腕のなかで激しく妖しく乱れる若い肢体。
歓喜で打ち震える女が約束した一夜限りの情事。
……男は部下から紹介された婚約者を見、
驚愕を、次いで劣情の嵐を覚える!
眼前に現われたフィアンセ吉井みどりは
あの夜、倫子と名乗り、悶えた美女だったのだ。
りんこ(23歳)婚約者
ともこ(21歳)OL
かおり(20歳)女子大生
エミリー OL
かずえ(18歳)新入社員
本編の一部を立読み
「結婚を前提にしなくてよかった、と思っているのでしょう」
倫子は恥ずかしそうに言う。
「そんなことはないよ」
「初対面の男の人とホテルに行く女を、本気で妻にしたいと思う?」
「君だって、誰とでもホテルに行くわけじゃないだろう」
指で女芯を探索する。女芯は静かに溢れ始めていた。
「さあ、どうかしら」
「初めて見たとき、処女かな、と思ったよ」
「処女は絶対にひとりで飲みになんか行かないわよ」
「しかし、胸を見た感じでは、あまり男性経験は無さそうだね」
「胸を見ただけで、そんなことが分かるの?」
「女の体は男性体験を重ねると、微妙に変化するからね」
宮田は舌で小さな乳房をとらえた。舌で突かれ、乳首は硬く尖った。
宮田は体をずらし、女芯に顔を伏せた。
倫子の足を大きく開かせ、舌で小さな花芯をとらえる。
倫子は小さな悲鳴のような声を挙げ、体を波うたせた。男に奉仕される女体を天井の鏡がうつし出し、それを倫子は見ているはずだった。
女液が急速に湧き出した。
しばらく花芯と遊んでから、宮田はひとつになることにした。
その前に、女芯を観察する。女芯は中心部がピンク色に輝き、その周辺を薄い褐色が彩っていた。まだ、あまり使いこまれていない女芯だ。
「ね、ふたつだけ約束して」
宮田を迎え入れる前に、倫子は真顔で条件をつけた。
「お互いに何者であるか詮索しないことにしましょうね。それから、どこで出会っても、見知らぬ他人同士を装って、会釈したり、言葉を交したりはしないこと。このふたつを約束してほしいの」
「いいよ」
宮田は、大きくうなずいた。今はどんな条件をつけられても、うなずくほかはない。とにかく、ひとつになりたかった。
「そっとしてね、乱暴にしないで」
倫子は体を震わせながら、ジュニアを迎え入れた。
ベッド・サイドの壁の鏡が、浅黒い男の体に組み敷かれた白い女体をうつし出した。
宮田は、倫子の首を鏡のほうへ向け、見るように、と言った。
「私が犯されている……」
倫子は喘ぎながら呟いた。
女芯が女液で溢れるのを、ジュニアは感じていた。