清純な女子高生とつき合いながら、その美しい母をも……。
「やめて、娘に知れたらどうするのッ!」
寝室に忍び込んだ娘の恋人に、必死で抗う貴和子。
だが、その剛直に秘唇を貫かれた瞬間から、
性の歓びに身を任せてしまう若い母……
しずか 女子学生
きわこ(34歳)年上女(熟)
あや(19歳)女子大生
えいこ その他
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「こいつが一度覚えたあなたの味を想いだしちゃったんですねえ。そりゃあ、こんなことをやって発散させる方法もあるんだけど……」
弘史はこれ見よがしにペニスを握ると、ゆるゆると擦りはじめた。貴和子の潤んだような瞳が、この勃起した肉茎を見つめていると思うと、ひどく興奮する。
「やめて……」
またかすれた声がした。
「恐ろしいことなのよ。娘が起きてきたらどうするの」
「起きてこなきゃ、いいってわけですね」
十九歳の若者の皮肉な言い方に、貴和子は弱々しく口をつぐんだ。彼女は、弘史の姿を見た瞬間から、自分がどうあがいても逃れられないことを予感した。貴和子は、弘史を泊めた時点で、こういう事態がひょっとして起こるのではないかという気がしていた。そんな余計なことを考えている自分が腹ただしくもあったが、不思議なことに、それを考えている間、彼女の牝芯はじっとりと濡れていった。
なんてことを!?……
貴和子は自分に腹をたてて、誘眠剤を飲んでやっと寝たのである。彼女が眠る前に考えていたことが、今、現実に起きようとしていた。
「出ていって……お願い……」
険しい表情に似合わぬ弱々しい声である。
「そんなことはできないな。これのおさまりがつかないうちは……」
弘史は下腹部で脈打つ自慢の剛棒を撫でまわした。
「お母さんの中に入りたがっているんです」
弘史が手を伸ばすと、貴和子は艶やかな体を縮めて、また、「出ていって」と泣きだしそうな声をあげた。その時はもう、険しい表情もすっかり影をひそめて、今の立場にふさわしい気弱な女の顔に戻っていた。
「娘に知られたら、私もあなたも……。お願いよ。恐ろしいことを考えないで!!」
「できるだけ早くすませますから。ああ、もうこんなになっちゃった」
弘史は、無理につくった照れ笑いを浮かべながら、亀頭の先端から滲みだした粘り気のある露を、指先ですくいとった。
貴和子は、できるだけ見まいとするのだが、目と鼻の先で行われる相手の行為から、どうしても視線をはずすことができない。そして、見てしまえば、自分の意志をまったく無視して体が直ちに反応してしまう。心と肉体はまったく別の人格であることを、貴和子はいやというほど知らされるのだった。