お願い、私を抱いて☆ 昼の私はマジメな風紀委員。
けれど、夜の私は月に命を狙われる運命の巫女……
白衣の下のカラダをアナタに捧げ、生きる力を注いでほしい。
いいえ! 月の魔力が弱っても、ずっと私をイジメてほしい!
二人で未来を開きましょ?
わかつきひかるが贈る、
ルナティックロマンス!
本編の一部を立読み
☆巫女の初体験☆
朋也はうめいた。
「うぅっ」
膣ヒダのざらざらが、よじれるようにしてきゅるりと締まり、肉茎から精液を吸いだそうとしている。
腰の奥で熱い溶岩が煮えたぎり、もう射精寸前まで高まっている。
「ちょ、ちょうだいっ。精液をちょうだいっ。イキそうなのぉっ!!」
――ど、どうしよう……?
迷ったものの、男根を引っ張りこむような膣ヒダの動きに逆らうことはできなかった。
この柔らかい身体の奥に射精したいという本能的な欲望で、体がどんどん熱くなる。
朋也は腰を大きくスライドさせ、ギリギリまで引いてから、膣奥深く挿入する。
先端が子宮口にゴツッと当たる。
膣奥を突きあげられた乃乃香が、ガクンガクンとケイレンをはじめた。子宮頚管粘液がドブリと出る。
「イクッ、イッちゃうぅーっ!!」
朋也は、ラグビーボールのような硬い子宮口を、亀頭でグイグイ押しこんでから、欲望を解放した。
「うっ、乃乃香っ、乃乃香ぁっ」
カッと腰の奥が熱くなり、男根がヒクつきながら精液を噴きだす。
溜まったものを思いきり吐きだす快感は格別だ。
ケイレンが収まると同時に、膣ヒダが狂ったように蠕動した。肉茎をしごくようにしてうごめいて、精液を一滴残らず子宮に収めようとする。
――熱い。染みる……。
乃乃香は、熱い精液が子宮口を穿つ感触を覚えていた。
熱い精液が子宮内壁に染みてきて、苦しいほどの子宮のキュンキュンが甘い心地よさへと変貌する。
身体がフワアと空に浮かぶ。
パンパンとはじけていた目の裏のキラキラは、今はもうわずかになっていたが、視界が銀色に煙っている。
――精液をもらえてよかった。もう、これで、月に引かれなくてすむわ。
乃乃香は安堵のあまり眠りこんだ。