俺の妹が最高のオカズだった

~妹と同級生と過ごす最後の夏休み~

著者: 風見源一郎

電子版配信日:2023/04/28

電子版定価:880円(税込)

俺に中出しをされてから美優の性欲が無表情の奥で爆発している。
一年生の頃の体操服をノーブラで着てくれるようにすらなった妹は、
言い訳や恨み節を口にしながらも俺の性処理には協力的だった。
その一方で山本さんとの恋も燃え上がって──しかし、最後の時間、
遊園地の花火とともに俺と山本さんにかけられていた魔法は解けた。
大人気長編妹小説、ダブルヒロインへの濃厚膣内射精で大団円!?

目次

01.美優(一年生)の体操服

02.コップ一杯の人の尊厳

03.理想の彼女とHな妹

04.使われたい美少女、二人

05.魔法

06.他人の彼氏

07.どうしようもないブラコンの妹と、イチャラブセックスを見せつけられて泣かされた親友と、最後には3Pが始まる話

08.生意気な美少女は孕ませる

09.私がこれからどんな人とエッチをしても、一生忘れられなくなるぐらいの気持ちいい中出しをして

10.正妻

本編の一部を立読み


「そんなに妹に射精させたい?」
 美優は『策ならある』といった表情だった。
「ものすごく妹に射精させたい」
「しょうがないなぁお兄ちゃんは」
 美優は俺の頬に両手で触れると、口の中を覗き込むように顔を近づけてきた。
「我慢しちゃダメだよ」
 そこからの美優は凄まじかった。美優は俺の唇を舌でこじ開けると、ただひたすらにキスだけに専念して口内を蹂躙してきた。美優の舌はもはや別の生き物のようにのたうって、舌先や口蓋などの敏感な部分を絶妙なタイミングでくすぐってくる。
 何よりその勢いが、これまで溜め込んだ愛を一気に送り込んでいるようで。美優の甘い唾液が舌に絡むたびに、俺のペニスはビクンと震えていた。
(ヤバいっ……こんな、どうしよう……妹にキスイキさせられる……)
 本来なら男女逆の立場で行われるべきその行為は、妹から兄への有り余る愛を以って着実に終わりの時を迎えようとしていた。
「んっ……はぁ……あっ……み、ゆっ……んんんっ……!!」
 物理的にペニスを刺激されているわけではない。だからこそ、我慢のしようがなかった。脳の射精を命じるための神経を直に責められているみたいに、俺は美優に口内をひと舐めされるごとに射精をした。
「あっ……ああっ……っ、あっ……!!」
 射精が始まると、今度は止め方がわからなかった。美優からのキスが終わるまで、俺は涙を流しながら、何度もイかされた。妹のキスだけで何発も射精させられてしまったのだ。
「はぁ、はぁ……うっ……あぁ……」
 パンツの中はもう精液の感触すらわからなくなっていて、ただそこにはお湯を溢したような温かさがあるだけだった。
「ん? 出た?」
「で……出た……」
 美優はキスすることに夢中になっていて、自分が兄を射精させまくったことには気づいていなかったらしい。
「えへへ。じゃあ、精液の処理は、今日はできないので。パンツは自分で洗ってね」
 美優はそう言うと、上機嫌に階段を登って部屋へ戻っていった。外出するのを諦めようかと思うほどコッテリと絞られた。
「シャワーを浴びるか……」
 俺は美優が外出の支度をしている間に、精液まみれのパンツを手洗いして、体をキレイに洗い流した。おかげで色々とサッパリした。太陽光を浴びながらする着替えが心地いい。爽やかな朝だ。
(しかし、なんだな)
 あんなラブラブなやり取りをしても、俺たちは恋人というよりも兄妹だった。でも、それが悪いことには思えなくて、この関係性が一番しっくりきている。実際、今この瞬間が何より幸せだ。文句などつけられようはずもない。
(なのに、どうしても、あの違和感だけはな)
 山本さんとのデートで根づいたその疑問だけは、俺の頭の片隅にずっとへばりついていた。こだわりなんてないはずの彼女感。それが美優と一緒にいるときに得られないことをどうしても気にしてしまう。
 やはり気晴らしが必要そうだな。と、改めて外出への決意を固めたところで、美優も支度が終わったようだった。例によって遥に合わせたロリータ風コーデに身を包んだ美優が玄関にまで下りてくる。胸部が大きめに開いたワンピースから見える、ブラウスの膨らみがとてもエロかった。
「どうかした?」
 玄関の全身鏡で最後の身だしなみ確認をしている美優が、小指で眉毛の端を撫でながら尋ねてくる。ブラウスに大きいおっぱいを封じ込めているので、服のシワの付き方やスカートの浮き具合にも気を配っているようだ。
「なんというか。美優が妹で心から良かったな、と」
 俺はこんなに可愛い妹と、この間はラブホテルでイチャイチャして、中出しにまで及んでいた。ラブホテルで妹に「お兄ちゃん」と呼ばれる喜びは短いものではあったが、兄妹でラブホテルに行った事実はいつまでも俺の人生に残り続ける。それをこれからも妹の日常姿を見て思い出すのだ。
「お兄ちゃん」
 美優が身だしなみ確認を終えて俺の方を向いている。
 またしても不埒な思考が読まれてしまっただろうか。
「私もお兄ちゃんの妹でよかったと思ってるよ」
 美優は手を口元にさりげない笑顔まで添えて、こんな兄に寛大な言葉をかけてくれた。不意のことにときめいた感情に、俺は放心して。
 心の底からこの妹に惚れさせられていることを思い知ったのだった。

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