愛虐学園

汚れた教室

著者: 栗原英介

本販売日:1988/08/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0206-5

「先生、犯されるって興奮するだろう?」

凌辱に溶け崩れていく女教師の瑞々しい裸体。

だが、屈辱の課程はなおもつづく。

PTA役員、処女学生、ミス学園……

男たちの終わらない獣欲が、女たちを絶頂へと駆り立てる!

登場人物

ようこ(24歳)女教師

しま(31歳)人妻

まりこ 女子大生

たかこ 姉

のりこ 女子学生

本編の一部を立読み

「ペッティングだけで恐がっていたんじゃ、お医者さんごっこはできやしないぜ、先生……」

と、隆はチョコンと指先で頬を突いた。

「双六で負けたらお医者さんごっこをすると約束したからには、覚悟を決めてもらうぜ。さあ、ネガを返してもらいたかったら、こう言うんだ」

隆が蓉子に何やら耳うちをすると、たちまち憤辱と困惑で眉根を寄せ、けわしい表情になった蓉子は、

「い、言えないわ、そんなこと……」

と首を振る。

「言えっ、言わなきゃ先生の叔父さんまで校長を罷める羽目になるんだぜ」

執拗に脅してくる隆に、憎悪と口惜しさを抱きつつも蓉子は、ぐっと羞恥に耐え、

「い、言います、言いますから叔父には迷惑をかけないで……」

「じゃ、早くしろっ」

「……ね、ねえ、蓉子の、体の……こ、構造を、くわしくご覧になって……」

と、絞るように言うと、わっと泣いてすすり上げるのだった。

五郎と博はニヤニヤと笑って聞いていたが、

「では、遠慮なく拝見させてもらうぜ」

と、壁から太い青竹と麻縄を持ちだし、蓉子の後ろ手の縄を鎖から解いた。

蓉子はベッドの上に後ろ手縛りのまま仰臥させられた。

いや、いやっと駄々をこね身を揉む典雅な姿態を三人は押さえこみ、

「たったいま体の構造を見てくれといったばかりじゃねえか」

といって、都会ではもう見ることのできなくなった青竹に、両下肢を開脚させて縛りつけようとするのだ。

蓉子は上気した美貌をわななかせて暴れたが、男三人の力には適うべくもない。情感を滲ませた白い太腿が左右に割り裂かれていくと、

「ああ、や、やめてっ!」

と、名状のできぬ恥ずかしさ、切なさに大きくのたうつのだった。

「へへ、ご開帳、ご開帳」

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