排泄専用母

著者: 河田慈音

電子版配信日:2023/10/27

電子版定価:880円(税込)

夫への不満からスポーツジムの若いトレーナーと恋仲になる母。
彼氏の借金の肩代わりに、男たちに貸し出される36歳の肉体。
ついには乱交パーティで精液を次々に注がれる性交奴隷に。
自宅の夫婦の寝室で、浴室で、子供の寝ているすぐそばで
避妊もせずにナマ性交を繰り返す母は、他人棒に孕まされ……

目次

第一章 欲求不満の熟尻妻

第二章 瓦解した日常

第三章 性交の蟻地獄

第四章 おぞましき妊娠命令

第五章 幸せな孕み奴隷生活

本編の一部を立読み

第一章 欲求不満の熟尻妻



 ギシギシとベッドの軋む音が暗い寝室に響いている。
 シングルベッドが二つ並んでおり、間に小さなベッドサイドテーブルがある。
 木村浩介は痩せこけた貧弱な背中に汗を浮かべながら腰を振り、妻、愛香の豊満な体を味わっていた。
「う、ううっ……ああっ、久しぶりだ……気持ち良い」
 腰を振る度に愛香の豊かな胸がブルブルと揺れ、繋がった性器からは粘った音が聞こえる。
「んっ、んんっ!」
 男根は貧弱だが長年の夫婦生活で体の隅々まで知り尽くされている。
 感じる部分をしつこく愛撫された愛香の膣からは、白濁した汁が溢れていた。
 時折ピンと立った乳首を愛撫されると更に声が高くなり、慌てて唇を噛んで声を堪える。
 二階には四部屋あり、息子の海斗の寝室と夫婦の寝室は両端にある。
 性交の際に思いきり声を出したいと考えてそうしたのだが、元々性的に弱い浩介は年を取る毎に性交の回数が減っていた。
 熟した体を持て余した愛香は、密かに自分で乳首を愛撫したり膣に指を入れたりして慰める事が増えていた。その後の惨めな気持ちが辛い。
 今日は久々の性交を楽しんでいるというのに、浩介の動きが鈍くなっている。
「あ……ああ……なんか……」
「えっ?」
 先ほどまで熱く反り返っていた男根から力が抜けている。
「うーん、駄目だ、手でしてくれないか」
 一度力を失った男根はみるみるうちに萎んでヌルリと膣から抜け落ちた。
「う……うん……疲れてるのかな、してあげるね……」
 失望を表さないようにしながら胸の奥で溜め息をついた。
 コンドームを外すとローションを使ってゆったりと男根をシゴき、肛門に指を這わせる。相変わらず勃起していないというのに浩介の息は荒くなり、呻き声を上げだした。
「で、出るっ!」
 ティッシュが間に合わないと考えて亀頭を手で包み込むと、ドロドロッと生温かい精液が手の平に溜まるのが感じられた。
 久々の性交のため、射精は長々と続いた。手の平から溢れた精液が長い糸を引いてベッドにこぼれ落ちている。
「ああっ……いっぱい出ただろう……スッキリしたよ」
「……うん……良かった……」
 手の精液をティッシュで拭い取り、だらしなく伸びた男根を拭いている間に浩介は静かに鼾をかきだしている。
 愛香は堪え切れずに大きく溜め息をついた。乳首は硬く勃起したままで、性器は口を開いて逞しい男根を求めている。
 足音を忍ばせて階下に降りると、シャワーで体を洗い流した。
 ボディソープを手に取ってコリコリの乳首を自分で愛撫すると、快感で身が震える。手の平と腕で乳首の愛撫を続けながら膣に指を入れると、
「んっ!」
 思わず声が出た。
 浩介の男根では届かない上の気持ちが良いところを自分で押すと、声はますます高くなる。
「う、ううんっ! んっ! んっ!」
 膣に出入りする指の動きは速くなり、シャワーの水音の合間に快感の声が響く。
 快感に全身が紅潮し、思わず口が開いた。
「あっ!」
 やがて訪れた快感にひときわ高く声を上げ、全身をブルブルッと震わせた。
 グボッグボッと汁が溢れた膣に指を出し入れしながらシャワーを性器に押し当て、余韻を味わいながら尻を振った。
 静かに快感が収まって行くと、いつも通り惨めな気持ちが湧きあがる。
 夫は溜まった精液を吐き出して満足げに鼾をかいているが、自分はこっそり性器を弄って性欲を満たしている。
 熟した体は熱い男根を求めているのに、一向に満足させてもらえない。
 沈んだ気持ちのまま鏡に映った体をじっくりと見つめた。
 人目を惹く豊かな胸は出産した後でも垂れる事無く美しい形を保っている。
 ウェストも引き締まっており、密かに自慢に思っている尻は細いウェストから大きく張り出し、たっぷりとした肉がついている。
 手入れを怠らない滑らかで真っ白な肌は、水をはじいて輝くようだ。
 同年代の母親達は家事が多忙な事を理由に無駄肉をつけているが、食事制限と運動を欠かさない愛香の体は、若い頃と同様に美しいラインを保っている。
 ショートカットに二重の大きな目、ぽってりとした唇が魅力的で、どこへ行っても実年齢より若く見られた。
 胸元が開いた服や尻肉の形がはっきりとわかるスカートを身に着けて外出すると、周囲の男達の露骨な視線が集中するのを感じる。
 童顔で可愛らしい顔立ちなのに、体は成熟した女の魅力を振りまいているのだ。
 それなのに夫との性交の回数は減っていて、愛香の性的な不満は日々高まっている。熟した体から湧きあがる性欲がどうしても抑えきれない。

