トリプル・タブー
本販売日:2007/11/23
電子版配信日:2009/10/16
本定価:628円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1534-8
「そうよ、晋ちゃんので叔母さんの中をいっぱいにして」
艶めく太腿を大胆に開き、甥の勃起を割れ目に導く。
過ちだと分かっていた。でも孤閨にはもう耐えられない…
31歳、37歳、39歳―男の滋味を知る未亡人だからこそ、
熟れた女体が、16歳の熱く迸る欲望に蕩けてしまう。
叔母姉妹、そして美母…蜜戯は遂に最高のタブーへ!
あやこ(39歳)未亡人
ともほ(37歳)未亡人
はるか(32歳)未亡人
みゆき 女子学生
本編の一部を立読み
潤った粘膜の奥がわななき、秘唇が痙攣した。
遥香はゆっくりと腰を沈めた。ジーンと痺れる感覚が燃えたぎる淫裂を襲った。一物が軋みながら根元まで沈んでいく。
「あァ……あーア……」
晋平は驚きと興奮で言葉が出ず、幼児のように呻いた。
膨張した亀頭が割れ目を押しひろげ、途中の襞肉を圧迫しながら、奥深い子宮にまで達するのを、遥香は二年ぶりに実感としてとらえ、陶酔しきった表情で口走った。
「ああっ、こんなにいいなんて……ほんとに最高」
嘘偽りのない本音に、晋平は一も二もなくうなずく。
「ぼ、ぼくも最高だよ」
「でもね、晋ちゃん、セックスの歓びはこんなものじゃないわ。いつかわかるわ。大人になっていろいろ知れば、本当のよさがきっとわかるから」
「じゃあ、叔母さんならわかるの?」
「晋ちゃんがもっと大人で、私をリードしてくれたなら、きっと、きっと……」
「ぼく、大人になったら叔母さんを……」
なにか言いたげな晋平の口もとは、上から見おろす遥香の手でそっと塞がれた。
「その頃の晋ちゃんには、きっと素敵な恋人かお嫁さんがいると思う。今はよけいなことを考えちゃ駄目。欲しかったら求めればいいの。今を楽しんで」
遥香の言うことはもっともだったし、欲しければ求めろという言葉に、叔母の寛大さを感じた。
今夜だけではなく、これから先もぼくが求めれば応じてくれる……。
そのつもりで言ってくれたのだと思うと、焦りや切羽つまった気持ちが遠のいた。
遥香はもうなにも話したくなかった。目を閉じることで晋平のおしゃべりを封じ、自分だけの快楽の世界にどっぷりと浸った。
晋平を無視したのではない。晋平は、挿入、合体という現実に身も心も奪われているに違いない。ここまで教えればセックスの楽しさを求めて行動するはずだ。
遥香はせっかちになりそうな自分を戒めた。
もう、ここまできた以上、気持ちのおもむくまま、身体の求めるまま、自由に動きまわりたい。
肉の中心を貫く少年の性を強く意識しながら腰を揺さぶる。二人のぴたりと密着した粘膜が縦横に擦れ合い、忘れていた快感が甦ってきた。次第に荒くなる動きに下腹はうねり、乳房はブルルンッと前後左右に揺れた。
その挑発とも取れる動きに、晋平はぎごちなく腰を突きあげたり反らしたりして応じた。
なんとしてでも喜ばせたい。感謝の気持ちを叔母に伝えたかった。