子の匂いが、慎介の鼻腔粘膜を愉しませてくれた。

(この匂いだけで……。あぁっ、出ちゃいそうだよ!)

美枝子の体臭は、メロンの甘い香りに麝香の官能成分が混ざったような匂いがして、女性経験が皆無な男の子にとっては媚薬そのものだ。

「はぁぁっ! いいわ、慎介君、とても気持ちいい……。私のオッパイ、あなたの好きなようにしていいのよ」

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