「女子高生の頃からずっと先生が好きだったんです」
豊麗な女体、白い艶肌と美貌を湛えた元教え子の人妻に、
真面目だった高校教師が誘われ、初めて体験した熱い情事。
亡き妻とでは味わえなかった背徳の快楽は人生まで一変させた。
部下の女教師、妻の親友、美人理事長……
熟女と重ねる濃密な肉交の果て、田村が掴んだ最高の幸運とは?
まゆみ(32歳)女教師
ゆきこ(26歳)女教師
かおり(40歳)人妻
みな(33歳)教授・助教授
よしえ(38歳)未亡人
本編の一部を立読み
「あのころと同じね。椅子が新しくなった程度かしら」
個室で二人きりになると、眞弓は懐かしそうに狭い室内を見まわした。当時は木製の椅子だったものが、いまは小さなソファーになっていた。面談室は進路相談に使うことが多いため、生徒にできるだけリラックスした気分になってもらおうという配慮から、半年ほど前に取り換えられたのである。
「おまえも変わってない。俺が歳を食っただけだな」
「先生だってあのころのままよ。ううん、いまのほうがもっとすてきかもしれない」
「眞弓……」
ふたたび唇を重ね、二人はねっとりと舌をからめ合わせた。田村は両手を向こうへまわし、眞弓の双臀をいとおしげに撫でまわした。眞弓の手も下におりて、ズボンをふくらませた田村の肉棒に、やんわりと刺激を加えてくる。
しばらくソフトな相互愛撫をつづけたあと、眞弓は唇を離し、すっとその場にしゃがみこんだ。てきぱきと田村のベルトをゆるめ、まずはズボンを足首まで引きおろした。つづいてトランクスもずりさげ、硬直をすっかり露出させる。
「すっごーい! 先生の、こんなに大きくなってる」
「おまえがしてくれたんだ。何年かぶりだよ、ここまで硬くなったのは」
本音だった。妻とのセックスに問題があったとは思わないが、痛みを感じるほどの勃起は、三十の声を聞いてからは皆無だった気がする。
「舐めてもいいでしょ?」
「ああ。頼むよ、眞弓」
眞弓はくすっと笑い、大きく口を開けると、一瞬の躊躇もなく肉棒をくわえこんだ。眉間に皺を刻んだ苦しげな表情で、いったん喉の奥まで硬直を飲みこんでから、その感触を確かめるかのように、ゆっくりと前後に首を振りはじめる。
田村の背筋を、快感の大波が断続的に駆けのぼった。眞弓の口の中で、肉竿は小刻みに震えだした。もう一刻の猶予もならないところまで来ていた。このままつづけられたら、十四年前と同様、眞弓の口に白濁液を放ってしまいかねない。
(あのときはあのときで、最高の気分だった。口内発射なんて、初めての経験だったからな。きょうはそういうわけにはいかない。眞弓を抱くんだ。彼女の青春に決着をつけるためだけじゃない。これからの俺の生き方にも関わってくる)
眞弓の濃厚な口唇愛撫に未練を残しつつ、田村は朱唇から自らの分身を引き抜いた。眞弓を立たせ、ほとんど引きちぎるようにして、黒いブラウスをはぎ取る。
眞弓はされるがままだった。自らの唾液に濡れた唇を手の甲でぬぐい、憑かれたように田村を見つめている。
ブラウスにつづいて、田村はスカートも脱がせた。腰に巻かれた黒いガーターベルトから、パンティーの中を通ってのびた四本のサスペンダーが、ふとももの半ばで極薄の黒いストッキングを吊りあげていた。眞弓の脚が描くラインは実に蠱惑的で、見ているだけで田村は頭がくらくらしてくる。
ハイヒールをはいたまま、眞弓はスカートから足を抜いた。背中に手をまわしてホックをはずし、ブラジャーを床に落とした。白いふくらみが、ゆさゆさと揺れながら姿を現わす。
「眞弓……」
田村は眞弓を抱き寄せ、右手で乱暴に乳房を揉んだ。頂上にある濃いピンク色の乳首が、急激に硬さを増してくる。
眞弓はごく自然におろした右手で、しっかりと田村の硬直を握った。やや背伸びをして、むっちりしたふとももの間に、硬直を挟みつける。
「だ、駄目だよ、眞弓。気持ちよすぎる……」