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美少女とパコパコ三昧するだけで生きていける素晴らしき貞操逆転世界

【銀髪ボクっ娘との爛れた恋愛事情】

著者: 羞恥好き

電子版配信日:2023/09/22

電子版定価:880円(税込)

「下から奥に突きあげるの、女の子にしちゃだめなやつですっ」
【男女比1:1000】の世界で俺はついに恋人を見つけた!
銀髪ボクっ娘で小柄な美少女、葉山葵さんと騎乗位でラブラブエッチ!
でも、葵さんは友達の鳳陽菜乃さんとの公認浮気セックスも、
お姉さん女医の長谷川智さんを目の前でイカせまくるのも許してくれる!
今日もパコパコ&中出しし放題、ノクターンNo1夢の異世界転生!

目次

一章 銀髪ボクっ娘との恋愛

二章 葵さんの友達と公認浮気セックス

三章 筆おろしお姉さんと公開セックス

登場人物

あおい

ひなの

とも

本編の一部を立読み

一章 銀髪ボクっ娘との恋愛

 一週間前――俺が童貞を卒業した翌朝に、駅前で出会った妖精のように美しい銀髪の少女。青天を映したような淡く青みがかった銀髪は太陽の光を反射してきらきらと輝いていて、職人の作る精巧な人形すらも玩具に見えてしまうほどの美貌に男の俺だけでなく、街を歩く女性たちも思わず振り返っていた。
 ただでさえ美人美少女揃いのこの世界でもずば抜けた美しさに、俺はときめいて人生で初めてナンパした。
 結果はまぁ、生理だからと断られてしまったけど……代わりに排卵日と連絡先と住所と家までの地図が書かれたノートの切れ端を渡された。そして今日、その排卵日――あの銀髪の美少女との約束の日だ。
 俺は昨日、この世界に来てから初めて――セックスをしなかった。
 ホテルに泊まってて、外に出るのがなんとなく面倒くさかったからというのもあるけど、それ以上に今日という日のために一日溜めていたのだ。既にこれからするセックスへの期待だけで俺のズボンはテントを張っており、いざ本番を前にした時うっかり暴発してしまわないか少し心配なくらいである。
 ……オナニーくらいしておけば良かっただろうか?
 緊張と少しの不安でドキドキしながら、俺は地図の案内に従って道を歩いて行く。
「……ここ、だよな?」
 初めてナンパした駅前から徒歩二十五分ほどの距離にある、やたらと高い建造物。首を垂直に曲げないと最上階が見えず、何階建てか数えていたら首を痛めそうだ。
 俺は地図に書かれた★マークと、ちょっと丸みのある「私の家」の文字を見る。
 両隣にあるセブンイ○ブンも、向かいにあるロー○ンも地図通り。何なら50m先くらいにファ○マもある。絶対こんな近くにいくつも要らないはずのコンビニが密集してる場所なんてそう多くはないだろうし、★の場所は確かにこのやたらと高い建物を指していた。
 特に部屋番号とかも書かれていない。……道を、間違えたか? いや、コンビニの位置は合ってる。
 となると――嘘の地図を渡された?
 いやでもコンビニの位置は合ってるし……。も、もしかして体よくフラれたとか? ナンパした時は色々なんかイケそうな雰囲気醸し出されていたけど、男というだけで優遇されるこの世界じゃ、あれくらいは社交辞令みたいなもので、実際は普通にフラれてたとか?
 い、いやだって、こんな大きな建物に住んでるなら、この辺で一番高いビルだから解るはず、とか、部屋番号とか書かれてるはずだと思うけど……。
 とはいえ、まだフラれたことは確定していない。
 あの日――俺が人生で初めてナンパした銀髪の美少女は簡単に諦めるにはあまりに惜しい。
 俺はワンチャンに縋って、メモに書かれた連絡先に電話をかける。
