ネトラガール 大好きなひとより、溺れるセックス

著者: こばやJ

電子版配信日:2022/07/29

電子版定価:880円(税込)

恋人にキスすら許さなかった私が、不良の先輩にされたこと。
怪我させた彼氏のためにお詫びデートで唇を奪われて、
保健室で高ぶった身体を嬲られ、捧げるはずの処女を散らされた。
それでも――何度も絶頂を極めセックスに溺れてしまう私のカラダ。
先輩が暴く――私はいたぶられるほど感じる淫らな女ということを。
こばやJ書き下ろしでフランス書院eブックスNTR、ここに開幕!
(文庫換算210ページ)

目次
プロローグ 真面目な恋人同士を襲った先輩の恐喝
第一話 お詫びデートと称する罠で唇を奪われて
第二話 三人で勉強会、彼氏に気付かれず指イキへ
第三話 彼氏の知らぬ間に保健室で屈辱の処女喪失
第四話 好きなひととの「初体験」は空しくて……
第五話 分からせてやるよ、美穂ちゃんが変態だってこと
第六話 裏切りの屋上エッチ――私、犯されたい!
第七話 『今から、私をメチャクチャにしてください』
最終話 先輩の思うがままに、私を犯してください
エピローグ 破滅

登場人物

美穂 女子学生

本編の一部を立読み

「い、いいですよ……出してしまってもっっ」
「美穂ちゃんならそう言ってくれると思ったぜ」
「なんのために、ここに来たと思ってるんですか」
「メチャクチャにされに来たんだろ?」
「そうですよ。だから、一回出して、またメチャクチャにしてください。今日は、そのつもりで来たんですから」
 もうすぐ、一旦の終わりだと分かったからか、饒舌になる私。まだ今のが終わってすらいないのに次の話をしてしまうのはあまりにもスケベすぎやしないだろうか。それとも先輩の絶倫具合を確信しているのか。
 いや、きっと両方だ。私はスケベだし、先輩は絶倫。私と先輩がこんなにも長く性行していられるのも、きっとそういうことなのだろう。
 だから、もう深く考えないでおこう。何も考えずに、ただただ先輩の精液に呑まれよう。
 きっと、その方が私にとって幸せだ。
「んんんっ、ンァ……ッッ!」
 再び迫りくる雷撃。ピリピリと小さな波が体を撫でていく。先輩の吐息が耳にかかるたびに体が震えてしまう。
「んぉぉ、はぅッッ!?」
 波が大きくなった。首筋を軽く噛まれて、ビクンと体を跳ねさせる。
 あぁ、もうすぐだ。もうすぐクる。保健室、図書室、そして屋上。久志くんに隠れて浴びてしまった波が、またやってくる。
 罪悪感なんてものはもうない。だって、仕方ないじゃない。久志くんとは相性が悪かったのだから。他に相性がいい人がいたんだから。
 大丈夫、久志くんのことは愛している。ずっとずっと大好き。ただただ、体の相性が悪かっただけ。
 だから、これは仕方ないの。許してね、久志くん。
「先輩ッッッッッ!!! 濃いのいっぱいキてッッッッッッッ!!!!」
 懺悔を終えると共に、雷撃を纏った快楽の波が私の心を襲う。言葉はいらない。気持ちよすぎるものに、交わる言葉はない。
 あるとしたら──次の行為のことだろうか。
「今度はハメ撮りでやるけど、いいよな」
 そう言ってデジカメを構える先輩。ご丁寧にカメラの口径を、画面をクルリと回して見せてくれる。
 当然のようにそこには私の姿。黒のレースを纏わせながら、オマ×コの入り口からトロリと濃い精液を流している淫らな私の姿。これが、本当の私。そう思う自分に不思議と違和感がなかった。

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