05/02 電子版発売

六人のいやらしすぎる兄嫁

著者: 音梨はるか

本販売日:2024/04/23

電子版配信日:2024/05/02

本定価:825円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4727-1

香澄――同居する義弟が巨根と知って我慢できず……
美映子――寝取られ好きの夫に命じられて痴女を演じ……
理沙――出産間近、不倫相手と母乳プレイに興じるうちに……
奈緒――元恋人に「あなたの子種が欲しいの」と頼むが……
弓恵――入院中の義弟の世話をしながら性の介護も……
真凜――居候の青年の性癖を知って淫らな提案を……

目次

第一章 淫兄嫁 喉奥まで突いてください


第二章 熟兄嫁 薄着とノーブラで誘われて


第三章 妊婦兄嫁 敏感な乳房を吸わないで


第四章 元カノ兄嫁 子作り「夫婦生活」


第五章 介護兄嫁 エスカレートする性奉仕


第六章 倒錯兄嫁 危険な百合遊び

本編の一部を立読み

第一章 淫兄嫁 喉奥まで突いてください

「なんてたくましく素敵なんでしょう……」
 四十路を迎えたばかりの兄嫁は言うと、待ちきれないとばかりに肉棒を咥え込む。そしてすぐさま頭を前後に打ち振るった。
「ううっ、すごい。最高だよ、香澄義姉さんのフェラは」
 ここは、広大な敷地の片隅にある木造平屋建ての離れ。外はすでに暗く、激しい雨も降っている。しかし室内は、雨音にも負けないくらい淫靡な水音に満たされていた。
「僕のペニスを頬張る香澄義姉さんの顔、いやらしいのに、すごく美しい」
 崇志が溜息まじりに言うと、兄嫁香澄は嬉しそうに柳眉を下げた。
 湿った匂いに覆われた室内。蝋燭のわずかな灯に、唾液で濡れる朱唇が浮かぶ。そして板張りの壁には、禁断の行為に耽る男と女の影がゆらゆらと映し出されている。
(誰もが羨むほどの美貌を、ありったけ歪めている。普段見せる奥ゆかしさや淑やかさなど微塵もない。香澄義姉さんがこんなにもいやらしかったなんて、いまでも信じられない)
 キュッと窄められた朱唇が肉棹を滑ってくる。香澄が顎を引くたび、唇の端から唾液がしたたり、清楚な白い浴衣の胸元を濡らしていた。
(おおっ、襟がはだけて、深い谷間がくっきりと見える。義姉さん、ブラも着けてないんだ)
 セミロングの艶やかな黒髪が乱れるほど、激しくて濃厚な口淫。細身ながらEカップはあろう豊乳が、浴衣の胸元を徐々に広げていく。
 柔らかそうな乳肉と、まぶしいほどに白く透き通った肌。はだける着衣とともに、崇志の目を存分に愉しませてくれた。
「くうぅ。たまらない」
 思わず感嘆の呻きを漏らす。すると、上目遣いにずっと男の反応を見ていた兄嫁は、清楚で垂れ目がちな目尻をさらに下げた。それはあまりに妖艶で、まるで小悪魔のような微笑だった。
(どんどん義姉さんに惹かれていく。いや、身も心も溺れてしまいそう。そして同時に、兄さんのことを恨めしく思えてくる)
 脳裏をよぎる、兄の面影。仲のよい二人きりの兄弟なのに、いまは憎らしささえ湧いてきそうだ。
 そんな思いが伝わったのだろうか、香澄は勃起を吐き出し、小首を傾げて見上げてきた。
「だめよ、崇志さん。あの人のことなんか考えたりしたら。いまは私のことだけ考えて、気の済むまで気持ち好くなってほしい。そうすれば私も……」
 言葉尻を濁した兄嫁は、再び勃起に唇を寄せ、膨らみきった亀頭にチュッとキスをした。
「ううっ。う、うむむっ」
 気の利いた言葉を投げかけようとしたが、無理だった。それほどまでに、崇志は昂ぶっている。
「崇志さんがイクまで、私は唇を離さない。私がどんなに苦しがっても、決して口からオチ×ポを抜かないで。いい? お願いよ」
 香澄は目を潤ませ、そう念を押してきた。崇志は、頷くしかなかった。
 屹立の先に、朱唇が被せられる。そうして舌先が、縦割れの尿道口をチロチロと這う。
「すごい。こんなの初めてです」
 甘い刺激に、先走りの汁がドプッと溢れる。
 それを兄嫁は舌先ですくい、喉を鳴らして流し込んだ。さもご馳走を味わっているといった表情で。
「ほんとうにエロ過ぎる。でもそれは、義姉さんにとって褒め言葉なんだね」
