本販売日:2008/01/23
電子版配信日:2009/12/11
本定価:628円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1546-1
片桐梨絵34歳――身も心も成熟した美母が堕ちたのは、
なんと息子の家庭教師、しかも18歳の高校生だった!
少年を寝かしつけた後、夫婦の寝室で、密着する浴室で、
甘い罪を重ねてしまう初々しい若茎と熟れた秘唇。
禁忌の味を一度知ったら、もう引きかえせない……
二人を美獣に変える、狂ったプライベートレッスン!
りえ(34歳)その他
本編の一部を立読み
「ずっとしたいよ。奥さんのなかでずっといたいよ。奥さんとずっとずっとオマ×コしていたいんだ」
深い感動と強烈な興奮を引きずりながら、彰彦は腰を振った。蜜壺のなかで、膣口を軸にした肉棒が揺れた。
「それ、もっとやってみて……」
「やって」と言わずに「やってみて」と言ったのは、梨絵のしたいという気持ちを彰彦に置き換えたからだった。
「うまくできないよ」
そう言いながらも、彰彦はぎごちなく腰を振った。
梨絵の重みが邪魔になったが、セックスがもたらす快楽に酔いしれた若者は夢中だった。すっかり充血している女の柔肉は、前後左右に揺れ動く肉棒の圧迫感が生みだす心地よさにざわめきながら、したたかに愛液を放った。
「もっとよ……もっと動いて……」
そう言いつつ梨絵も大腰を使った。
二人の動きの相乗効果は、たちまち二人を快楽の世界へと導いた。
「あァン、擦れてるよ。ほらほら、見て見て。毛と毛が絡み合ってる奥で、二人が一つになってる。僕たち、ちゃんとやってるんだ」
梨絵は感動の声さえ放たなかったが、彰彦以上の充足感を味わっていた。
夫との最後のセックスはいつだったか、もう記憶にない。世間からはうらやましがられていても、その内実はあまりにも惨めである。女にとって、セックスレスのつらさは何物にも代え難いし、生きている実感も乏しい。
今、私は生きている……。
大声で叫びたい。その叫びの代わりが、女らしい満ち足りた歓びの声となった。
「そうよ、これがセックスよ。あなたの求めていたものなの」
「あー、なんて素晴らしいんだ」
華奢に見えてもさすがに男である。大きく腰を反りかえらせ、ぐいぐい突きあげ、時には円を描くようにまわす。
子宮が肉棒の先で押しあげられると、脳天に突き抜けるような快感が湧いた。
二人のせわしない息遣いと、いかに気持ちいいかを口走る言葉が交錯する頃には、接触し、揉み合っている性器から、ネチャネチャと音がいやらしく派生し、いっそう二人の気分を淫らに高揚させた。
大量に放出した後だから長持ちしそうだったが、それでも十数分がやっとだった。肉棒を襲うとてつもない感覚が、夢中で腰を振りたてる若者を再び包みこもうとしていた。
「ああー、僕、また出ちゃいそう……」
「駄目、まだいやっ……頑張るのよ」
まさしく梨絵の本音だった。大きく乳房を揺らしながら、かつてない執念をこめて梨絵は大腰を漕いだ。とっくに忘れ去った女の歓びを、この一瞬に取り戻そうと必死だった。まさしく執念だった。
いやらしい摩擦音まで糧にして陰阜を擦りつけ、膣口にはっきり嵌めこまれたペニスを感じながらヒップをまわした。