「ギャーッ!! やめてーッ!!」
病棟を揺るがすような悲鳴がほとばしる。
麻酔から醒めた時、美香の男を知らない、
瑞々しい女体に、凌辱のメスがのびていた。
だが、どんなに泣いて抗っても助けはない。
ここは快楽病棟──淫獣たちの巣窟なのだ。
やすこ(26歳)人妻
みか(18歳)女子大生
たかこ(26歳)人妻
としえ 看護婦
ともこ 看護婦
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「かんにんして……もう、いや……」
少女らしく愛らしいことを言った。
「そうはいかないのだから、困る。股を開いてもらわんと、何もできん」
「あくまで股を拡げるのはいやだと強情を張るのならこうしたらどうでしょう」
滋彦がアイディアを出した。
「わしは、女とつながるには股を開いてもらうしかないと思っとったが」
老人も滋彦に調子を合わせる。
「女の体は、絶対に男の侵入を拒めないようなつくりになっているんですよ。造化の神さまは、よほど女のはらませ方がお好きだったのでしょう」
下卑たやりとりに、美香はそれだけで総身が汚されたみたいな気持ちになる。
「こうするんです」
滋彦はやにわに、美香のよじり合わせた足首をひとまとめに掴むと、胸の方へ折り曲げた。
「いやあッ……」
甲高く叫んであらがおうとしたときには、すでに膝小僧が乳房に押しつけられていた。
「いかがです、内股はピッタリくっついているのに、その奥は……」
「便所の壁の落書きそっくりに奥まで顔をのぞかせとるな」
美香は真っ赤になった。自分がのぞかせているその卑猥さがたまらなかった。
道也も一瞬眼にしただけで、あッと眼をそらした。ピッタリ閉じた内股を押し分けるようにして花びらを包む両側の肉がせり出し、その中央の線をクッキリ浮き立たせているのである。
「フフ、どうだ、お嬢さん、真っ赤になって……ここと同じ色だぞ」
老人は無造作に骨張った指を、女体の中でももっとも柔らかく繊細な味わいを秘めた肌に触れさせた。
「や、やめてッ……お願いですッ」
「素直に言うことをきかんから、こんな無残な目を見せられる。どうじゃ、素直に脚を拡げて、わしを乗せる覚悟ができたか。わしも年だから、こんな恰好では抱くのがシンドイ」
老人は舌舐めずりしながら、ねっとりとした匂いを立ち昇らせるはざまを弄ぶ。美香は内股を絖のように光らせてワナワナ顫えている。
「どうです、こうやって縛りつけて、こっちの蕾の方もいじって見ませんか。こんなにまる見えですよ」
「実に可愛いな」
「いや……そこ、いやですッ」
美香は魂消える悲鳴を張りあげて、尻をゆさぶりたてたが、ゾックリ剥き出しの双臀のはざまの蕾は、羞ずかしくてたまらなげにピリピリ縮かんで、いたずらに男たちの眼を楽しませるばかりである。
「いやだいやだと言いながら、バカに熱くなってきたじゃないか」
「ヒイッ……い、いやあ……」
いやおうなくかきたてられて、美香は身も世もなく悶え泣きに総身を顫わせはじめた。