熟姉と愛妹
本販売日:2005/07/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:597円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1370-2
私はお義兄さんに仕えるため、生まれてきたの。
理不尽な命令にも瞳を潤ませ、牝犬のように従う里奈。
献身的なフェラチオ、露出散歩、衆人環視の後背位……
禁戯を覗いた由紀恵の胸に渦巻く嫉妬、狂おしき理性。
お願い、今度は私にご奉仕させてください……
心の奥で抱く願望が、美姉妹を牝に駆りたてる!
ゆきえ(30歳)人妻
りな(19歳)女子大生
きょうこ(24歳)女優・アイドル
ひとみ(22歳)人妻
本編の一部を立読み
「あ、あなた……里奈……」
揉みあげられる妹の乳房。
由紀恵はそこで釘づけになった。嫉妬の炎は、メラメラと由紀恵の頭を焼いている。
「里奈が、お義兄さんの……め、牝になったの……お仕えする牝は、一匹でいいの」
指の間からはみだしている乳首が、フルフルふるえている。
「な、なに言ってるの、里奈」
「姉さん、牝になるのを、心のどこかで嫌っていたんでしょう……だから、股縄も拒否していたんでしょう……里奈は、拒まない……里奈はお義兄さんの、すべてを受け入れるの」
夫が里奈の顎をつまんだ。里奈が白い喉を反らし、唇をあずけていった。
重なった。すぐに、お互いの唇が開き、舌と舌とがからまり合っていくのが由紀恵にもはっきりわかった。
「うん、ううん……」
濃厚なキス。妹の喉が、時折り、動く。呑んでいる。夫の唾液をおいしそうに。
そのままで、直樹がとがった乳首をつまんだ。
「うう……」
ひねっていく。
「う、ううっ……うぐぐ」
妹の緊縛された上半身ががくがくと動く。あぶら汗がドッと浮きだし、バストが光っていく。
深い谷間に無数の汗の雫が浮いていく。
「ああ、私も……い、いじめて……」
由紀恵は無意識に自分の胸もとをつかんでいた。こちらも、妹に負けず、張っている。
妹が立ちあがった。自分で、ミニをさげていく。
ウエストに巻かれた縄。おへそから、真一文字に結ばれた縄がさがっている。それは、妹のおんなの縦溝に食いこんでいた。
「ああ、駄目、駄目、姉さんは駄目」
挑戦的な瞳を向けて、里奈が言う。
さっきまでの、気持ちの揺らぎなど、微塵も感じられない。
「朝、見ただろう。俺と里奈がやってるとこ」
「…………」
「おまえにできるかい、由紀恵」
「そ、それは……」
「嫌いでいいんだ。昨日も言ったとおり、もうおまえとSMはしない。こんなに可愛くて、若い、マゾ牝がいるからな」