翠桜皇国の仙術使い【学園魔獣編】2

つかの間の有給休暇だから種付けハーレムでいいですか?

電子版配信日:2023/12/08

電子版定価:880円(税込)

五人のエリートお嬢様部隊を率いる俺に訪れた十日間の休日!
初日は有名人の九条院かぐやとお忍び中出しデートに出掛け、
二日目はシャイな伊智倉めぐみと朝からラブラブSMエッチ。
最高の休暇に水を差す親父からの依頼を片付けたあとは、
真咲あまね&生良宮みつばとのお風呂3Pが待っている!
九条院しずくとの結界密室カーセックスを書き下ろし収録。
独走する大人気ノクターンファンタジー、癒しと絶頂の休暇編!

目次

1 休日の始まり! かぐやとランチデート

2 堂馬たちの狙い! 異国の王子の考え

3 車内のかぐや! 昂劫家の実家へ

4 かぐやの誘い! 一日の終わりに……

5 続く休日! 朝からめぐみとエッチ

6 ランチデート! 親父からの頼まれ事

7 巨大組織の確執! 始まる護衛

8 昂劫のお願い事! 蒼月会と魔族

9 警察機構ビルへ! 衝条室長との面談

10 久しぶりの再会! 暖かい手料理

11 あまみつの誘い! 甘い夜の始まり

12 清々しい朝の目覚め! ショッピングモールの外国人

13 休暇の終わり! 父と娘と……

14 番外編・才葉の封印術


登場人物

かぐや 令嬢

めぐみ 令嬢

あまね 令嬢

みつば 令嬢

しずく 令嬢

本編の一部を立読み

1 休日の始まり! かぐやとランチデート


 翌日。俺はしずくの作ってくれたスープを温めなおし、朝食を取った。
 ううん。朝から健康的なものを食べている気がする。
「さて……」
 あらためて仕事のメールを確認する。
 才葉のチームはあと十日、俺の管轄エリアをカバーしてくれるらしい。
 その後はしずくたちが出勤できる状況であれば活動再開。
 まだ難しそうであれば、才葉にはもう一週間延長してカバーしてもらう予定だ。そしてその間、俺は。
「これでよし……と」
 魔獣課本部に有休申請を出すことにした。
 俺も今日からとりあえず十日休む。その間にいろいろ整理しておきたいしな。
 スマホを取り出すと、魔獣課のグループメッセージにも今日から十日間有休を取る旨を伝える。
「ん……?」
 しばらくしてスマホにメールの通知音が鳴る。
 確認すると、かぐやからのメッセージだった。
『お兄ちゃん、おはよー(*´艸`)』
 みんなの状況もおおよそ聞いている。しばらくは全員そろっての活動も難しいだろう。
 早ければ十日後を目途に、活動再開といきたいところだが。
 俺は返信を打つべくスマホを操作する。
『おはよう。身体は大丈夫か?』
『うん!』
 かぐやの返信の後に、画像が送られてくる。
 そこにはミニスカ巫女の衣装で、可愛くポーズを取るかぐやが映っていた。
 ……かわいいっ! 朝から元気が湧いてくるぜ!
『かわいい、朝から元気が湧いてくるって思ったでしょ(^ω^)』
『実際に元気が湧いてきたぜ!』
『でしょ! お兄ちゃん、今日はどうするの? 魔獣課はしばらく休み?』
『ああ。いろいろ整理しておきたいこともあるから、有休中だがゆっくり休める日は何日あるか分からない』
『そっか。今日、かぐやも一緒にいたらダメ? |ω・`)』
 …………。
 どうするかね。俺もみんなの顔は直接見ておきたいしな……。
『いろいろ通話するところがあるんだ。皇都を駆け巡るだけになるかもしれないぞ』
『ぜんぜんいいよ! ねぇお願いっ! 邪魔しないから! 一緒にいようよぉ~(*´ω`*)』
 ……なんだこれ、可愛い。彼女かよ。いや、恋人だったわ。
『実はね。みんなで話したの。全員集まるのが難しくても、なるべく誰か一人はお兄ちゃんと一緒に行動しようって。今日はわたし! ね、いいでしょ?』
 みんなで何を話し合っていたんだ……。
 まぁ丸二日も倒れていたし、心配させてしまったかな。
(……そうだな。俺もみんなが二日も意識なかったら、心配でしばらく一緒にいようと思うもんな……)
 本当に。みんなが愛おしいぜ……!
『分かった。なら待ち合わせして昼はどこかで食べようか』
『やったーー! お兄ちゃん、大好き!(´ω`*)』
 く……っ! メールでも可愛い……っ!
 俺は簡単に待ち合わせ場所と時間を決め、かぐやとのメールを終える。
 まぁ何をするにせよ、まずは昼飯を食べてからでいいだろう。
 そのまま洗面台に行くと、髪型を整える。愛しの彼女とのデートだ、気合い入れていくとしますか!
 もはやすっかり俺の部屋と化したマンションのクローゼットから、私服を取り出す。
「……そろそろもう少しマシな私服でも買いにいくかな」
 どうも俺の持っている服は、安さ優先というか。コスパが良いというか。要するに安っぽい。
 これまで気にしていなかったが、五人もの美少女が恋人なのだ。
 彼女たちの隣を歩いても、釣り合う服は用意しておきたい……が。
「ま、それは今度だな……。いや、この十日で時間があったら、見に行ってもいいかもな……」
 それに昼からの通話次第では、暇になる可能性もある。
 そうなればかぐやに買い物を付き合ってもらってもいいだろう。



