本販売日:1999/05/23
電子版配信日:2009/12/04
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0894-4
可憐で美しく、豊麗な肢体を持つ香織が、
嫁ぐ日を待っているのは未来の夫だけではなかった
許嫁が出張中の一カ月、花嫁修業と称して
婚家の屋敷に出向いた香織に魔の淫なる誘いが及ぶ
「あなた、許して。香織は恥知らずな牝犬になります」
拘束された22歳の美肉に、理性に反して倒錯した性悦が…
かおり(22歳)婚約者
あすか 女子学生
本編の一部を立読み
「嫌ではないのでしょう? お嬢様。ヌルヌルと、はしたなく絡み付いてきますぞ」
執事の松尾は、機械的なテンポで腰を振ってくる。お嬢様と呼んではいたが、その言葉にはふしだらな女を蔑む毒が混じっていた。
「そ、そんなっ……」
香織はか細い両手で松尾の胸を押したが、無駄な抗いであった。拒絶する心とは反対に、ペニスに占領された下半身は順応し始めていた。
男に貫かれてしまえば逃れようがなかった。男が欲望を満足するまで、犯され続けるしかないのだ。
「ああっ……お義父さまっ……」
横にいる婚約者の父親に視線を向けると、切れ長の目尻から一粒の涙がこぼれ落ちた。こんな酷い状況を作り出した男ではあったが、香織は潤んだ瞳で哀願した。
視線が合うと、なぜか胸がキュンと締めつけられた。手を伸ばせば届きそうなほど近くにいながら、哲也は救いの手を差し出そうとはしないのだ。
「泣かなくてもよいのだ、香織。武内家の女を仕込むのが執事である松尾の役目なのだ。そして、お前の役目は、武内家の男に奉仕することなのだよ」
正常位で執事に犯され、生き恥をさらす香織に、哲也は淡々と話して聞かせた。そして、その間も、松尾は休みなく腰を彼女の股間に打ち付けてくるのだ。
「武内家の女として、牝の作法を教えてもらうがよい」
主人の話が終わるのを待っていたかのように、松尾の両手が両の乳房を鷲掴みにしてきた。柔らかなふくらみに、十本の指が食いこんでくる。
「ああっ……ゆ、許してっ……」