紅潮した顔、震える身体、ほとばしる嗚咽。
深夜、寝室での性宴を覗き見た息子は
女が”母”だとは信じられなかった。
しかし、それでも少年の股間は充血し、
”女”となった母を求めて疼きはじめる。
母の寝室が凌辱の舞台に変わる……
よしの(36歳)実母
みやこ(38歳)人妻
れいか(18歳)令嬢
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肉棒の先がズズッと割れ目に差しこまれた。そこは二人の男女の意志にそうように、すっかり愛の蜜で満ち溢れていた。
「ううう――っ」
女が呻くと同時に、ギリシャ神殿の円柱のような張りを持った両方の腿が大きく開かれ、肉棒の侵入をいっそう容易にした。
「あなた……入ったわ……すっかり入ってる」
芳乃の子宮口は、こわばりの先端で圧迫を受けていた。
「相変わらず熱いね、お前……」
「あなたのも、とても……」
灼熱の剛棒は、るつぼのような蜜壺を思いのままにかきまわした。
「そうよ……あっ……そう……うんと動かして」
男は腰を使いながら、器用に上半身を折り曲げて、乳首を口に含んだ。そこと貫かれている肉路が連結しているのを芳乃は感じていた。昼間のしとやかな女は、狂おしいまでの変身を遂げた。
「さ、いつものように……」
琢真が両腕を芳乃の背中にまわして、包みこむような格好をした。二人の位置が反転して、まったく逆になった。芳乃の上半身は琢真の手から解放されると、ちょうど男に馬乗りになるようなスタイルをとった。
男の両手が、下から腰の柔肉を強く掴んで引き寄せた。芳乃はその手の引きつける力を適当に使いながら、上下動を繰りかえした。男の怒張がピッタリと肉路におさまり、腰の運動とともに肉襞を軋ませた。
「なんていいんだ……」
琢真の手は、腰を離れて乳房を弄んだかと思うと、怒張を呑みこんで蠢いている左右の花弁を撫でまわした。芳乃は痺れっぱなしだった。いつの間にか、腰の上下運動に円運動が加えられた。
「そうだよ。なんて具合がいいんだ」
感きわまった男の声を耳にするのは、女にとっても大きな歓びをもたらした。
再び琢真の両手が芳乃のお尻にまわされた。女の腰の動きを助けるためだった。
芳乃の腰の動きは、ただやみくもに上下や左右に揺れ動いていたのではない。適度に男の肉棒を器の中に、時には深く、また、時には浅く出し入れして、快感の大波小波を存分に楽しんでいるのだ。
なんといっても、最高なのは、男のこわばりを肉路の奥深く咥えこんで、その突端が子宮口をくすぐり、根元の部分でクリトリスを強く圧迫される瞬間だ。
「お前とは、何もかもぴったりだ」
琢真の充足した声がする。芳乃は潤んだ眼を、男のものを呑みこんでいる自分自身の器に向けた。
「あなたのを食べている……見て……ほら、私のが食べている」