 思えばこの男女比1:1000の世界に来てから俺は、女性にちやほやされ続けていた。可愛い女の子を欲望の赴くままに押し倒しても拒絶されないし、膣内射精してもむしろ感謝される。男にとってあまりに都合が良すぎる世界。
 だからこそ忘れていたのだ。普通にフラれる、という当たり前を。セックスは望んだからといって必ずできるような行為ではないという常識を。
 電話が発信される音が鳴る度にドキドキと鼓動が高まっていく。
 出てくれるんじゃないかという期待と、出てこないんじゃないかという不安。或いは出たとしても「何勘違いしてるんですかー?」と煽られるんじゃないか。
 考えれば考えるほど悪い方向に想像が及んでいく。その十秒にも満たないはずの時間は俺にとって何時間とも思えるほど長く感じた。発信の音が途切れ、誰かが出る。
「あの、もしもし……?」
『はい、どちら様……って男の人の声? もっ、もしかして駅前で声かけてくれた人ですか?』
 駅前で声を掛ける。元の世界であれば、彼女ほどの美少女――スカウトやナンパに声を掛けるなんて日常茶飯事なんだろうけど、少なくとも俺はこの世界に来てから街を歩く男を見たことがない。つまり、俺の可能性が高い。
「は、はい。その。めっちゃ大きな建物の下まで来たのは良いんですけど、入り方とか解らなくって」
『ボクの家の下ですよね? 来てくれないんじゃないかって思ってました』
「まさか。俺から声を掛けておいて、行かないなんてことはないですよ」
『そうですか。来てくれて嬉しいです。じゃ、今から降りますね』
 俺はドキドキと緊張しているというのに、電話の向こうの彼女は落ち着いている様子だった。やっぱりあれくらい綺麗だと、男が少ないこの世界でも男慣れしてたりするのだろうか? まあ別に、それはそれで良いけど。家に上がって小さな子供とか居たら少し――いや、かなり戸惑うかもしれない。
 別の意味でもドキドキしながら待っていると、透明な自動ドアの向こうから小走りでこちらに向かってくる美少女の姿が見えた。
 彼女が外に出た瞬間、少し青みがかった銀髪が太陽に照らされキラキラと光る。
 真夏の雲のような真っ白い肌と、空のように青い瞳、淡いピンクの薄い唇は小さく開き、小走りで降りて来たからかはぁっはぁっ、と小さく吐息を漏らしている。
 十日ぶりにみた少女の顔立ちは俺の記憶よりもずっと整っていた。
 この世界に迷い込んでから俺はかなりの美女美少女たちと関わってきたと思うけど、目の前の彼女の美貌はずば抜けていて、俺は呼吸を忘れそうになった。
「よく来てくれました。外はまだ暑いですし、とりあえず上がってください」
「あ、はい。ど、どうも」
 少し乱れていた呼吸をあっという間に整えて自動ドアの方を指差す。
 少女の白い額には雫のような汗が一滴だけ浮かんでいて、前髪も少し乱れている。精巧な人形のように整っているのに、決して不気味さとか怖さなどはなく、柔らかく楽しそうな笑みを浮かべる彼女にはむしろ愛嬌があった。
 美の化身と言うより、可愛いの妖精って感じだ。
 俺は彼女の後をついて行って、それからエレベーターに乗った。21階のボタンを押す。このマンションは25階建てだった。かなり高層階だ。お金持ちだったりするのだろうか? こんな絶世の美貌も持ち合わせておいて。
 少し前の俺なら神様に愛されすぎた美少女を前に嫉妬に狂っていただろうけど、今は「これからこんな美少女とエッチできるかもしれないのか」と下心いっぱいのワクワクしかない。いくら見続けていても飽きない美少女をマジマジと見ていると、話しかけて来た。
「あ、そう言えば自己紹介ってしてましたっけ? ボク、お兄さんの名前知らないので済ませてたら申し訳ないですけど」