 そう言ってあげると、香澄はいっそう目尻を下げた。
 雁首のあたりで蠢いていた朱唇が、ゆっくり根元のほうへと滑ってくる。
「うおおっ、呑み込まれる!」
 強い吸引に、崇志の尻がキュンと持ち上がった。
(まるでブラックホールへ吸い込まれていくみたい)
 そんな表現も大袈裟と思えないほど、兄嫁の呑み込みは激しく、深かった。
「んぷっ、んぐうぅ」
 たちまち香澄は嘔吐き、嗚咽を漏らす。パンパンに膨らんだ亀頭が喉を塞いでいるのだから当然だ。
 崇志は慌てて腰を引こうとする。だが、兄嫁の両手が男の腰にまわり、それを許さない。
「ね、義姉さん。そんなに奥まで咥えて大丈夫なんですか?」
 さすがに心配になって問う。けれど兄嫁は、涙目になりつつも「いいの」と頷いてみせた。
(やはり、義姉さんは……)
 初めて香澄に会ったとき、崇志はなんとなく感じていた。美しい淑女のなかにある、秘めたマゾ性を。その疑念は、いままさに確信となった。
「わかったよ、義姉さん。もう遠慮なんかしない」
 崇志は自分に言い聞かせるように宣言すると、両手を兄嫁の頭に運ぶ。
 艶やかな黒髪を撫で、少しほつれた横髪を耳の後ろへ整えてあげる。そしてそのまま側頭部を鷲づかみ、肉棒をさらに奥まで突き入れた。
「ゴプッ、うぷっ……オエッ、ぐううぅぅ」
 喉奥を傍若無人にえぐられ、香澄は声にならない悲鳴をあげる。
 美貌は顎が外れたかのように歪み、苦しさで白黒させる目からは涙が止めどなく溢れ出ていた。
(美貌が台無しだ。でも、こんなにされているのに、瞳は悦びに満ちている。流す涙も、おそらく嬉し涙なんだね)
 兄嫁の華奢とも思える身体が、苦しさに戦慄く。けれどその手は、崇志の腰を掴み、離そうとしない。
(これは義姉さんが望んでいること。だから僕も、それを叶えてあげなければ)
 側頭部を掴んだ腕に力を込める。そうして兄嫁の頭を前後に揺さぶった。情け容赦のないイラマチオだ。
「グゥ、グプッ……ガブッ、ンググググぅ」
 肉棒が喉奥の粘膜を擦り上げるたび、香澄は低く呻いた。しかしそれは喘ぎに違いないのだ。
「最高だよ。義姉さんの、口マ×コは」
 そんな淫らな言葉も、兄嫁には快感のアイテムになるのだろう。
 美貌の兄嫁は、より太幹を求めるかのように、舌で肉棹をあやしてくる。崇志の分身は、未だかつてないほどの充実をみせた。
(ううっ。自分でも信じられないほどの昂ぶり。義姉さんが、僕のペニスをこんなに大きく、凶暴にした)
 男性器だけではない。香澄の行為は、気弱で引っ込み思案な崇志の性格までも、大胆なものに変えていたのだ。
「スケベで変態な義姉さん、もっと気持ち好くしてやるよ」
 凌辱者のようなセリフが自然と口をつく。
 崇志があえて勃起を引き抜くと、香澄はゴフッと喉を鳴らし、口内に溜まっていた唾液をすべて吐き出した。
 唾液に胃液、さらにカウパー液の混ざり合った液体は、トロリと妖しく糸を引き、兄嫁の浴衣をしとどに濡らす。
(むっ、浴衣が濡れて、乳首が透けている)
 赤茶けた乳輪。その中心にある乳首は明らかに屹立し、肌に貼りついた浴衣の生地をツンと押し上げていた。
「義姉さん、触ってもいないのに、乳首を硬くさせているんだね。それにしても、なんて卑猥で、いやらしい乳首なんだろう」
「そうよ。私は、崇志さんのオチ×ポでお口を犯され、はしたなく乳首を勃たせてしまう淫らな女。幻滅した?」
「いえ、そんなことは。むしろ……」
 崇志は言葉を濁し、体液で濡れる兄嫁の顎に手を添えた。
 ゆっくり上を向かせ、まじまじと見つめる。
 涙と鼻水、吐き出した液体でグチャグチャになった顔。その中で、とろける目が妖しい光を発している。ゾクゾクするような、汚れた美貌だった。
「もう、射精するまで、絶対に口から抜かないよ。いいんだよね、それで」
 自分を落ち着かせるかのように、つとめて冷静に言う。香澄は目を潤ませ、妖艶な笑みを投げてきた。
「ええ、それが望みなの。私の喉を容赦なくえぐり、そして最後は、喉奥へ遠慮なく、ぶちまけて」
 そう言うと、美貌の兄嫁は、自ら肉棒を迎え入れていくのだった。

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