悪役令嬢は断罪ENDを繰り返す

著者: 翅田大介

電子版配信日:2022/07/22

電子版定価:880円(税込)

『悪役令嬢』として国外追放中、兵士たちに犯され殺されたナタリアさま。
今度の人生ループでは、必ず絶対、断罪破滅ENDは回避したい!
しかし二周目は盗賊団に嬲られ、三周目は怒れる王太子から監禁!
四周目に至っては衆人環視の中、ゴブリンの群れにマワされ公開処刑!
ループのたび開発され、被虐のドM変態に変わっていく悪役令嬢の美身。
「わたくし、もう淫売高級娼婦として生きていきますわ!」全編書き下ろし!

●もくじ

もくじ
一周目! 婚約破棄から国外追放、その途中、護衛の兵士に犯されてEND
二周目! やり直しの奇跡空しく、罠にはめられ盗賊団にマワされてEND
三周目! 自ら婚約破棄したのに、怒った王太子に監禁〇〇〇されてEND
四周目! 修道院に逃げ込んでも囚われ、ゴブリンにマワされて処刑END
N回目! ざまぁヒロイン! わたくしは淫売高級娼婦として生きていきますわ

本編の一部を立読み

(また……またっ!)
 前回同様、強姦され処女を奪われる過程がショーのように扱われている。二度と御免だと思っていた屈辱と恥辱が繰り返され、ナタリアはぽろぽろと涙を流した。
「泣いてる暇はないぜ、お嬢様っ!」
「んぐぅぅうう~~~~っ!?」
 頭目の逸物が無理やり動く。前回ナタリアの処女を奪った肉棒と同じかやや太い剛直は、開通直後の満足に濡れていない膣孔には凶器でしかない。敏感な場所を無理やり割り開かれ引き摺られる痛みに、ナタリアは悲鳴混じりに懇願する。
「や、やめて……痛い、痛いの……やめっ……んぐっ!?」
 頬を殴られ言葉が途切れる。
「何度も言わすな。お前はオレたちの『モノ』なんだよ。モノが、御主人様に命令していいと思ってるのか?」
「め、命令なんて……うぐっ!」
 さらに強く、今度は反対側の頬だ。
 奥歯がグラグラするような衝撃に、ナタリアは「ひっ、ひぃ」と引きつけを起こしたように喘いだ。
「口ごたえは許さん。お前は大人しく突っ込まれてればいいんだ。突っ込まれて痛いんなら、自分でなんとかしろ。オレたちになんとかしてもらう前にな。わかったか」
「わ、わかりました……わかりましたから殴らないで……ごめんなさい、ごめんなさいっ」
 両腕で顔を庇いながらナタリアは懇願する。許しを請うことしかできなかった。純粋な暴力の前では、貴族の誇りなどなんの盾にもならない。
 ただただ殴られたくない一心で、ナタリアは涙混じりに謝罪する。
「ようやく分かったか。分かったなら、さっさと濡らせ」
「ど、どのようにすればよろしいのでしょう……?」
 びくびくと相手の顔色をうかがいながら、ナタリアは問い掛ける。
「自分で腰を動かしてみろ。特別にオレはこのまま動かないでおいてやる。感じるように動け。そうすりゃ自然と濡れてくるだろうよ」
 拳に怯える小娘に気分をよくした頭目は、ニヤニヤ笑いながら命令する。
「わ、わかりました……」
 ナタリアは両手をついて上体を起こし、背中を浮かせてぎこちないながらも腰を動かしはじめる。仰向けで四肢を突っ張り腰を蠢かす様は、ひどく滑稽だった。腰を突き出し、惨めに男に媚びる動き。情けなさに泣きそうになりながら、ナタリアは殴られたくない一心で必死に腰を動かした。
「んっ、んっ……んんっ」
 なんとか痛くないようにと動かすが、そうしているとだんだん、男の逸物が食い込んだ膣内が熱を帯び始める。必死になるナタリアは考えもしなかったが、痛くないように動くというのは、裏を返せば気持ちよくなるように動くということでもあるのだった。
「んっ、んっ……ん、あぁ……」
 痛みを堪えるようだったナタリアの声が、だんだんと熱っぽく、憂いを帯びた響きになっていく。強張っていた表情が徐々に緩み、恐怖で青白くなっていた顔色が上気し出す。
 ぎちっぎちっと乾いた布でも擦りつけるようだった膣の擦過音が、やがてじゅぷじゅぷと水っぽい粘着音が混じり始めた。
「んっ、んっ……んあっ、あっ、あっ……」
 身体を揺するのに合わせてぷるんぷるんと揺れていた胸の先端も、いつの間にかぴんと尖っていた。
「あっ、あっ……」
 不安定な姿勢で身体を支える四肢が震え始めた。特に太腿の内側など、時折ぴくんぴくんとナタリアの意思を無視して痙攣する。
「あっ、あっ……ああっ♥」
 不意に足の力が抜け、意図せぬ角度で肉棒が擦れる。お腹側の天井付近をぞりぞりっと強く擦られると、びくんっと身体が痙攣した。
「はぁ、はぁ……♥」
 いつの間にか、下半身から痛みは消え、きゅんきゅんと身悶えるような疼きが取って代わっていた。ほとんど使われていなかった臓器が、ことさらその存在を強調するようにうねうねと動き出す。蠕動する媚肉が生み出す官能が、ナタリアの滑らかな肢体に珠のような汗を浮き上がらせていた。
「おおぅ……こりゃあすごいおま×こだ。これまでも貴族の令嬢の初物を味わってきたが、こんなにエロいのは初めてだぜ」
 無様な腰振りをして感じているナタリアを見下ろし、頭目はにんまりと笑みを深めた。
「こりゃ相当な淫乱だな。処女だったくせに、突っ込まれた途端にち×ぽを貪りやがって。こんなマ×コしてたら、貴族のお嬢様なんて窮屈だったろ? なぁ、おい」
 頭目が腰を揺すると、すでにしとどに濡れた女は敏感に反応してしまう。ナタリアはは思わず「んくぅんっ♥」と甘く鳴いた。
「は、はぁ……そ、そんなことありませんわ……わたくしは……わたくしはぁ……♥」
「腰を動かしながらじゃ説得力ないぜ」

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