「た、多分してないと思います。宮永雄輝です。よろしくお願いします」
「よろしくお願いします。ボクは葉山葵。友達からはわさびって呼ばれてますね」
「なんでわさび?」
「わさびって山に葵って書くじゃないですか? だからです。ま、でも乙女心的には雄輝さんには是非とも下の名前で葵って呼んで欲しいですけどね」
「じゃあ葵さんって呼びますね」
「やったぁ。あの、もう一回呼んで貰って良いですか?」
「あ、はい。じゃあ、その……葵さん」
「えへへ。ありがとうございます。何だか照れますね」
 そう言って葵さんは真っ白い頬を桃色に染めながら緩めた頬をポリポリと掻いた。その一挙手一投足の全てが可愛い。正直、リクエストされて下の名前を呼ぶのは何だか結構照れくさかったけど、この笑顔を見れるなら多少の気恥ずかしさくらい安いものだ。
「じゃあお返しに俺のことも名前で呼んでくださいよ」
「え、え~。それ需要あるんですかぁ?」
「あるある。葵さんみたいな美少女に名前を呼ばれて嬉しくない人なんていないですよ」
「またまた、そんなに褒められると押し倒しちゃいますよ?」
「別に、葵さんにならいつでもウェルカムですけど」
 むしろ、ソレ目的で来たまである。強いて言えば俺は押し倒されるより押し倒す方が好きだけど、まあ正直、セックスできるならどっちでも良い。そんな俺の欲望に正直な切り返しが少し予想外だったのか、葵さんは顔を少し赤くしながら目をキョロキョロさせていた。
「じゃ、じゃあその……」
 チーン。葵さんが何かを言いかけたタイミングでエレベーターのドアが開く。21階に着いたようだ。
「その、何ですか?」
「い、いや……。まあとりあえず家に上がってください。ボクの家、クーラーが効いてて涼しいので」
 俺はクーラーが効いている部屋よりも今葵さんが言いかけたことの方が気になったけど、まあ別に焦ることはない。冗談交じりとはいえ押し倒しちゃいますよ? なんて魅惑的なお誘いをしてくるあたり、葵さん側にもその気はありそうだし、ヤレる雰囲気が醸し出されている。昨日一日、ホテルでオナニーもせず引き籠って溜めた精液を早く射精したいと俺のペニスがズボンの中で大きくなっている。
「どうぞ」
 葵さんがオートロックを瞳の認証で開錠するという地味にハイテクなアレをしてからドアを開ける。
「お、お邪魔します」
 ……格好良いなその鍵。なんか未だにサンダルとシャツとジャージのズボンという慧さんとどっこいどっこいみたいな俺の格好が場違いに思えて来た。お金はちょこちょこ貰ってるし今度買いに行こう。今度行こうは一生行かないみたいな話はあるけど、もうすぐ秋が来るし肌寒くなる前には服が欲しい。
 ソワソワと浮つく気持ちを考えを脱線させることで抑えようとするけどやはり、女の子の部屋に上がるという行為には全然慣れない。葵さんの部屋は女の子特有の甘酸っぱい匂いに混じって、ミントのような爽やかな香りがしていた。
「ミントの消臭剤ですか?」
「いえ、エアコンにミントオイル塗ってるんです。ミントの匂いは虫よけにもなるんで」
「へぇ」
 俺は外で寝ることも多いし、雨の日に起きたらパーカーの中に虫がいっぱい入ってた、みたいな経験を三回ほどしたら特に刺されて腫れたとかもなかったし、なんか慣れて虫もそんなに怖くなくなったけど。意外な生活の知恵に、素直に感心はする。
 俺は少し浮ついた気持ちになりながら、葵さんの部屋を見回す。
 意外にもぬいぐるみとかファンシーなクッションとかはなくて、茶色い枠に真っ白いシーツが敷かれた少し大きめのベッドと同じく真っ白い枕、そして勉強机と本棚には資料や難しそうな本がこれでもかというほど詰まっていた。受験生とかなんだろうか?
