金曜日のオフィス 誘惑秘密残業

著者: 牧村僚

本販売日:2000/11/20

本定価:933円(税込)

ISBN:978-4-8296-3402-8

股間にひざまずき、猛る怒張を頬張るのは、美人秘書・瑤子、28歳。彼女はなんと社長の一人娘! 高慢に思えた美貌を上気させ、ぎごちなく這わせる甘い舌。大きくまくれたスカートから覗く雪白のむっちりしたふともも。無縁に思っていた社長の椅子に座り、令嬢に奉仕させる最高の愉悦。応接室、社長室、通勤電車……。オフィスは秘密残業するには最高の場所。秘書課長が企む今夜の相手は美人新入社員? 部下のOL? 重役秘書?……

登場人物

ようこ(28歳)秘書

なおみ(27歳)OL

ともよ(22歳)新入社員

ゆかり(27歳)秘書

きょうこ(29歳)婚約者

本編の一部を立読み

「ああ、私、もう駄目。我慢できないわ。課長、ちょうだい。この硬いのを、私の中に……」

「俺も限界だ。早く直美の中に入りたい」

直美は上体を起こして振り向き、赤く火照った顔で米村を見つめた。目が妖しい輝きを帯びている。

「私が上でいい?」

米村の腰をまたぎながら、直美が尋ねてきた。女上位で交わるつもりらしい。

「もちろんいいよ。こういう眺めもすてきだな」

胸の白い双丘を、米村はうっとりと見つめた。お椀を伏せた形の乳房が、直美の動きとともにプルンプルンと揺れ、それが米村の気持ちをいっそう高ぶらせる。

直美は煽情的なほほえみを見せ、右手で米村の硬い肉棒をつかんだ。亀頭の先端を、淫裂の開口部にぴたっと合わせる。

ペニスに蜜液のぬめりを感じて、米村はビクンと体を震わせた。反射的に両手をあげ、直美の乳房に手のひらをかぶせる。

「すばらしいよ、直美。こんなオッパイには、もう二度とお目にかかれないだろうって、あきらめてたんだ」

「課長ったら、私を喜ばせようと思って……」

「お世辞でもなんでもない。ほんとにすてきだ」

「ああ、課長。うっ……」

直美が腰を沈めると、グニュッというくぐもった音をたてて、米村の硬直は肉路に埋没した。

周囲から柔肉がからみついてくる感じで、米村は早くも射精感に襲われる。

それをなんとかやりすごし、米村は直美の乳房を揉んだ。左右の親指と人差し指で、そっと乳首をつまんでみると、直美は身をよじって快感をあらわにする。

「すごいわ、課長のコレ。私の奥でピクピク動いてる」

「きみのここがよすぎるから、イッてしまいそうなんだ」

「置いてきぼりはいやよ。私も一緒にイカせて。ああ、課長……」

自分の乳房にあてがわれている米村の両手首をつかみ、それを支えにして、直美はゆっくりと腰を前後に揺すりはじめた。

ペニスが直美の肉ヒダにこすられるたびに、米村は、いまにも発射してしまいそうな不安を覚える。

「課長、会社をやめようなんて考えちゃ駄目よ」

唐突な直美の言葉で、リストラポストといわれる秘書課長に任命された現実を、米村は思い出した。

「ああ、やめないよ。できる限り頑張ってみる」

「そうよ、課長。会社にいれば、いつでも私とこんなことができるのよ。ううん、私だけじゃないわ。課長に抱かれたがってる女性は、いっぱいいるはずよ」

思いがけないことを言われ、米村は困惑した。だが、もちろん悪い気はしない。

「ほかの女なんか、どうだっていいさ。俺はきみが欲しい。直美を離したくないんだ」

「うれしいわ。ああ、課長、私、イキそう……」

上体を大きくのけぞらせて、直美は動きを加速した。

白いふくらみに指を食い込ませながら、米村も下から腰を突きあげる。

「ああっ、駄目! 私、イッちゃう!」

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