終わりにしてください 未亡人奴隷・義妹奴隷

著者: 鳴沢巧

本販売日:2024/07/23

電子版配信日:2024/08/02

本定価:825円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4742-4

「夫を亡くしたばかりなのに締め付けやがって」
床に両手をつかされ、後背位で突かれる芹香。
葬儀で亡夫の上司から受けた卑劣なセクハラ。
非礼を咎めた義妹が高価な腕時計を壊してしまい、
弁償の代わりに未亡人が受けるおぞましい肉責め。
淫獣に居座られた家で続く終わりのない狂宴!

目次

第一章 媚肉の返済 襲われた喪服の未亡人

第二章 淫獣の居座り 遺影の前で続く肛虐

第三章 初七日の屈服 終わりなき二穴責め

第四章 折られた正義 義妹を牝に変える三日間

第五章 妊娠ゲーム 人格を崩壊させるアナル絶頂

第六章 百合の禁絆 魔悦に溺れる肉奴隷

第七章 謝罪の性接待 婚約者に晒す痴態

本編の一部を立読み

第一章 媚肉の返済 襲われた喪服の未亡人

 ダイニングとセットでひろい自宅リビングの北側で、ヒップをなでまわされるおぞましさに、望月芹香は喪服をまとっている三十七歳の熟れた肢体を震わせた。
 犯人は藤堂正虎という三十五歳の男で、前かがみであいさつをする芹香の豊かな臀部を、他の弔問客へバレないようにさわりつづけている。
 顔をあげて抗議しようとして、冷たく見おろす目にビクッとする。
「ククク、修平の奴は残念だったな」
 正虎は事故死した夫の上司で、後飾り祭壇の遺影にチラリと視線を向けながら、黒い生地越しに尻を揉むのをやめなかった。
 芹香は眉間にしわを作り、目尻に涙をにじませた。
「やめて、ください……」
 やつれ気味の未亡人が、ほつれた髪を頬に張りつけて耐える風情に、正虎が舌なめずりをする。
「そうきらうなよ。旦那が死んで、ここも寂しがってんだろ」
 正虎が大胆に尻の肉を寄せて、奥のつぼみを狙う。
 葬儀の席でのいたぶりに憤り、けれど恥ずかしさから文句も言えずに、芹香は真っ赤な顔をうつむかせた。
「いや……いや……」
 大きな声もだせないで首をなよなよ振っていると、芹香の足もとに別のだれかの影が生まれ、女性の怒鳴り声が響いた。
「あなたはなにをしてるんですか」
 芹香にとって義理の妹にあたる、望月希が目をつりあげていた。
 一メートル六十センチの芹香よりも高い身長で、強面の正虎へ立ち向かう姿がたのもしく、思わず二十八歳の背中に隠れてしまう。
「亡くなった夫の代わりになぐさめてたんだよ。なんならおまえにもしてやろうか。たしか……希という名前だったよな、ククク」
 正虎のいやらしい視線が希の美貌を捉え、着物越しの乳房のふくらみや、生地を張りつけたボディラインへとさがっていく。
「こんなゲスが、兄の上司だったなんて……」
 希が顔を歪め、芹香ほどではないにしろ、Fカップはある巨乳を片腕で守りながら、別の腕で近寄ろうとする男の手を払った。
「さわらないでッ」
「いいじゃねえか。クク、奥さんには劣るがいいケツをしてやがる」
 尻をなでられた希が、するどい悲鳴をあげて相手の頬へ平手を放った。
 正虎が大げさなくらいに倒れ、左の手首を押さえる。
「なんて凶暴な女だ。おぼえてやがれ」
「フン、まるで悪役の捨て台詞ね」
 希は喪服にあわせてまとめている長い黒髪を揺らし、部下を連れて逃げ帰る正虎を冷笑する。
 だが芹香にはあまりにもあっさり帰ったように思えて、振り返って安心させようとする義妹を前に不安を強めていた。
     *
 正虎らの一件で騒がしくなった葬儀も終わり、芹香はひとりでダイニングの椅子に身体をもたれさせていた。
 張りつめていた糸が切れたみたいに脱力し、着替えるどころか指一本動かしたくなかった。
「修平さん……」
 事故死した夫の名前をつぶやき、後飾り祭壇で微笑んでいる遺影を見る。
 修平は勤めていた不動産会社で不正の疑いがあると個人的に調査を行い、つい先日、証拠を見つけたと言って家に書類を持ってきた。
 有名どころではないとはいえ、雑誌記者をしている義妹にも協力を求め、会社を健全化すると張りきっていた矢先に、今回の事故が起こった。
(偶然かしら……もし、そうでないとしたら……)
 恐ろしい想像が頭をよぎり、芹香が腕を抱いていると呼び鈴が鳴った。
(希さんが忘れものでもしたのかしら)
 重い尻を浮かせ、ドアホンの前に立って目をパチクリさせる。
 正虎が難しい顔で映っており、葬儀でされたセクハラを思いだす。
「なんのご用でしょうか」
 芹香の声が、不安と緊張で震えた。
「こいつのことで、少し話があってね」
 正虎が壊れた腕時計を掲げる。見るからに高級そうな一品だった。
「どういうことですか」
「ククク、修平の妹に壊されたんだよ」
 希にビンタを見舞われ、倒れた際に壊れたのだと正虎がつけ加えた。
「自業自得ではないですか」
「そうも言ってられなくてね。何せこの時計は外国産で三千万以上もするんだ」
 家にあげないと希を訴えると言われ、芹香はしぶしぶ正虎を招き入れた。
 小松、戸板、勝間という三人の二十代らしき男の部下も一緒で、生前の夫から不正にかかわっている疑いがあり、素行もよくないと教えられていた。
「それじゃ、早速のお話といこうじゃねえか」
 祭壇のあるリビングへ入った正虎は、黒スーツのネクタイをゆるめて床に座ると、外見にピッタリの態度ですごんだ。
 部下たちにはまわりを囲まれ、芹香は向かいあって正座する身を震わせた。
「弁償してほしい……ということですか」
 夫の生命保険などで得られる金銭はあるが、一気に支払うのは不可能だった。
 そのことを告げると、正虎が不敵に笑う。
「だったら金を増やせばいい。クク、心配するな。奴の妹が事故にあうだけだ」
 低くなった声に、芹香の顔が青ざめていく。
「まさか……修平さんも……」
「ククク、昔から言うじゃねえか。好奇心は猫を殺すってな」
 正虎が腰を浮かせるのを見て、芹香は慌てて立ちあがった。
「だれかッ」
 スマホを探し、けれど目的をとげるより先に腕をつかまれる。
「へへへ、細い腕をしてやがる」
 三人の部下のなかでリーダー格らしい勝間が、芹香の右手をねじあげる。
「けど、おっぱいはかなりでかそうですよ」
 えりから肌襦袢がのぞき、小松がわずかに見えた谷間にくちぶえを吹いた。
「はなして、いやッ」
 芹香は必死に振りほどこうとするが、正虎も部下たちも身体を鍛えていて、女の細腕ではどうにもできなかった。
「警察を呼びますッ」
「それでもいいぜ。ただしこっちはあの妹を訴えるし、おまえの死んだ旦那には機密情報漏洩と着服の疑いがかかってるけどな」
 小松に左腕を拘束され、芹香はろくに動けなくなる。
 正虎が正面に立ち、シャープなあごを片手で持った。

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