 翌朝、いつものように夫と海斗を慌ただしく送り出して一通り家事を終えると、昼過ぎには何もする事が無くなった。
 若い頃は毎日楽しい事ばかりだった。
 周囲の男達は美しい愛香の気を惹こうと優しく接してくれ、いつの間にかそれが当然だと思うようになっていた。
 商業高校を卒業してすぐに働きだし、その時の上司が一回り年上の浩介だった。
「あの、部長の木村です。困った事があったら何でも相談してね」
「はい……何もわからないのでご迷惑をお掛けするかもしれませんが、よろしくお願い致します」
 十八歳の愛香から見ると、三十過ぎだというのに既に頭が薄くなり、痩せて貧相な浩介は自分の父親と同じくらいに見えた。到底恋愛の対象にはなり得ない存在だったのだ。
 しかし浩介の方は、スーツが張り裂けそうなくらい豊満な体をした可愛らしい愛香に夢中だった。
 席を立って歩くと尻に食い込んだショーツのラインがはっきりと浮かび上がり、性欲をかきたてた。
 それは他の男性社員も同じで、尻に惹かれた男に上手く酔わされて尻を蹂躙され、膣の奥にたっぷりと射精された事もあった。
 しかしそれに懲りて、以降は男の誘いは断り続けた。
 そして浩介が社内でずば抜けて仕事ができる出世頭であった事や、何でも我が儘を聞いてくれる心地好さからなんとなく二人だけで会うようになり、やがて深い考えも無く結婚をした。
 まだ二十歳で世間知らずだったのだ。
 浮いた噂が無くて冴えない浩介と、可愛らしさと男心をそそる体を兼ね備えた愛香の結婚に周囲の者は大いに驚き、随分長い間噂になった。
「おいおいお前、パワハラで結婚とかそんなのは勘弁してくれよ」
「いやぁ普通に……普通に惹かれ合ってね」
「惹かれ合ってって……似合わないよお前……気持ち悪い奴だなぁ」
 そんな会話を何度も繰り返し、浩介はその度に誇らしさを覚えた。
 結婚してすぐに海斗を出産すると、それまでも少なかった性交の回数は更に激減した。
 美しい愛香の体に魅力を感じているはずなのに、月に一回程度しか手を出さなくなった。
「……あ、あのね……今日、仲良くしたいな」
「あ、ああ……そうか……で、でも、明日早くてな……」
 勇気を振り絞って真っ赤な顔で求めると、そんな言い訳をした。
 自分の小さな性器や、すぐに射精してしまう事に内心引け目を感じていたのだ。
 本当は愛香の体を毎日でも堪能したいのに、性交の後の失望した顔を見るのが怖い。目の前に自由にできる膣肉があるというのに、こっそり自分で擦って射精する事もあった。
 やがて愛香も自分からは性交を求めなくなり、時折密かに自分で慰めるようになった。
 結婚してあっという間に時が経ち、生活は安定して海斗も真っ当に育ってくれた。表面上は穏やかで円満な家庭だが、愛香の熟した体は男根を欲して不満が爆発しそうだった。

