催眠監禁 パワハラ幼馴染み令嬢をボテ腹オナホ妻に堕とすまでの断章記録

著者: マサイ

電子版配信日:2022/05/13

電子版定価:770円(税込)

シチュエーション

ウソよ、こんな惨めで淫らな私の身体……信じられない!
催眠にかけられ覚醒するたびに変えられていく涼音自身。
破瓜直後に目覚めさせられ、次の瞬間には敏感ドMの変態美肉に。
ついにはAV出演退学済みにして両親公認の【ボテ腹奴隷妻】へ!
「涼音はアナタの牝奴隷です。毎年何人でも孕ませてください」
監禁王マサイの名作! 10代から20代まで令嬢の人生を催眠監禁!
(文庫換算130ページ)
もくじ
第一章 目覚めた時には挿入済み
第二章 開発され尽くした肢体、未熟な精神
第三章 涼音は露出狂のド変態
第四章 味方なんてどこにもいなかった。
第五章 本当の復讐はこれからだ。
終章 涼音は今も檻の中

登場人物

すずね 女子学生

本編の一部を立読み

(……怖い)
 目を開けるのが怖い。
 意識が戻り始めていることに気がついて、涼音はただただ怯えた。
 あれからどれぐらいの時間が過ぎているのだろう。前回、目を覚ました時ですら、数カ月が経過していたのだ。体感など、もはや当てにならない。
(なんで……こんなことになっちゃったんだろ)
 何が起こっているのかと思う。何を怒っているのかとも思う。
 思い当たることと言えば、あのカセットテープだが、あんなものを壊したぐらいで涼音の人生をむちゃくちゃにしようとしているのだとすれば、直樹は頭がおかしいとしか言いようがなかった。
 いじめたり、からかったりはいまさらだ。涼音自身、ちょっとやりすぎだったかなと思うこともある。でも、それは小学校に上がる前からずっとそう、そう簡単に、涼音と直樹の関係が変わることなどあり得ない。
 涼音はお姫さまで、直樹は奴隷。涼音は直樹を自由にする権利がある。そのはずだったのに、何を今頃になってキレているのだと、はらわたが煮えるような気がした。
 腹立ち紛れに前回、深夜の公園での出来事を思い起こせば、ますます腹立たしく思えてくる。
(何が俺の女よ! ふざけんなっての! 直樹とアタシが釣り合うわけなんてないじゃない!)
 ピアスは外せば済むが、お腹のタトゥーは致命的だ。あんなものを入れられたら、まともな結婚なんてあきらめるしかない。
(くっそっ……チ×ポ、捩じ切ってやればよかった)
 次に目を覚ましたら、今度こそ絶対に逃げる。前回は屋外で全裸という状況に驚いて逃げるチャンスを逃してしまったが、次はもう迷わない。
(パパに言いつければ、おじさんは当然クビ。直樹は警察に突き出した上に、とんでもない額の慰謝料を背負わせて、自殺に追い込むぐらいのことはしてくれるはず)
 学校で毎日セックスしてるとか、先輩が変態だとか、AV出演だとか、あんなのは、きっと全部でたらめだ。考えてみれば、直樹にそんな度胸などあるわけがない。この催眠術だって、きっとトリック。睡眠薬か何かで眠らせただけで、何カ月も経ったと思い込ませようとしているだけに違いない。
 涼音が屈して従順になれば、後はどうとでもなる。そんな風に思っているのだろう。
(そんな手は食わないっての!)
 胸の内でそう吐き捨てた途端、今度は弱気が顔を出す。
(でも、もし全部本当だったら……)
 目を覚ましたら、どれぐらいの日が経っていて、自分の身に今度はどんなことが起こっているのかなど、想像もつかない。
(……怖い。目を開けるのが怖い)
 だが、問答無用で覚醒していく意識。
 意識がはっきりするに連れて、遠くからかすかに笑い声が聞こえ始め、涼音は思わず耳をそばだてる。
(パパ? ママも……?)
 聞き覚えのある声。次第に明瞭になっていく楽しげに談笑する声。
 それは、紛れもなく涼音の両親の声だった。
「パパっ!」
 思わず声を上げながら目を見開くと、そこは涼音の家のリビング。ローテーブルの向こう、向かいのソファーには、目を丸くする両親の姿があった。
「なんだ、涼音? 急に大声を出して。びっくりするじゃないか」
 変わらぬ両親の姿に、ボロボロと涙がこぼれ落ちる。
(助かった……これで悪夢が終わる)
 そう思った途端――
「久しぶりだね、涼音」
「…………え?」
 ――耳元で直樹の声がした。
 背筋に冷たい物を投げ込まれたような感覚。錆びた機械のようにぎこちなく首を動かして隣に目を向ければ、ニヤニヤと口元を歪める直樹の顔がある。
 彼は馴れ馴れしく涼音の肩に手を回して、隣に腰を下ろしていた。
「な、直樹っ! ア、アンタ……」
 狼狽えながら声を上げかけたところで、涼音は言いようもない違和感に自分の身体へと視線を落とし――
「ひぃいぃぃぃぃぃっ!」
 ――盛大に顔を引き攣らせた。
 今回もまた一糸まとわぬ全裸。だが、驚いたのはそこではない。その程度のことではない。
 妊娠していたのだ。
 うっすらと青い静脈が透けて見える大きく膨らんだお腹。下腹部のタトゥーが、サイズの合わないTシャツの柄のように醜く間延びしていた。
「あ……あ……ああっ……」
 言葉が出てこない。
 擦れた呻き声を漏らす涼音の耳元で、直樹が薄笑いを浮かべながら囁いた。
「……出産予定日は来月だ」 「
うぁあああああああああああああぁぁああああああああぁああああああああぁああっ!」
 涼音は絶叫した。

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