年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時

著者: 高竜也

本販売日:2008/11/23

電子版配信日:2010/09/10

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1609-3

「お願い、獣のような目で、私の裸を見ないで……」

ブラを滑り落とし、静かにパンティを脱ぎ去る熟妻。

目前の「彼」は息子の友だち。17歳の年下の「彼」

(息子と同い年の少年に啼かされ、狂わされるなんて)

理性と母性と淫性の狭間で溺れていく38歳の女体。

艶めかしき熟肉が危険な相姦劇まで招いてしまうとは!



<もくじ>



Ⅰ 息子の友人の前で下着を脱いだとき、 9

人妻の身体に甘い旋律が走った…

1 代償 2 手淫 3 発端 4 開陳 5 触発

6 酩酊 7 限界 8 暴君 9 真実 10 暗転



Ⅱ 甥が抱える切実な性の悩みに気づいたとき、

38歳の手指は逞しい若竿に伸びた… 123

1 孤閨 2 約束 3 哀切 4 理由 5 倒錯

6 本番 7 密会 8 終焉



Ⅲ 最愛の息子が相姦願望を口にしたとき、

麻衣子は一匹の淫美獣になった… 227

1 暗雲 2 転落 3 禁句 4 淫指 5 剃毛

6 本音 7 禁忌 8 畜生

登場人物

まいこ(38歳)人妻

本編の一部を立読み

ゆっくりとヒップを落とすにつれて、硬い一物が疼く秘肉を左右に分けて潜りこんできた。秀和は表情を歪めながら腰をせりあげ、麻衣子は陶酔しきって肉棒が姿を消すのを見入っている。男の子が夢中で追い求める気持ちがよくわかる。レイプしてでも得ようとする快感には、それだけの魔力があるということだ。

私も同じ……と思った。

暴挙に走らないのは、子供たちより精神構造が発達しているし、常識をわきまえ、なにかが起こった時の世間の非難が怖いことを知っているからだ。

しかし、麻衣子はさらに世間から非難されることをやっていたし、背徳行為に走っている。それが知られていないだけなのだ。

怖いけれど危険を冒す価値がある。いつ見つかるかもしれないというスリルが、快楽の味をいっそう深めているのは間違いない。

「ああああ、すごく気持ちいい……」

秀和が泣きそうな声をあげた。麻衣子は同じ表現をいやらしいヒップの揺さぶりで表わした。

膣に受ける強い摩擦感がたまらない。それを得るには律動が必要だった。

ゆったりとグラインドをした。速く動くのは可能だが、長く味わいたいのでことさらゆっくり動いた。射精を早めないためでもある。

下にいる秀和がモジモジしている。全身を突っ張って腰を上に反らそうとするのだ。彼もまた、より強い摩擦感を求めてそうしているに違いない。

「駄目よ、焦っちゃ」

イク瞬間は共有したい。昇りつめた時に力強い噴出を感じたかった。

それを目で見つつ、口腔内でしっかり確かめている。おそらくあの噴出力なら、子宮口が歪み、子宮全体が押しあげられるのではないか。

「ねえ、見たいんだ。どんなに入っているのか、よーく見せて」

麻衣子はグラインドをとめて、ゆっくりヒップを持ちあげた。それまで陰毛が絡み合っていた性器が、少しずつ離れた。

圧迫されていた陰毛がモヤーッと空気を送りこまれたようにひろがり、サーモンピンクの肉裂から少年の肉のシャフトが出現した。ねっとりした蜜にコーティングされて、さながら糖蜜でも塗りたくったように光っている。極彩色に近い青筋、赤筋が表面にくっきり浮かび、心なしかほんのり湯気を立てているように見える。

「うわァ、すごいや……」

肉根の大部分が姿を現わし、挿入されているのは笠を張った亀頭だけとなると、にわかに麻衣子は空虚感に襲われた。視覚による刺激も興奮するが、やはり一番感じるのは粘膜同士の融合である。堪えきれないようにズブッと陰阜を沈めた。

「あわわわ……」

これまで味わったことのない奥深い快感に秀和がのけ反り、まるでもがくように両手を宙に振った。

あああ、すごいわ……。

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