清艶な女教師・順子を叔母として慕う幸一。
その憧れの叔母が教え子に犯される場面を見たとき、
幸一の欲望は一気に炸裂した。
だが……、叔母だと思っていた順子が
実の母だったとは!!
じゅんこ(35歳)実母
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「人間じゃないわ。こんなひどいことが許されると思うの?」
「許されないさ。でも、努力して叔母さんをいい目にあわせてやれれば、少しは許されるだろ」
いい目にあわす?……この子は私に女の歓びを与えることで、少しでも自分の非を軽くしようとしているのだろうか?……
「お母さんをこんな目にあわせるなんて、あんまりだわ……」
情けないやら口惜しいやらで、涙が溢れてくる。けれども、一旦、女体の魅力にとりつかれてしまった少年は罪を感じない。
「叔母さん、僕、死ぬほどしたかったんだよ。草間君がそういうチャンスを作ってくれたけど、僕はイヤだから逃げだしたんだ。初めては叔母さんとしたい。それが夢だったんだ」
「私はお母さんなのよ」
「もう、それはいわないで。僕、信用してないんだから」
もはや、どんな手段を講じることも不可能である。自分の産んだ子供に犯されるという残酷な仕打ちではあるが、順子の気持ちの中に、セックスで苦悩している幸一に対する憐憫の情がないわけではない。女体に対するやむにやまれぬ欲望がありながら、そのチャンスを放棄して、童貞を捨てる相手は自分だと決めた幸一が、愛しくてならない。
だけど……だけどである。近親相姦という禁断の実を、一度でも口にしたら、生涯心の重荷となって苦しみ抜くのではないか?
いけない、いけない!……順子はあわてて自分の気持ちの中に芽生えてくる許容心を否定した。しかし、そんな順子の思惑をよそに、幸一はレース地のパンティの上に血走った視線を走らせている。黒い陰毛の織りなす微妙な影に胸を躍らせ、血肉をたぎらせながら、幸一は乱暴にパンティを引きちぎった。
すべてが無駄だと悟る時がきた。順子は観念し、眼を閉じた。
股間に我が子の刺すような視線が注がれていると思うと、羞恥と屈辱で震えがくる。
何やら生温かいものが触れる。それが舌とわかったのは、舐めまわす感触がしたからである。両膝を閉じようとしたが、細紐でくくられていてそれもできない。
順子はあらゆるものを嫌悪しようとつとめた。にもかかわらず、終始、舌でべちゃべちゃと犬のように舐められているうちに、どうしたはずみか、ズシンと脳天に響くような衝撃が走るのである。それは、順子の肉体を制御する気持ちを完全にうわまわる力で、恥ずかしげもなく愛液を溢れさせていく。
「いけないわ……いけない……」