 魔力列車に乗って何駅か通り過ぎ、俺は目的の場所についた。
 ここは皇都において、自然公園や緑が多く、大きな川も流れている地区になる。
 住宅街やオフィス街も遠いので、それほど人が多いというわけではない。
 だがこうした自然目当てに訪れる人や、散歩に来ている人も多く、食事処もそこそこあるスポットなのだ。
 それに真昼間のわりに、店も混雑していない所が多い。
 その公園の一つで、俺はベンチに腰掛けていた。かぐやとの待ち合わせ場所はここだ。
 すこし早く着いてしまったかな……。
「えぇと……この辺りに来たのも久しぶりだが。記憶が確かなら、いくつかおしゃれなランチ屋があったんだよな……」
 スマホで周辺施設の確認をする。なんだかんだ魔獣課のメンバーと外食に行く機会は珍しい。
 そして座り込みながらスマホを操作する俺に、影が差した。
「お・ま・た・せ。お兄ちゃん」
「え……」
 ハッと顔を上げる。そこにはどこからどう見ても美少女が立っていた。
 可愛らしいデザインの靴に、黒いハイソックス。そして白のラインが入った黒いミニスカート。
 上着は白だが、ところどころにフリルがあしらわれており、可愛さと清楚さを際立たせている。
 すこし色の入ったメガネの奥には、かぐやの特徴的な大きな瞳が見える。
 今日は少し大きめの白い帽子に、オレンジの髪留めも身に付けていた。
「か……ぐ、や」
「そうですよぉ。どうしたんです?」
「あ……いや。普段は制服か戦闘スーツの姿しか見ないから……」
「ふふ。可愛いと思ったでしょ?」
「ああ。すごくかわいい」
 いや、本当にかわいいなっ! そしてどれもすごく高そうっ! 絶対靴も五万圓以上してるね!
「そのメガネは……? 可愛いけど……」
「んふ。かぐやはぁ、有名人なのでぇ。こうして変装しているんですっ」
 そう言うとその場でくるりと回り、ポーズを取る。これもかわいい。
 というか変装してても意味ないくらい、注目を集めそうだが……可愛くて。

続きを読む

電子版の購入

定価:880円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:880円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

以下の書店でもお買い求めいただけます