本販売日:2009/03/23
電子版配信日:2010/11/26
本定価:681円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1630-7
二人きりの旅が母子の関係を狂わせてしまったのか。
息子にせがまれ握りしごいてしまった18歳の熱い硬直が、
忘れかけていた女の歓びを、36歳の身体に甦らせた。
湯船に散らした白濁、のぞかれた自慰、暴発初体験。
過ちを重ねた夜の数だけ、禁忌の絆は深まりゆく。
狂愛の悦楽に溺れ乱れ惑わされ、二人は牝獣と牡獣に!
●見出し
一章 母子・二人きりの相姦旅行
二章 温泉宿での擬似相姦
三章 息子にのぞかれた相姦願望
四章 正真正銘の母子相姦
五章 相姦関係~深まりゆく禁悦
六章 新たなる相姦の予感
七章 黒レース下着の相姦誘惑
八章 絡まりはじめた相姦の糸
九章 熟母・相姦逃避行
十章 狂愛相姦の行方
しょうこ(36歳)義母
みほこ(34歳)叔母・伯母
あゆみ(14歳)妹
本編の一部を立読み
「わっ……わわわわ……ふーん……」
裕太の声とともに、灼けるような情熱の塊りが、充血した膣襞や肉の壁を心地よく擦りながら潜りこんできた。
「うううううう……」
祥子も遠慮のない声をあげたかったが、かろうじて堪えた。堪えてはいたが、染み入るような性感は必死で取りこんだ。それが、ともすればいやらしい腰の動きとなって現われてしまった。
自分のいやらしい動きに気づいてあわてて制止すると、まだ律動することもままならない裕太が切なげに訴えた。
「お願い、おかあさんも動いて……もっと動いてよ」
わめきながら両の乳房を握りしめた。
下から腰をグラインドさせると、裕太は息を弾ませて腰を振った。
がむしゃらな動きが、かえって二つの絡み合った男女の構造から、新鮮な性感を紡ぎだしていった。
「気持ちいいよォ……ああああ、気持ちいいよォ」
あまりにも率直すぎる言葉の連発に、裕太に対する愛おしさが増した。息子の声に挑発されて、祥子のグラインドにスピードが加わった。
この時、すでに祥子はイク寸前にまで高められていた。
もしも今、挿入されてペニスを貪ろうと腰を使う祥子をビデオで撮影し、それを見たならば、誰もが、最高にはしたない、最高に卑猥な腰振りだと嘆息しただろう。それほど祥子は早く激しく、卑猥に腰を振り、尻をくねらせ、男を貪っていた。
裕太の唸り声が獣のように高くなるにつれて、柔肉の内部を攪拌するこわばりがプアーッと膨張した。
最初に黄色い声をあげたのは祥子だった。
「来てぇ!」
その時、裕太は限界に達していた。
ドピュッーッ!……
祥子は女体の奥深くに男の精気を受けとめた。さっきにも増して噴射は力強く、長くつづいた。
歓喜に包まれながら、上半身を倒してきた裕太を抱きしめた。そして祥子自身、自分の女陰がかつてないほど長く、ペニスを玩弄するように締めつけていることに気づいた。これまでのように、射精を受けとめるだけではなかった。
祥子にとっては無上の喜びだった。
心配なのは、あまりに感じすぎたことだ。それは喜びの大きさ、深さと同じように、不安でもあった。