汗にぬめる乳房も、うねる腰のくびれも、
上流階級の女は、やはり何もかもが違う!
生贄は法子22歳。すすり泣く令嬢を犯すのは使用人。
長年の鬱積を晴らすべく、婚約者の前で下着を剥ぐ!
薔薇のような肉丘と陰裂を剛直の一突きが貫く。
凌辱という言葉では生やさしすぎる姦虐!!
あおい(20歳)女子大生
のりこ(22歳)令嬢
本編の一部を立読み
「信哉さんの前で抱いて、と言いな」
「…………」
赤くした顔を右に左にガクンガクンとのけぞらせながら、法子は呻き泣いた。
それを見ていた葵は、まるで自分がされているように、身震いしながら泣きだした。
兄のフィアンセとしてばかりではなく、その気品ある美しさや理知などにあこがれに近い気持ちを抱いてきた葵だった。その法子がまるで犬畜生のようにむごい扱いを受けて、声をあげて泣いている。心優しい葵は、自分のことも忘れて、法子の口惜しさを思いやるのだ。
しかし声を出して晃の行為を引き止める勇気はなかった。
たった二日間というのに葵の胸には隷属の意識がしみ込んでしまったのである。
晃は法子を仰向けに突き転ばし、その上に覆いかぶさった。
「いや……」
乳房を両手に握りしめられて、法子はのけぞった。乳首をきつく吸い上げられて、法子は呻いた。押し当てられてくる硬く熱いものを避けようともがいた。
「やめてッ」
狂ったように頭を振りたくりながら、血を吐かんばかりに叫んだ。
涙と狂乱に霞んだ視野に、信哉の顔が、葵の顔が、サブと狸の顔が飛び込んでくる。
みんな法子を見ていた。信哉の眼までもが好色にギラついているように思えた。
「かんにんしてッ……みないでッ……」
みんなの見ている前でおもちゃにされる羞ずかしさおそろしさに総身を貫かれた法子は、泣きながら絶叫した。
「オラ、オラ、もっと泣けい。もっと暴れんかい」
晃はのたうちまわるる法子の身体を巧みにあやしながら乳房をもてあそび、尻を嬲った。毛臑を足にからめて股を引き裂こうとした。
「やめてくれッ」
信哉がわめいた。
毛臑にからめ取られた白い下肢が激しく足掻きながら、じょじょにくつろげられていくのだ。
葵はハッと面をそむけた。その耳に悲痛な悲鳴が飛び込んできた。
「今度はこうやろうぜ」
「信哉さん、助けてッ……い、いやあッ……」
「法子ッ……」
「色男、見ていなよ」
見るなと言われても見ずにはいられなかった。眼が血走り、視野が燃え上がった。
晃はマットレスの上にあぐらをかいていた。
法子の裂かれた白い下肢が、無理やりそれにまたがされていた。
隆々とした肉の凶器が、柔らかく爆ぜた肉に、まがまがしく擬せられている。
「ヒィーッ……」
魂も消え飛ぶような悲鳴は、しかしすぐに重い呻きに変った。
凶器は視野から消え、法子はみずからの体重で、垂直に子宮まで貫かれていった。