喪服の衿もとを大きくひろげられ、
無骨は手が乳房を剥きだしに……
黒い和服に映える透けるような白い柔肌、
膨らみの先端を彩る朱い乳首。
隣家の人妻に誘われるまま、喪服で出かけた若妻・憂子に
襲いかかる恥辱の嵐。
やがて、下着を穿いていない狭間に指が……
単身赴任の夫に抱かれていないそこは、
被虐の歓びにべったりと濡れていた!
ゆうこ(25歳)未亡人
なつこ(27歳)叔母・伯母
れいこ 未亡人
本編の一部を立読み
紳士は、陰毛を引き抜き、匂いを嗅ぐように鼻の前にかざし、舌でぺろりと舐めた。少し汗くさかった。色は茶色がかっていた。
恥丘に微笑むかのような縦の桃色の亀裂を守る淡々とした恥毛は、やや渦を巻いてひろがり、白い地肌がすけて見える。その少女期の稚さを残した初々しい繊細さが、男の理不尽な情欲を激しくかきたてる。
白い裸身に絡みつくように、黒い紗の帯が淫らにうねっていた。黒い絽の喪服の下に緋の長襦袢、その中に包みこまれていた雪の白さの見事な若妻の裸身……絶妙の官能美のコントラストは、憎いほど男の欲望を昂らせる演出だった。
紳士は、情炎の昂りに理性をかなぐり棄てた。憂子をあお向かせるなり、硬直しきったそれを股間にあてがった。が、硬直は、紳士が挿入を焦るのを嘲笑するかのように、すーっと風船がしぼむように萎えてしまう。
男は焦った。是が非でも挿入を果たしたい。手に添えて肉茎を花唇にあてがい、こすりたてる。
憂子はその感覚にむずかるように腰を蠢かせた。なにかにすがりつきたいもどかしさが、憂子の手を宙にさまよわせる。肉茎にこねられた花唇は情欲に濡れ、強く肉襞を押し分けてくる肉塊の期待に熱く疼いていた。
男は体勢をたてなおそうと、指先に唾液をまぶし、ひくついている割れ目をこね、クリトリスを摘んでいじり、指先を狭い蜜路の扉口にもぐらせる。蜜路の入口からチーズに似た女唇の香りが男の鼻孔を襲った。
若妻が欲情しているのは確かである。発情のしるしが、その強い女陰からの芳香だった。
紳士は片手で若妻の秘唇を嬲りつつ、もう一方の手が自身をせっせと鼓舞していた。
若妻は切れ長の双眸をうっとりとまたたき、紳士に向かって両腕を差しだした。抱いてほしいという、女の性の本能がさせる仕草だった。
憂子はこの時、いったい自分が演技しているのか本気なのか、その境界が定かでなくなってしまった。女優であるつもりが、男の愛撫を受けているうち、いつしか娼婦のような仕草で男に媚びているのだった。
男の野太い硬直が欲しかった。一気に根元までズボズボと押し入れられる、あの切ない秘肉の感覚が、粘膜を炎にして腰を灼熱させるのである。
肉路は男根を求めてヒクヒクと痙攣を繰りかえし、渦巻く茂みまでが溢れる蜜で濡れ光ってくる。獣のような愛撫を待ち受け、秘花はいまや満開になった。