新任奴隷女教師

著者: 佳奈淳

本販売日:1998/08/23

電子版配信日:2010/01/15

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0839-5

新任挨拶の最中、英語教師の股間は濡れていた!

22歳の身体が放つMの魔臭を嗅ぎつけた生徒達は、

次々と萌恵に襲いかかり、媚肉をむさぼり喰らう。

淫狼40匹の白濁液を浴びせられる被虐の学園生活。

奴隷教師として生まれ変わった萌恵は哀しげに呟く。

みんなにご奉仕するために私は教師になったのね……

登場人物

めぐみ(22歳)女教師

さき 女教師

るみ(23歳)女教師

ともみ(24歳)女教師

本編の一部を立読み

「よし、これを咥えてもらおうか」

カメラを榊原に渡すと、徹がペニスを引きだした。早くも見事に勃起し、女教師に向けて鎌首をもたげていく。

「い、いや……そんなこと、できないわ……教師なの、私は教師なのよ」

いやいやとかぶりを振るものの、萌恵の目は教え子の怒張をとらえたままだ。口ではなく、どろどろのぬかるみ状態の媚肉に、欲しいくらいだった。

自分で自分の行動を制御できなくなっていた。じかに感じる縄の感触、締めつけられる感覚、そして両腕の自由を奪われたことで得られる心の自由。なにをされても縛られているから仕方がない、というあきらめの気持ちが、被虐の快感を積極的に受け入れる下地となっていた。

「ほらっ、ひざまずくんだ、先生」

後ろから、佐々木が萌恵の頭を押さえていく。

「い、いや、いやです」

萌恵の膝がおれる。そして、仁王立ちの徹の足もとに両膝をつかされてしまう。

すると、目の前に鎌首が迫ってくる。若い息吹に満ちた牡の性臭が、萌恵の鼻孔をくすぐってくる。

「先っぽにキスしな」

「いや、いやです……私は教師なんです……おもちゃなんかじゃないんです」

萌恵は自分自身に言い聞かせるかのように、何度も、私は教師だと口にした。そうしないと、本当の牝犬になってしまいそうな気がしたからだ。

「キスだ、先生」

唇に鎌首が迫ってくる。萌恵は「いやっ」と顔をそむけたが、すぐに向き直り、そして口づけていった。

唇が鎌首に触れた瞬間、これで終わりだと思った。そう思うと、最後の枷もはずれてしまい、萌恵はいきなり、しゃぶりついていった。鎌首をくわえこみ、じゅるじゅると淫らな唾液の音をたてて、ねっとりと味わう。

すかさず榊原がシャッターを切った。

萌恵は鎌首のくびれを唇で締めたまま、ちらっとカメラのほうを見た。切れ長の目は、ゾクッとするような蠱惑の輝きを放っている。媚びていた。生徒たちに萌恵は媚びていた。

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