 葵さんは部屋を見渡す俺に何も言わず、座ったりお茶を用意したりとかすることもなく、ただその場で突っ立って往生している。俺もどこに座れば良いのか解らず少し戸惑う。
 でも、俺は今自分が何をしたいのかはよく理解していた。
 俺は今すぐ葵さんが来ている服を剥がし、ベッドに押し倒して、その細く白くしなやかな肢体を思う存分貪り尽くしたい。心臓がドキドキとうるさくなり、俺のイチモツも早くしたいと急かすように勃起している。俺はただ立っている葵さんの手をそっと掴み、そのまま俺の方へ引き寄せた。
 抱きしめてみると、葵さんの肌は吸い付くようにもっちりとしているのにすべすべとしていて、少しひんやりとしている。さっき、手を引いた時羽のように軽いと思ったその身体は密着してみるとやはり生き物として当然の重さがあって、びっくりするほど細くて小さいのに確かな存在感と火照るような体温を感じられた。
 俺の胸板に顔が埋められるように抱きしめられた葵さんが、処女雪のように真っ白だった頬は赤く照れていて、夏の空のような蒼い瞳は不安そうに揺れている。重ね合わせた肌をびりびりと撫でるような激しい心音は俺のものなのか彼女のものなのか。
「あ、あの、抱きしめられてるんですけど……」
「抱きしめてますからね」
「な、なんかドキドキしますね」
 葵さんは照れ隠しをするようにヘラっと笑う。どこか飄々としているようなことを口に出す葵さんだけど、これだけ密着していれば、それが取り繕っているだけの余裕だと伝わってくる。淡いピンクの薄い唇はキュッと噛み締めるように結ばれていて、その細く小さな身体はどんどん熱く火照っていくのに震えている。葵さんの緊張が俺にも伝達してくるようだった。酸素が薄くなったように、呼吸が上手くできない。
 俺は葵さんの頭に手を置いて、透き通るような綺麗な銀髪を手櫛で梳くように腰をなぞり、髪の先端を抜けた手でミニ丈のスカートの上から尻を撫でた。それだけで葵さんの身体がビクッと跳ねる。スカートの上から少し触れただけなのに、葵さんのお尻は小ぶりで凄く綺麗なんだろうと想像できる。
 俺のズボンからイチモツがはみ出るんじゃないかってくらい大きくなっていたテントに、葵さんはポンと小さな手を乗せた。
「さ、触って良いですか? もう触ってますけど」
「どうせなら直接触って欲しいですけど、脱いでも良いですか?」
「良いですけど……むしろ良いんですか? ぼ、ボクも一人の女の子ですし、そんな、男の人の象徴なんて見せられたらいよいよ歯止めが効かなくなりますよ?」
「歯止めが効かなくなったらどうなるんですか?」
 俺は腰を折り、挑発するように葵さんの耳元で囁いた。少し尖った耳はかじかんでるように真っ赤だ。
「雄輝さんを押し倒して、犯しちゃうかもしれません」
 葵さんは震える声で答える。が、葵さんほどの美少女に犯して貰えるなら大歓迎。ズボンを脱いで歯止めが効かなくなっても得るものしかないと悟った俺は、躊躇なくパンツごと脱ぎ、ギンギンに勃起したチ×ポを葵さんに差し出した。葵さんは咄嗟に目を隠し、それから指の隙間を開けて食い入るように俺のペニスを凝視してきた。
「こっ、こんないきなり。躊躇なく出しましたね。しゅ、羞恥心とかないんですか?」
「葵さんの可愛い反応が見れたので、恥ずかしいより嬉しいの方が圧倒的に大きいですね。触ってくれますか?」
「うぅっ、さわ……触って良いんですか?」
 葵さんは目を隠していた手をおずおずと伸ばし、パンパンに膨れ上がってる俺の亀頭に恐る恐るといった様子で指先でちょこんと触れた。
「熱くて、ペタペタしてます。あ、あと、ズボンの上から触った時も思ってたんですけど、凄く大きいですよね。ボクの手の平くらいある……」
 葵さんは手の平を俺の竿の上に乗っけて大きさを測り、それから白い服の上から下腹部に添えた。
