本販売日:2016/12/22
電子版配信日:2017/03/31
本定価:713円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4197-2
(娘婿の×××を握ってしまうなんて……)
手の中で脈打つ熱く硬い肉茎に高揚する浅子。
新居で始まった同居生活。娘夫婦の営みの匂いが、
孤閨に悩む未亡人に「おんな」を目覚めさせる。
「して」「入れて」「欲しいの」渦巻く懊悩が、
濃厚なフェロモンを放たせ、42歳を背徳の海へ……
●もくじ
プロローグ
第一章 出来心 甘く危険な新婚生活
第二章 ごぶさた 妻の母と溺れる情事
第三章 浴室の密会 美熟女を狂わせる肉交
第四章 無防備 妻の妹が制服を脱ぐとき
第五章 危険日 義母づくし、義妹ざんまい
あさこ(42歳)義母
さき 女子学生
本編の一部を立読み
「すごい……はち切れそう」
熱と硬さを皮膚に感じて、紅唇はうっとりとした喘ぎを漏らした。
「……お義母さん」
壮介の声が上から聞こえ、浅子はハッと我に返った。
「あっ、す、すみません」
若い勃起に心を奪われていた瞬間を見られていたのだと気づき、美貌は赤面する。
(男性の生々しい香を、嗅ぐことも久しぶりだったから)
汚れたペニスの匂いだけでスイッチが入ったようになったことが、恥ずかしかった。
(わたし、そんなに飢えているの?)
長年抑え込んでいた欲望を否定できぬまま、浅子は上目遣いで壮介を見た。
「いただきますね」
唇を寄せていく。壮介が「どうぞ」と震え声で言い、腰をわずかに突き出した。亀頭の先が、一瞬紅唇にぴたっとふれた。
(あっ)
離れていくペニスを追いかけるように、浅子は紅唇を丸く開いた。亀頭をぱくっと咥える。逃すまいと唇を窄めた。右手は茎胴を握り締め、左手は壮介の腰に回した。
(ついに咥えてしまった……壮介さんのオチン×ン)
脳裏にみちるの顔がよぎり、ごめんなさいと浅子は胸でささやく。逞しい勃起の魅力に抗えない母親なのだと自責の念を抱きながら、舌を広げて擦りつけた。ヌメリをぬぐい取るように這わせると、カウパー氏腺液のしょっぱい味が広がり、唾液が溢れた。
(これがわたしのなかに……)
いましゃぶっているペニスで犯されたのだと思うと、秘部がキュンと疼いた。
亀頭部だけでも口のなかに余裕はない。唇に感じる逞しさは、女の官能を狂おしく高める。
じっくり舐める余裕もなく、浅子はんぐんぐと喉で呻いて、亀頭に舌を巻きつかせた。亀頭の傘の部分に舌先が引っ掛かる。せり出したエラは、女に快感をもたらす牡の証明だった。エラの括れをなぞるように、舌先を差し込んだ。
「あっ、あっ」
壮介が快感の声を発してくれる。うれしさが湧き、浅子は紅唇をぐっと沈めた。長さを測るように喉まで含んで、雄々しさを口全体で感じる。
(しゃぶり甲斐のある大きさ……息づいている)
口のなかで、勃起がドクッドクッと脈打っていた。命の息吹を粘膜越しに感じると、いてもたってもいられない気持ちになった。浅子は頭を前後に振って、紅唇でペニスを扱いた。口元から、カポッカポッと音が鳴った。
(はしたない音)
映像で見た娘と同じ行為を、自分がしていた。念願叶った歓喜と感動が押し寄せ、吸引に力がこもる。
(歯を当てないように……あ、そうだわ、手も遣わないと)
顔に掛かる髪を指で耳の後ろに流してから、根元部分を握り直してシコシコと扱いた。力加減がよくわからないが、娘を真似てしなやかさを心がける。上では壮介が唸りをこぼしていた。
(壮介さん、気持ちいいの? わたしちゃんとできている?)