お嬢様×お嬢様

ふたりは恋ドレイ!?

本販売日:2007/07/17

電子版配信日:2009/07/01

本定価:713円(税込)

電子版定価:713円(税込)

ISBN:978-4-8296-5817-8

名門女子校に通う夏実と小夜子二人は親友、けれど恋した相手は同じ人ひと夏のM色ラブストーリー……

本編の一部を立読み

☆手の届かない高嶺の花が……☆

「あっ、あぁあっ、感じるっ、いいっ……あんっ、ひ、弘司くぅんっ……好きだよぉっ」

夏実は甘い声をあげながら、髪をぶるんと振った。

手すりにおでこをつけ、腰を思いきりあげた姿勢は苦しいし恥ずかしいが、それさえも幼なじみの少年への「好き」をけしかけるようだった。

キュンキュンと疼く子宮をなんとかしようとして、膣ヒダにキュッと力を入れると、弘司の様子が明らかに変わった。

うなり声をあげ、ドスドスと腰を打ちつけてくる。

「あっ、キュンキュンするよぉっ、あんっ、だめっ、出ちゃうよぉっ」

下腹の奥がキュンキュン疼き、身体のなかからなにかが出てしまいそうだった。

――や、やだ、私、おしっこ、出そう……。

身体のなかでぶくぶくふくらむなにかの正体にようやく気づき、恐怖する。

「い、いやっ、いやよぉっ!! やめてっ、やめてよぉっ」

突然いやがりはじめた夏実に、弘司はびっくりしたように動きをとめた。だが欲望に引っ張られる感じで腰を動かしはじめ、さっきに倍する速さで突きあげてくる。

「ご、ごめん。……ごめんっ……と、とまらないんだ……っ」

夏実はどうすることもできず、腰を高く掲げたままで、弘司に翻弄されるばかりだった。目の裏で線香花火のような火花がチカチカとまたたき、周囲が白くなったり銀色に光ったりする。

「やめてっ、やめてぇっ!! あぁああぁっ、や、やぁん、お、おかしく、なっちゃうぅ!!」

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作品イメージ

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