「挿入りますかね?」
「試してみますか?」
「え? いや……いやいやいや。そ、その……意味、解って言ってますか?」
「解って言ってますよ。むしろ、解ってないのは葵さんの方です。俺は葵さんの魅力に興奮していて、たまらなくセックスしたいと思ってるんですよ?」
 俺は着ているシャツも脱ぎ捨てて全裸になり、葵さんの両肩に手をのせてがっちりと掴んだ。
「えっ、あっ、あうぅ……」
 俺は全裸で、葵さんは服を着ている。だというのに恥ずかしがっているのは葵さんの方だった。
 俺は葵さんの着ている服を見る。
 自意識過剰かもしれないけど、今日、俺が来るかもしれなかったから少し気合を入れた格好だったりするのだろうか? 或いは普通に葵さんがハイセンスなだけなのか。
 半袖の白のブラウスと、裾に白いレースがあしらわれた藍色のミニスカート。それと膝上まである黒のハイソックス。制服のようだけど制服じゃなさそうで、凄くオシャレに見える。
 葵さんほどの美少女なら何着ても似合いそうだけど、清廉そうなその格好はかなり俺好みだった。
 だから脱がすのは少し惜しいような気もする。だけど、それ以上にその服の中身が見たくて見たくてしょうがなかった。そのブラウスの下にはどんなブラを着けているのか。スカートを捲り上げた時、どんなショーツが見えるのか。下着を取った時、見える乳首の色は? 形は? 大きさは? ……現実離れした、妖精のような美貌を持つ葵さんの一切飾らない、一糸まとわぬありのままの姿がどんなものなのか、見たい。
 俺は緊張で少し震える手で、ブラウスの一番上のボタンを外すと白い首筋と喉の下の鎖骨が頭を覗かせる。それから二つ目のボタンを外す。プチッと。鎖骨の窪みが見えたあたりで、葵さんはキュッと俺の手に重ねるように三つ目のボタンを外した。
 葵さんは何も言わず、少し揺れる瞳で自分ですると訴えかけて来た。
 俺の震える指じゃ上手く脱がせないだろうし、自分で脱いでくれるのは助かる。俺は後ろのベッドに腰を落とし、葵さんのストリップをマジマジと眺めることにした。
 葵さんは少し恥ずかしそうに俺から背を向け、ブラウスではなく黒い靴下を脱ぐ。
 ゆっくりと露出していくほっそりとした太ももは、靴下のゴムの締め付けで薄いピンクの痕がついている。それがゆっくりと処女雪のような白に染まっていく。
 細くてしなやかで長い、凄く綺麗な脚をしている。葵さんは服を脱ぐのに躊躇いがあるのか、焦らすようにゆっくりと脱いだ靴下を綺麗に畳んで勉強用の椅子を引き出して、その上に置いた。
 それからブラウスを脱ぐ。これまた焦らすようにゆっくりと。恥ずかしがっているのか? ……いや、こういうのはさっと脱いだ方が却って恥ずかしくない。だが、そのゆっくりとした焦らすような脱衣に俺の期待は高まっていく。
 本物のストリップショーのようだ。……或いは葵さんはこうした方が男が興奮すると解っていて敢えてやっているのだろうか? 俺のために。
 葵さんはようやく全てのブラウスのボタンを外し終え、するりと手首まで袖を落とすように脱ぐ。丸みを帯びた白い肩に食い込む、水色のブラジャーの紐。葵さんは小さな手を背中に回して、ホックを外す。その動作で肩甲骨とその周りの筋肉が動いているのが長い銀髪の隙間からチラチラと見えるのが妙にエロく感じてしまう。
 外れたホックからプチンッという小気味いい音と共に肩紐が緩んで二の腕のあたりまで落ちる。それからブラジャーを外して、白いシャツと一緒に雑に丸めるように畳んで椅子の上に置いた。
 葵さんはスカートのファスナーを降ろし、ふぁさッと膝まで降ろしてから脚を抜く。ショーツもブラジャーと同じく淡い水色。小ぶりで形の良いお尻にぴっちりと食い込んでいる。
