私は28歳の未亡人で、女医。
身体めあての男たちを、私は拒みつづけた。
そうまでして守った亡夫との大切な貞操。
剛直が秘唇を割り開き、鈍痛が走ったときまでは
私は女として誇りを失わないと信じていた……。
私に一年振りの肉の悦びを教えたもの、それは凌辱。
かなこ(28歳)女医
えりこ その他
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「ひい――ッ」
目もくらむ強烈な快感に、私は腰を揺すってわなないてしまいました。それでも男の舌は吸盤でもついているように離れようとしません
「いやーッ、やめて! いや、いやいや」
悲鳴をあげながらも。私の股間からは熱い歓びの愛液が次々と噴きだしていきます。
「お願い、許して……もうたくさん。やめて頂戴」
本当に腰から下が溶けだしてしまいそうでした。
「何を言うんですか。楽しみはこれからじゃないですか。先生が時々しているような指だけの楽しみなんて、たかが知れたものです。なんといっても本当の楽しみは……」
そう言うなり、持田は長大きわまりない男の一物をねじこんできたのです。
「うわわわわーっ!」
それは悲鳴ではなく、まさしく歓喜の声でした。私の目に映ったすべての光景が、白く霞んで見えました。
何やら目の前でキラリと光りました。左手の薬指にはめた結婚指輪です。
あっ、あの人が見ている……。
指輪の鋭い光は、まるで亡夫の目のようでした。
あなた、許して……。
心の内で叫んだ時、持田が深々と送りこんだ肉茎を軸にして、大きく円運動をはじめたのです。
「う……ううううーン……ふうン……」
目を閉じた私は、動きに合わせるように高々とヒップを突きあげてしまいました。
ああ、一年ぶりなんだわ……。
体じゅうの血がザワザワと音をたてていました。
持田は円運動と抜き差しを交互に繰りかえします。強く腰を繰りだすたびに、男の活力が股間の隅々にまでジーンと染み渡り、ソロリと引き抜くと、肉茎にまとわりついてめくれでた粘膜が嬉々として震えます。
すごく窮屈な感じに、私はしばし戸惑いを隠せませんでした。夫との時はもっと単調だったような気がしたのです。でも、決して不愉快ではありません。いえ、むしろ夫の時よりも……。
持田が速く動いたのは初めのうちだけでした。あとは意識的にペースを落としたのです。 もっと速くして欲しかったのですが、私の口からはとても言いだせません、もどかしさは、いたたまれないやるせなさに変わりました。けれども、やっぱり私からリードするなんてハレンチなことは絶対にできません。必死で耐えながら、スローな動きに合わせて腰を使うしかありませんでした。
久しぶりに男を迎え入れたというのに、いつのまにか、動きは驚くほど滑らかになっていました。