M義母・麗子

著者: 佳奈淳

本販売日:1998/05/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0822-7

身体に流れるMの血が、麗子の理性を狂わせた。

義母の恥態を目にした女子高生いづみも、

禁じられたMの魔味に溺れていく。

恥肉露出、処女喪失、緊縛調教……。

犯され、虐げられるほどに美しくなる義母と娘、

二人の牝が堕ちるM奴隷地獄の罠。

登場人物

れいこ(27歳)義母

いづみ 女子学生

りか(20歳)女子大生

えみこ(27歳)義母

ゆかり 人妻

本編の一部を立読み

「こうかっ、梨香」

別所は鬼のような形相で、美大生の媚肉を責めたてる。

「いいっ……いいわっ」

ずぼずぼと出入りするペニスには、べったりと愛液がからみつき、いづみのところまで匂ってきそうなほどだ。

ああ……あんな大きなもので、突かれて、気持ちよさそうにしているなんて……。

ヒップの狭間を出入りする別所の肉塊から、いづみは目を離せなかった。

「あっ……も、もう……梨香、イっちゃいそうです」

ウエストに巻かれた鎖をジャラジャラ鳴らし、梨香が切羽詰まった声をあげる。ピストン責めが小刻みになった。

「ア、アアッ……イ、イクうっ」

四つん這いの裸身がピーンと突っ張り、梨香が白目を剥いた。

「おうっ……」

強烈な締めつけに耐えて、別所は怒張を引き抜いた。勃起させたままでいなくては、松雪いづみをものにできない。萎えたペニスなど見せられたら、背徳の魔力がいっぺんに解けてしまうだろう。圧倒的なたくましさをずっと見せつけてこそ、女は服従する喜びを感じるのだ。

別所はヌラヌラの肉刃を教え子に見せつけ、吊られた裸身へと迫った。

「い、いや……来ないで……先生、来ないでください」

いづみは上気させた美貌をそむけ、スレンダーな裸身を震わせた。薔薇色の清楚な乳首がしこっている。

感じている。処女のくせに、縛られて感じているぞ……。

別所はニヤッと教師らしからぬ笑みを見せ、いづみの顎をつまんだ。

「ああ、恐い……恐いの……先生」

上向きにされた美貌は、ハッと息を呑むくらい可憐な蒼い色香に満ちていた。花びらのような唇から、かすれた息がもれている。

別所は引きつけられるように、唇を重ねていった。

「うんっ……ううっ……」

両腕をあげたいづみの裸身が硬直した。

別所はいづみの唇を舌で割りながら、反りあがったペニスを、下腹の淡い翳りに押しつけた。

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