 ショーツを降ろし、とうとう全裸になる。美少女が一糸まとわぬ姿になったことに、心が躍る。とはいえまだ、見えるのは長い銀髪に隠されている細くてラインが綺麗な背中と、くびれているしなやかな腰のセクシーなボディライン。それから形のいい小ぶりなお尻だけ。
 葵さんは脱いだスカートとショーツを椅子の上に乗せ、それから背中を隠していた長い銀髪を掻き分ける。少し離れた距離からでもわかる。凄く綺麗な背中だ。あれを指先でなぞったら、どんな反応をするのだろうか。葵さんは焦らすように長々と服を脱いでいたのに、俺の勃起は全然収まる気配がない。
 葵さんが遂に前を向き、背筋を伸ばしながら堂々と俺が座っているベッドまで歩いてくる。葵さんの乳首は長い銀髪によって隠され、股間も手で自然に隠されている。葵さんは、人一人座れそうなスペースを開けて、俺の隣に座った。期待と興奮でさっきよりも大きくなった俺のイチモツを葵さんがチラチラと見てきているのが解る。
 ……ここから、どうすれば良いんだろう。
 俺も葵さんも何も着ていない、全裸の状態で、少し距離はあるけど二人ともベッドに座っている。少し手を伸ばせば押し倒せそうに思える。なのに、その押し倒すだけのことができない。
 なんて言って、どんな感じで押し倒せばいいんだろう。……葵さんほどの美少女とセックスできる機会なんてこの貞操逆転世界でもそうそう訪れない。けど一度セックスしてしまえば葵さんも他の女の子たちと同じく濡れなくなってしまう。
 一度膣内射精して、濡れなくなってしまえばもう子供を産み終えるまで次のセックスができない。
 だからこそ出来る限り、最高のセックスをしたい。
 妖精のように整った容姿、背中を見ただけで解る芸術的なまでに細くしなやかで美しい身体。綺麗な銀髪に隠された乳首も、その手に隠されたヴァギナも、穴が開くほど見て、目に焼き付けて、そのしっとりとした吸い付くような処女雪の肌を思う存分貪り尽くしたい。
 俺は隣に座る葵さんの肩に手を伸ばし、正面を向かせる。銀髪が靡いて、ちらりと薄い桜色の乳首が一瞬だけ覗いた。俺は空のように青い、葵さんの瞳を真っすぐ覗き込んだ。葵さんの瞳が揺れ、それから小さく口を開く。
「そ、その……ほ、本当にするんですか?」
「俺はしたいです。……葵さんは嫌ですか?」
「ぼ、ボクは嫌じゃないです。けど……」
 口では俺を押し倒すとか犯すとか言ってきてたくせに、全然踏ん切りがつかない様子の葵さんの唇をキスで塞いだ。葵さんは男である俺の前で服を脱ぎ、セックスするのが嫌じゃないと言った。ヘタレている葵さんのセックスしない理由を俺は聞くつもりも言わせるつもりもない。
「――んむ!?」
「葵さん。駅前で初めて誰よりも綺麗だった貴女を見た時、一目惚れしたんです。俺は、葵さんとしたいです」
 俺の言葉に葵さんは動揺したような顔をして、それから少し弱気な顔でしなりと頷いた。
「ボクで良ければ――」
 少し戸惑いながらも頬を赤く染め、俺を受け入れるようにゆっくりと頷いた葵さんを少し強引に押し倒した。綺麗に整えられていた真っ白なシーツがくしゃっとなる。
 少し乱れていた長く綺麗な銀髪を梳くように身体からどかすと、隠されていた小ぶりな乳房が露出した。色素の薄い桜色の乳首が上向きにツンと勃っている。丁度俺の手の平の厚さと同じくらいの膨らみに覆いかぶせるように触れた。
 人差し指と中指の間でツンと尖っている乳首を挟む。
「んっ、あっ……」
 ビクッと葵さんの丸い肩が跳ね、小さく喘いだ。高くて可愛らしい声だった。
「キス、もう一度して欲しいです」

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