(くやしい、でもなぜ私の身体は感じてしまうの)
恋人に見せるために纏った初詣の着物姿のまま、
内定と引き替えに重役オヤジ(彼氏の父)に嬲られる明菜。
Hカップ超の美乳で谷間酒、屈辱の中出し姫始め……
羽根つきのように、絶頂する度に墨で「×」をつけられる22歳。
心までは奪われまいと抗う柔肌には無数の×印が……
(文庫換算 132ページ)
●もくじ
第一章 恋人の父は大会社の重役
可憐な振袖姿を穢すゲス中年男の魔手
第二章 屈辱の谷間酒
老獪な性戯と初めての潮噴き絶頂
第三章 調教姫始め
22歳の身体を思い通りに変えていく新年
明菜(22歳)女子大生
本編の一部を立読み
「さあ、また先にイッて負けた明菜ちゃん。勝ったわたしに谷間酒を飲ませるために、オッパイを抱くんだ」
「うぅ……わかってるわよ……ぉ」
胸の奥が不快に熱い悔しさをこらえ、双乳を横から持つ。
手首にズッシリくる豊胸を、手の平を広げてしっかり支えつつ、内側に押しこむ。中年を悦ばせる弾力を自分で感じるのは惨めで、自然に唇を噛みしめた。
「いい子だ。そのままだよ」
セックスで負かし、気の強い乙女をいいなりにするのは気分がいい。
昔から世話を焼いてきて、実の息子と肉体関係すら持つまで、オンナとして見事に成長した子なのだからひとしおだ。
罪悪感や負い目などは微塵も湧かない。
ドス黒い背徳快感で背筋がゾクゾクする中、瓶の口を開ける。
「少しオッパイの先の方を持ち上げて」
「あぅ……みっともなさすぎるよ……ぉ」
持っている谷間酒の知識を思い出し、丁度いい案配になるよう先の方を上げる。
「よし、注ぐぞ」
乳房の上から垂らされた日本酒は、カラダに向かって下に傾く乳肌を伝う。
「んんっ……冷たい……あふぅ」
ひんやりした液体の流動感に、絶頂の熱が残る乳房が震える。
むず痒さめいた性感が起こり、熱い溜息までこぼれてしまう。
「敏感なオッパイ肌だ」
「う……うっさい……んぅぅ」
寄せてあげた双乳を上向かせたことで首元にできた窪みに酒が溜まると、中年は瓶を置いた。
「それにしても……初詣から直接ホテルに来たのに……お酒なんていつ調達したのよ……んっ」
「きみがせがれとイチャついてる現場に乗りこむ前に、巫女さんから御神酒をわけてもらったのさ」
「罰当たりっ」
半眼で非難すると、返事代わりに顔が近づいてきて、首元に埋まった。
「ちゅるるる……うん、美味い。イッたばかりのオンナの汗と肌の味と匂いも効いていて最高だ」
五十一歳の重役会社員のくせに、下品な音を立てて啜っては舌鼓を打つ。
「他人の子供だろうが関係なく面倒見がいい巨乳美人のオッパイを器に飲んでるから、格別だ……ぢゅるるる」
「ちょ、ちょっとっ」
「それでいて、恋人の父親にイタズラされても、キスやオッパイだけでイケてしまう若い子だから、ひとしおだぞ……んむぢゅるるるっ」
「お、おじさま……ああっ」
あっと言う間に飲み干したが、顔を離さない。
「こんな美酒は、器についた最後の一滴まで舐め尽くさないとな……べろべろ」
「あうぅぅっ……またオッパイなの……ぉ?」
中年の両手が、横から双乳を支えていた乙女の手に重なる。
強い力で鷲づかみにして、グイッと横に開かせた。
汚らしい恵比寿顔は、舌を這わせながらゆっくり下りだす。
「んんっ……いやぁ……はあああ」
紫がかった不気味な舌は内乳に触れた。
「くぅ……ちょ、ちょっと……んあぁっ」
胸元が前方へせり出す。
先ほどの双乳責めでは、ほとんど触れられなかったのと、達した愉悦が抜けきっていないせいで、かなり敏感になっている。
「いっ……やぁっ……」
腕から力が抜けて手が下がる。
そこへ中年の大きい手が上がり、横から豊胸を鷲づかみにした。
「ん~、御神酒の味と若い娘の肉の味が混ざり合って、いい味が出ている……べろべろべろ」