 その日いつものように家事を終えてWEBサイトを眺めていると、近所の商業施設の中にできたスポーツクラブの広告が目に留まった。
 一人ずつ個室でパーソナルトレーナーが指導してくれて、今なら入会料や月額の料金も割安なのだという。
 体のラインは崩したくない、いつまでも男達の注目を集めたい、そう考えていた愛香はすぐに体験コースの申し込みをした。
「本日担当させていただくトレーナーの寺田健太郎です」
「あ……は、はい。木村です、よろしくお願いします」
 周りを短く刈り上げたスパイラルパーマの髪、眉は綺麗に整えられ、涼しげな二重の目で清潔感が漂っている。おそらく二十代半ばだろう、まだ幼さの残る顔立ちだが、大胸筋はTシャツの上からでもわかるほど発達しており、腕は袖が食い込むほど太い。
 夫とは全く違う。
 若く幼い顔立ちなのに、全身からむせ返るような強いオス臭を漂わせている。
「そ、それでは……最初にカウンセリングを……」
 健太郎も豊満な体や美しい顔に興味を抱いているのがわかった。微かに紅潮した顔で素早く胸や尻を見られて胸が高鳴る。
 初めてのジムで勝手もわからないので、地味なTシャツにレギンスを穿き、それでは尻が強調されすぎると思いショートパンツを身に着けて来たのを後悔した。
 これまでいくつかのジムに通った事があり、胸や尻のラインが丸見えになるようなものや、割れた腹筋を見せつけるジムウェアでトレーニングする女性を見た事がある。いっその事そのような格好で挑発してみたいと考えたのだ。
「え、ええと、それでは、今一番気になるのはお体のどの辺りでしょう」
「あの……恥ずかしい……お尻が大きくて……スカートもウェストで合わせるとお尻が入らない事があって……」
 一瞬黙り込んだ健太郎は、上ずった声を出した。
「そ、そうですか。あ、あの……あ、あの色々とお尻に効くマシンもありますし……そ、それでは実際に……」
 促されて席を立って尻を見せながらエアロバイクをこぎ出すと、健太郎の熱い視線を感じる。サドルの上で左右に揺れる尻を見ているのだ。
「あの……こんなペースで良いですか?」
「あ、あの、ええと、心拍数がですね」
 急に振り返った愛香に狼狽した健太郎は、慌てた様子で説明を始めた。
 さりげなく股間を見ると、ハーフパンツ越しでもわかる程に勃起している。もはや愛香の体の魅力に夢中だ。
 トレーニングが始まっても、健太郎の興奮は収まるどころか高まる一方で、腰を引いて隠そうとしても隠しきれないほど激しく勃起している。
「とてもフォームが綺麗ですよ。ジムでトレーニングした事があるんですね?」
「はい……でも、あまり詳しく教えていただけなくて……寺田さんの説明は丁寧でわかりやすいです」
 タプタプと揺れる胸や尻から不自然に視線を外す健太郎に、息を弾ませながら答えた。
「でも、こんなにだらしない体で恥ずかしいです……」
「そんなっ! そ、そんな事ありませんよっ!」
 股間を熱く膨らませながら、裏返った声で言った。
「トレーナーの方は同じ方にお願いできるんですか? ずっと寺田さんが良いんですけど……」
「えっ? は、はいっ、し、指名制というのがありますので」
 体を近付けて言われた健太郎は股間の膨らみを隠すのも忘れて、途切れ途切れにシステムの説明を始めた。
「凄い筋肉……」
「え、ええっ?」
 説明を遮る唐突な言葉に我を失った健太郎は、間抜けな声を上げた。
「ご免なさい、急に変な事を言って。夫はとても貧弱な体で……それと比べてしまって……全然違うんですもの」
「そ……そうでしたか……今は細い方が受けるみたいで、僕みたいな体は人気が無いんです。ええと……指名制の……」
「寺田さんが良いです、ずっと……寺田さんでお願いします。そうじゃないと入会しません」
「そんな……それは……そうですか、ああ、ええと、あの……」
 お互いの体臭が感じられるほど身を近付けて甘えた声で言われ、健太郎は恍惚の表情でたどたどしく入会手続きの方法を説明した。
 股間はずっと膨らんだままだ。
「い、今ですと、ファミリー割引というのがあって、ご家族の方の入会費用も無料になるんです。月額料金も割引価格です」
「それなら夫も入会させて貰おうかな……でも寺田さんみたいに格好いい体になるまで我慢できないかも。運動の習慣が無い人なんです」
