本販売日:2005/11/23
電子版配信日:2007/10/26
本定価:597円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1392-4
股間に食いこむ白いショーツから妖しく覗く黒い恥毛。
むちむちと揺れる尻肉、28歳の女体には危険な香りが……
どうして、姉さんはあの男のものなんだ。
俺だって、吸いついて、舐めまわして、味わいたい!
キッチンに立つ後ろ姿だけで、信也の肉棒はいきり勃つ。
弟が【禁忌】にめざめ、人妻姉が【相姦】に狂う瞬間。
ななこ(28歳)人妻
本編の一部を立読み
顔の真上、触れんばかりのところに、パックリと割り開かれた姉の女陰。その艶やかな女の肉唇に、信也は目を見開き、鼻をひくつかせ、口中に生唾を溢れさせる。これが、さっき自分のものを迎え入れ、締めつけ、精を搾りとったものかと思えば、愛おしさはなおさらだった。
「舐めたかったんでしょう。お舐めなさい。好きなだけ、しゃぶりなさい」
菜々子のそこは、熱く疼き、ねっとりと濡れて、煽情的な匂いを放っていた。
「うん!」
信也は大口を開けて、姉の股間にがっぷりと食らいついていく。
「アッ、ハァーンッ……」
乱暴な、がむしゃらなばかりの口淫を受けて、菜々子はうれしさに、腰を躍らせ、背を弓反らせて、嗚咽をもらす。
ほら、おまえだって、オマ×コが大好きで、おいしいって思っているくせに!……
菜々子は一矢報いたような満足感を覚えつつ、改めて信也の勃起に食らいついていく。
「アッ、アアーッ……」
姉と弟が、上と下になって、互いの性器を激しく貪り合う。
「アーウッ、信也……」
強迫され、無理強いされて仕方なくはじめたことなのに、自分のほうから挑発して、さらなる淫行をうながしている。いつの間にか夢中になってしまったのだ。そんな自分に戸惑いつつも、哀しさを忘れて、色情に淫し、快感に溺れていく。
「姉さん、おいしい! 本当においしいよ!」
初めて口にできた女肉、その感激はひとしお、その味たるや格別だった。頭を尻肉の間にがっちりと挟みつけられながら、信也は両腕で姉の腰にしっかりとしがみついて、本当に食べてしまいたい、口いっぱいに頬張った姉の女陰を、そんな勢いでしゃぶりたて、咀嚼する。
「アアッ、ハァーンッ、もっと、アアーッ、もっと強く!」
菜々子もまた、ためらいを忘れて、信也の顔に股間を擦りつけ、吸われるがままに、信也の口のなかに肉汁を溢れさせる。信也の口にさらなる頑張りをうながせば、自然、自分の口淫にも力が入る。まるで互いに淫らを競い合うかのような、こんな激しい貪り合いは、菜々子にしても、初めての経験だった。
「アーッ、出る! 出ちゃう!」
口のピストンに手のしごきまでかけられては、若い勃起はひとたまりもなかった。信也は全身をのけ反らせ、一気に絶頂に達してしまう。姉の口いっぱいに煮汁を噴きこぼす。
「アーッ、ねえさァーンッ!」
腰を突きあげて、噴きあげつづけながら、信也は姉の股間にがっぷりと食らいついて、あらん限りの力で搾りたてる。
「アウッ、アウウウッ……」
信也のものを頬張ったまま、絶頂の嗚咽は出口をふさがれ、口のなかでもぐもぐするばかり。むせかえりそうになって、あわてて口を引きあげれば、噴液が容赦なく顔中に浴びせられる。