本販売日:2023/06/23
電子版配信日:2023/07/07
本定価:825円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-4668-7
「やめて、ナカだけは……妊娠でもしたら、だめっ」
恐怖の表情に震える由衣の子宮に注がれていく精液。
母娘で営む弓道場を守るため、差し出された20歳の純潔。
袴を剥ぎ取られ、神聖な道場で受ける種付け調教。
理性に反して、敗北の味とともに女体を貫く愉悦。
更なる標的は美母・涼子──気高き貞節を狙う悪魔の矢!
第一章 由衣 道場を守るために我が身を
第二章 涼子 亡き夫の記憶を塗り替える絶頂
第三章 牝母 遺影の前で危険日中出し
第四章 七菜 美少女門下生も逃げられない
第五章 蹂躙 二穴調教──孕ませと肛虐
第六章 絶望 神聖な弓道場が地獄に
第七章 崩壊 薄皮一枚の矜持を奪われる日
エピローグ
本編の一部を立読み
「見ろよ。これが、お前の最初のオトコだ」
「ひっ!」
禍々しい男性器を誇示するように突きつけられ、由衣は恐怖にガタガタと奥歯を鳴らした。
ネットで調べ物をするくらいは、もちろんあまり機械に強くない由衣でも使っているが、エロコンテンツを自分から検索したりするわけもなく、無修正サイトなど存在すら知らない。
だから、男性器のフォルムを見たのは初めてで……その怪異な容貌に、生娘の本能的な恐怖で頭の中が真っ白になってしまう。
ガタガタと震える由衣を小気味よさそうに見下ろした猿渡は、情け容赦の欠片も見せずにペニスの長大なシャフトを握ると、先端を由衣の未通の入り口に押しつけた。
「やっ……やめ……おねが……」
あまりの恐怖に言葉にならない哀願を繰り返す由衣。だが、獲物のそんな様にも嗜虐心をそそられた猿渡は、ニヤニヤと笑いながら狭い膣口を先端でこじ開けるようにしながら奥へ向かって突き入れる。
「がっ……あぁぁぁっ!」
つい先ほどまで、生理の血とオリモノしか通ったことのない隘路が、暴力的に割り開かれていく。
目を見開いた由衣は、だがその視界になにも映してはいなかった。
反対に、猿渡は瞬きすることすら忘れ、屠られる由衣の姿をまぶたに焼き付ける。
かつて全校生徒が、そして今も昔も全国の弓道ファンが熱い視線を送る仲川由衣の身体に、決して消せない痕跡を刻みつける瞬間を目の前にして、一瞬たりとも眼を逸らすようなもったいないことができるはずもない。
そして、ブツッとなにかが千切れるような音が由衣の体内で響いた。
(あぁぁ……私……穢された……)
現実を突きつけられ、由衣はどす黒い諦観に飲みこまれたように脱力し、ドサリとベッドに身体を投げ出した。
未踏の隘路がボーリングされるようにまだ内側から拡げられている。
その激痛で額には汗が浮き、開けた上衣も肌に貼り付くように湿っている。
「くっくっく……あっはっは」
反対に、高嶺の花として咲き誇っていた美女の純潔を奪ったことに、猿渡は呵々大笑する。
だが、何人もの女の肉体を貪り、人生を暗転させてきた男はすぐに冷静さを取り戻した。
そして、奥まで由衣のナカを侵略し尽くすと、初物の締め付けを堪能するように動きを止める。
五分、十分とそのままでいると、さすがに初めてでも由衣の身体は本来の機能を思い出したのか、むちゃくちゃな締め付けから、咥えこんだモノを適切に刺激する動きへと変化しはじめる。
「そろそろだな」
「うっ……痛っ……」
まだ破れた膜の残骸に刻まれた傷口がこすれて痛むのか。
痛みに由衣が顔を歪めても、猿渡は冷酷に見下ろしたままだ。
ゆったりとした腰遣いで、ロストヴァージンしたばかりの穴に、しっかりと路をつけていく。
「ひぐっ……うぅぅ……」
由衣は、これ以上弱みを見せたくないと、必死に声を押し殺して泣いた。
その泣き声を、喘ぎ啼く声にできるだけ早く変えたいと企む猿渡は、おもむろに手を伸ばすと、自身の腰遣いによってたゆんたゆんと揺れる豊乳にそっと触れる。
柔らかく、マシュマロのように溶けてしまいそうな乳房に、最初は優しく、徐々に強い刺激を加えていく。
媚薬入りローションを塗りたくられた柔肌は、由衣の意に反して快楽漬けにされたことを思い出す。
ウブな肢体が、上半身は薬の助けを借りた悦楽で、下半身は痛みによって塗り分けられていった。