「え、ええっと、そういった方も沢山いらっしゃいます。せ、成人病予防のためにも……あの、あの、運動を……」
 タブレットPCの画面を見せ、一生懸命愛香を直視しないようにして説明を終えると、パンフレットを渡した。
「是非ご主人と一緒に入会して下さい」
 感じの良い笑顔で見送られた愛香は、シャワーを浴びて念入りにメイクを整えるとニットのミニワンピースに着替えハイヒールを履いた。
「……あ……」
 見送りのために受付にいた健太郎は、成熟した女性の魅力をまき散らす愛香の美しさに言葉を失った。
「大変お世話になりました、主人を説得してきます」
 深々と頭を下げて重たげに揺れる豊かな胸を充分見せつけてから、健太郎の目を見ながら微笑んだ。
「ぜ……是非……」
 熱い視線を感じながら、ゆったりと尻を揺らせてエレベーターに向かった。
 ふと思い立ってスポーツ用品店に行くと、レギンスや胸の谷間を強調するスポーツブラを幾つも買い込み、次回からのトレーニングに胸を弾ませた。
 早くに結婚して二十代を育児に費やした。経済的には安定していたが、友人達が遊び回っている時に家庭に縛り付けられていたのだ、少しくらい刺激的な経験をしても罰は当たらないだろう。
 トレーニング中にずっと勃起していた健太郎の、興奮した顔や逞しい体を思い返すと、股間は熱を持って汁が滲み出る。
 思わず顔を赤らめてトイレに駆け込んで下着を下ろすと、オリモノシートの裏側がびっしょりと濡れ、生臭い臭いが湧き上がった。
「や、やだっ……」
 股間を拭いて新しいオリモノシートを貼り付け、ふと気付くと乳首が痛いくらいに硬くなっている。
「こんな所で……」
 思わず呟きながら指先で触れると、体が反り返るほどの快感が走る。膣に指を入れてもっと快感を得たいと思ったが、思いとどまって家路を急いだ。
 寝室に入ると早速買ってきたばかりのウェアを着込んで、スタンドミラーの前に立って見る。
 窮屈なミドル丈のウェアでは胸の谷間が強調され、レギンスとの間に腹が見えている。何よりも白いレギンスには尻肉に食い込んだ薄紫の下着がはっきりと透けて見え、自分が見ても卑猥だ。
 何着も着替えては胸の揺れや下着の透け具合、尻の見え方を確認した。
 人によっては濃い色のレギンスを選んだり線が浮かばない下着を身につけたりするらしいが、わざと下着が透けるウェアで健太郎を刺激するつもりだ。
 別に性交までして家庭を壊すつもりは無い。若くて見た目が良い健太郎の、欲情した熱い視線を浴びてみたいのだ。
「派手すぎるかな……でもショートパンツ越しでもあんなに興奮していたんだから、この格好で行ったらもっと……」
 思わずハーフパンツを押し上げていた若く逞しい男根が頭に浮かぶ。
 あの若さだ、袋にたっぷりと精液を溜めて毎日何度も射精しているのだろう。
 自分で擦っているのだろうか、恋人がいてもおかしくないし性交専門の相手と割り切って楽しんでいるのかもしれない。
 想像しているうちに我慢できなくなり、タンスの奥に隠してあるウーマナイザーを取り出してベッドに倒れ込んだ。
 下着をずらして既にネットリと糸を引いている性器をむき出しにした。弱い振動で押し付けたり周囲を刺激したりしてから強くクリトリスに押し付け、強さを上げた。
 その途端、強烈な空気の振動が伝わって快感が噴き上がる。
「はうっ! んっ! んっ! あ、ああっ!」
 昼で家には独りだ、思い切り声を上げた。
 ブラジャーをずらして指先で乳首をころがし、股間から絶え間なく湧き上がる快感に腰を振った。
「あっ! うっ!」
 乳首は長く伸びてカチカチになり、ネットリした汁は膣の奥から次々に流れた。クリトリスは皮を突き破って赤黒く膨らんでいる。
「あうんっ! んっ!」
 強い快感にひときわ高い声を上げた。枕元のタオルで首筋の汗を拭きながら快感の余韻に浸る。
 その後も何度も性器を弄って快感を味わい、ベッドに幾つも染みを作ってから、ようやく身を起こした。自分でもわかるほど性器の臭いが漂っている。
 ティッシュで股間の汁を拭き取ってシャワーを浴びている間も、頭の中は健太郎の興奮に満ちた表情や、大きく盛りあがった股間でいっぱいだった。

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