お背中流します【貸し切り癒し温泉】

著者: 天崎僚介

本販売日:2020/06/23

電子版配信日:2020/07/03

本定価:763円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4449-2

「心も、あそこも、存分に癒してさしあげますわ」
背中を優しく流されつつ、股間へ伸びる熟女の細指。
温泉旅館で待っていた未亡人女将の「おもてなし」。
傷心中のOL、キレ者の女上司まで泊まりに来て、
男1人vs.美女3人の、混浴ハーレム開幕!
ストレス解消するまでずっといて……最高の癒し宿!

●もくじ


第一章 「お背中、お流ししましょうか」
     未亡人女将に甘えられる宿
第二章 「私の身体、愛してもらえますか」
     傷心OL、なぐさめの淫湯
第三章 「お尻もたっぷり使ってください」
     もっと奥まで、すべて注いで
第四章 「お願い、我慢できないの」
     敏腕女上司が裸になる夜
第五章 「みんなで一緒に入りましょう」
     恥じらいと興奮の貸し切り混浴
エピローグ

登場人物

あやの(37歳)未亡人

やよい(22歳)OL

みさこ(30歳)課長

本編の一部を立読み

「アア、ダメ、か、感じちゃう」
 単調に抜き差しされるより、快感が増していく。徐々に全身がカアーッと熱く燃えさかりはじめた。
「さ、最高だ。弥生さんは、なにもかも最高に素敵だよ。ううっ」
 彼の声が聞こえた。
「ま、真澄さん……」
 目を開けると、彼の顔が見えた。眉間にシワを寄せ、ハアハアと荒い息を吐きながら、必死に抽送を繰り返している。
「ま、真澄さんの愛し方、とっても感じます。アア、気持ちいいです。ハアン」
 セックスの感想を言うなど初めてだった。
 真澄に感謝の気持ちを伝えたい思いで、恥をしのんだのだ。
 弥生は広い背中へ両手を回し、力いっぱいしがみついた。真澄もピタリと胸を密着させてきた。そうしながら、腰をグングンと打ちつけてくる。
「うう、あう、くうっ」
 真澄が荒い息を吐きながら、窮屈そうに抽送をつづけている。
 弥生がしがみつく手の力を緩めると、彼が弥生の腕を振りほどくようにして上半身を起こした。
「ま、真澄さん。私を抱きしめていて」
 無理はわかっているが、今は強く抱きしめられたかった。
「え……」
 戸惑いの表情を浮かべた真澄は、もう一度身体をかぶせて抱きしめようとした。
「待って」
 これなら同じ結果になる。
「そうね。真澄さん。そのまま座ってください」
 弥生が言うと、彼が素直に両脚を投げだすように伸ばして座った。
 弥生は男根が挿入されたまま身体を起こして、彼の両脚をまたいで、その脚の上に座った。
 思いつきでとった体位だが、これは対面座位という格好だ。
「これなら抱きしめられるね」
 真澄が言って、優しく抱きしめてくれた。
「ハアン。真澄さん。キスしてください」
 腰をクナクナと動かしながら、弥生が甘えるように唇を突きだした。
 彼もすぐにキスしてくれる。そして舌を繰りだし、舐め合った。
「ハウウン、アウッ。と、とっても気持ちいいわ」
 唇を離すと甘えるように言った。偶然とった姿勢だが、弥生が自分でコントロールできるうえに、お互いの顔を見ながらキスもできる。
「ああう、弥生さんは、こんなことも知っているんだね」
 おとなしかった弥生が急に大胆になったことに驚いたのだろう。腰を動かすのを止めて言ってきた。
「ち、違います。真澄さんに抱きしめてもらいたかったから……ハアウッ。信じてください」
「わかったよ。信じるよ。弥生さんの好きに動いてみて」
 弥生は腰を上下に動かしながらキスを交わしていった。
 舌をネットリと絡め合う。それも弥生から繰りだし、真澄の舌をねぶってはチューッと吸いあげる。
「ううっ、はうっ」
「アアアン、ウウッ」
 二人の唇の隙間から淫らな喘ぎ声がもれつづける。
「ハアアアンッ」
 弥生は単調に上下動するだけでなく、ヒップを横に動かしたり前後に揺すったりしてペニスの角度を変えながら抽送を繰り返していく。
 信じられない快感が全身に広がってくる。
「や、弥生さん。今度は僕に愛させて」
 性感が昂ぶったのか、真澄が唇を振りほどいた。
「真澄さん。アア、私のことを淫らな女だと思っていませんか?」
 彼の顔を見つめて訊いた。快感で顔が火照っている。

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