……ぼく、先生の秘密握って自由にしたいんです
……もっと腰を出して大きく脚を開いてください
……一度じっくり見てみたかったんです、先生の××
……どうしたんです、麻衣子先生、濡れてますよ!
放課後の理科室、白いスキャンティをずらす女教師。
秘唇は教え子が一線を越えるのを待っていた……
まいこ(25歳)女教師
本編の一部を立読み
十五分たち、二十分たつと、授業が開始される前の身のすくむような屈辱感が薄らぎ、教師としてのプライドも取り戻した。パンティを着けずに教壇に立つことも、ましてや膣の中に生きたスナダコを埋めこんで授業をしているという異常な事態も、ちょっとしたエロチックな密かな軽い刺激として楽しむことさえできるようになっていた。
しかし、これは危険なスリルのある楽しみであり、確かに、マゾヒストが覚えるような高揚した刺激でもあった。無理やりにやらされているんだ。そう思うと麻衣子の眼はいやがうえにも準備室にいる周平へ走った。
周平は椅子に腰かけて脚を組み、悠然と麻衣子を見つめていた。麻衣子は周平が、今の自分の肉体の秘密を知っているのだと思うと、羞じらいとともに、不思議と胸が熱くなるのを感じた。
やはりわたしにはマゾ的な資質があるのかしら? しかし、もしも自分の中にそんな要素があったとしても、それを決して彼に悟らせてはならない!
麻衣子はそう心に言い聞かせ、腕時計に眼を移した。
あと十五分。十五分を平然といつも通りに抗議してゆけば、何もかも元通りにおさめる。 しかし、麻衣子の筋書きを打ち崩したのは、おとなしく授業を受けている生徒たちでも、周平でもなかった。それはもう、四十分近くも窮屈なところに閉じこめられている哀れなスナダコだったのだ。
今まで眠っていたようにおとなしかったタコがにわかに動きはじめた。タコは吸盤のついた八本の脚を、窮屈そうにもぞもぞと動かしだした。体の向きを変えて外に逃げだそうとでもしているのか、ねっとりと濡れた膣壁に脚をひろげて押し開こうとしている。
麻衣子は瞬間的に、このまま自分が平常通りの授業をしてゆく困難さを感じ、持ってきたプリントをみんなに配るようにと、目の前の生徒に慌てて手渡した。
「あと残りの十五分は自習してもらいます。それぞれ、配られたプリントを読んで自習しなさい。それで何か質問のある人はあとですること。いいわね」
生徒たちは少し不満そうな声を口々にもらしながらも、やがてみんなそれに従い、下を向いて黙々とプリントを読みはじめた。
教室は静まり、麻衣子を見つめているのは準備室の周平だけになった。麻衣子は椅子に腰かけたまま、脚の付け根をぴったりと合わせるように強く閉じて、下半身の括約筋を引き締めた。しかしタコは、そうされればされるほど喘ぎ、焦り、膣壁に脚を突っぱらせては、くねくねと柔軟な身をよじらせた。
小さなイボだらけの胴の先端が、膣の一番奥深くで子宮に密着していた。タコが身をよじると、胴の先端のイボが麻衣子の子宮をズルリとこすりつけた。今にもせつない喘ぎがもれそうになるほどの、驚くような快感が麻衣子の背筋を駆けあがった。タコは柔軟な体を縦横無人にくねらせ、膣襞をくすぐり、やわらかな膣壁に吸盤を吸いつかせた。
麻衣子は眉をひそめ、唇を噛みしめて恐るべき快感と戦った。それは、かつて一度も味わったことのない快感だった。子宮が痺れ、膣の中が熱くとろけてゆくような刺激だった。なおも麻衣子は下半身の括約筋を引き締めた、しかしそうして膣内が狭まれば狭まるほど、タコはいっそう膣襞に吸盤を働かせ、子宮をぐりぐりとイボだらけの胴でもってこすりつける。
じっとしていることは不可能だった。麻衣子の手は髪を掻きあげ、頬を撫で、乳房を押した。
ああ、もう駄目! 声が出てしまいそう。甘い声が、甘いとびきり淫らな声が出てしまいそう! 授業中! 授業中! 授業中よ!……
麻衣子は血の滲むほど指を強く噛み、下半身の痺れをその痛みに置き換えようと試みた。