妹と結ばれ、処女をもらって、肉体を預けた分だけ愛している証だと、
美優は中出しを許してくれた。膣内射精の瞬間にお腹に手を当てて、
ハートマークを作って教えてくれた子宮に、俺は大量の精子を放つ。
孕みたがりの妹への中出しは気持ちいいだけでは済まされない禁忌。
そのはずが、エッチ大好きな理性側の妹が本能を抑え込んでしまい──
最高人気の妹LOVE-WEBラノベ、一線を越える記念巻!
●もくじ
01.雨の日は兄妹のセックスがよく似合う
02.しとしとと雨の降る
03.清楚
04.居場所
05.セックスは愛を注ぐ行為
06.美優と山本さん
07.恋人とのデート
08.お兄ちゃんの精子で孕みたがりな妹と初めての中出しセックス
09.妹とラブホテル
10.妹と過ごす時間
美優 妹
山本さん 女子学生
本編の一部を立読み
「美優の子宮はどのあたりなんだ?」
興味本位で聞いてみただけだった。それが美優にとって、俺に握らせるべきでないキケンな情報だと、俺自身も気づかずに。
「えと……このおへその下のとこ……ちょうど届くときが、いちばん、あたまがふわってなる……」
美優はお腹を触っていた両手の中指でその位置を指し示すように軽く押し込む。偶然にもハートにも似た形が表れた、その先端こそが美優の子宮の入り口だった。
「ならそこに精子を出すから、しばらくマークしといて」
「ふぇ……あっ、ああっ……ん、ぁああっ!!」
俺は徐々にピストンの速度を上げて射精に向けた運動に切り替える。美優が教えてくれた位置にぴったりペニスの先が当たるように、決して強く押しつけず、コツン、コツン、と二人の性器が小鳥の啄みのようなキスをするように腰を前後させる。
「ああっ、んっ、だめっ、あっ……おかひくなっちゃ……ああっんっ、ひゃぁんっううあうっ!!」
快楽の波に体は痙攣し、呼吸が苦しくなって顎が上がってもなお、美優は腹部に置いた手で俺に子宮口の位置を教えてくれていた。どんなに体が苦しくても脳内に分泌される快楽がそれを上回っていて、責め苦から解放されようとすることもなく刺激を求め続けている。
「美優……美優ッ……!!」
美優の膣内は挿入した瞬間に射精してもおかしくないほど気持ちよかったのに、俺は射精せずにコントロールすることができていた。あるいは、美優の本能が俺の精子を欲しながらも、理性側の美優がその本能を押させつけてしまうぐらいに『もっとセックスの快楽を味わっていたい』と意志を持って俺の射精を止めていたのかもしれない。
「あっ、ああっ! おにぃ、ちゃん……っ!!」
だがそれももう限界だった。睾丸から汲み上げられた精液が発射の直前にまで至り、強烈な射精欲が襲ってくる。それは美優から俺への明確な射精の要求だった。
「美優……もう、出すからな……ッ!!」
腰を激しく動かしてペニスに摩擦を与え、脳内で弾けるように射精の信号が発信されてから、子宮口にペニスの先端を押しつける。それが美優とのセックスで何度も繰り返した射精のやり方で、最後に突き出した瞬間に精子が放出されることを、美優の体も覚えていた。
「おにぃ、ちゃ、あんっ……ああぁんうぅあっ……ああっ……!!」
「出るッ、出るぞ……美優──ッ!!」
びゅるるっ、びゅる、びゅくっ──!! 美優がマークしてくれた子宮口にぴったりとペニスをくっつけて射精をすると、大量の精液が尿道を押し広げながら駆け抜け、三日間溜めたそのほとんどをホースの口を噛んだような勢いで美優の子宮に流し込んでいった。
「ぃひゅッがぁああぁっ────!!」