しっかり固定しつつ、乳肉が凹む強さで何度も長く上下に舌を這わせる。
「ふあああっ……そんなに舐めないでよ……っ……んんんぅ」
汚らしい舌に舐め上げられているのに、乳房は淫らに火照る。
ツバと汗とお酒でヌルつく舌の凸凹を擦りつけられながら、感度が増している乳肉をまさぐられていると、膝からも力が抜けていく。
「んっ……ああ……ちょっとぉ……はああ」
勢いに押され、一歩、また一歩と後じさりさせられる。
「くぅ……はああ……どさくさにまぎれて、どこ、弄ってるのよぉ」
中年の空いている方の手は、開いた身頃の奥に潜って、なにやら悪さしている。
愛撫の類いではないものの、帯より下の大事な部分を触れさせる気はない。
「良太のやつは、こんな風に舐めてはくれないだろ? 余計なことは考えずに、楽しむといい……ねろねろ……ぶじゅぅぅぅ!」
舐め回す合間に、寝殿造りの寝室に響く大音量で、下品な吸引音を起こす。
「ふあああっっ……き、キスマーク……ついちゃうっッ……あぁんん」
おぞましい唇が密着し、白い美肌を内部の肉ごと吸い上げられているのに、睫毛が落ちた瞼の裏で火花が散った。
時間をかけて相手の口中に乳房をもっていかれる性感に、目の前が白くなり、意識がぶつ切りになる。
「はあっ……はあっ……そんなに吸わないでよぉ……はあんん」
帯の周辺をまさぐられるのを気にするどころではなくなった。
恋人の父親に片乳の内側から吸い上げられている乙女は、熱い吐息をせわしなく継ぐ。
「ぷふぅ……声がずいぶんと蕩けてきたな。キスやオッパイでイッたときよりも、抵抗の気持ちが本格的に抜けてきて、甘みの強い嬌声に変わっている」
口元を少し離し、内乳と唾液の糸で繋がりながら上目遣いで見てくる。
「わたしとせがれ。どっちがオッパイを気持ちよく弄ってる?」
「カレは……おじさまみたいに性悪でも下品でもないわ……比べようがないわよ……はふぅ……」
横を向いて唇を尖らせるが、顔は汗をかいて紅潮している。
乱れた前髪は張りつき、丸い撫で肩は忙しく上下していた。
「比べられないのは、ヤラれ足りないからだな。察しが悪くて済まないねぇ」
「そ、そんなこと、少しも言ってないでしょうがっ……ちょ、ちょっとッ」
振袖の下に突っこまれていた手が戻り、逆の乳房の横を掴む。
「反対もヤル気なのっ」
焦る乙女に意地の悪い笑みを返して、おもむろにかぶりつく。
「ふあああっ……いやっ……くぅ、ああぅッ」
豊満な片乳に内側から埋まるまで唇を思い切り押しつける。
「ああぁっ……か、顔、埋めないでよぉッ……んんっ」
「若い娘の大きいオッパイに包まれるのは最高だな。どれ、こちらの味と感触も舌で堪能するとするか」
恋人の父親は、またもや肉が凹む強さで全体を繰り返し舐め上げる。
「うああ……き、汚いぃ……もう……やめてよぉっ……はああん」
別の方を貪られていたときよりも濃い陶酔に包まれ、カラダからますます力が抜ける。
振りほどくどころではない。千鳥足で間隔を置いて、一歩一歩後じさりした。
ほどなく、布団に倒れこんでしまう。
「きゃふんっ……ああ……なんてしつこいのぉ……あぁっ」
中年も合わせて覆い被さり、しつこく内乳を舐め回している。
「あんなに小さかった明菜ちゃんの胸が、こんなに立派なオッパイに成長するなど、感慨深いなぁ……ねろねろねろ……ぢゅるぅぅぅぅッ」
ツバとおぞましい中年舌の感触をなすりつけるだけなすりつけると、またもや強く吸い上げてきた。
「ひぐぅぅぅッ……き、キスマークつくから、はあ、はあ、やめてよぉっ……カレに見られたら、なんて言えばいいのぉ……?」
「あなたのお父さんとセックスした証拠よとでも、言ってくれていいよ」
「で、できるわけないでしょッ……あぅぅッ……このオヤジ……もうほんとに……いやぁ……はあ……はあ」