綾香三十二歳 牝義母と呼ばれて…

著者: 佳奈淳

本販売日:2000/06/23

電子版配信日:2009/10/02

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0969-9

縄で拘束された雪のように白い艶肌が眩しい。

開いた股座では32歳の女陰と裏肉が蠢動する。

弱みを握られたとはいえ、息子に奴隷調教され、

禁じられたMの魔味に溺れていく義母。

娘の目を盗んで耽る倒錯プレイは、綾香の理性を苛む。

なのに熟れた女体は期待し、濡れつづけていた……。

登場人物

あやか(32歳)義母

いづみ(20歳)女子大生

ゆきこ 令嬢

本編の一部を立読み

鋼のような先端が、深い亀裂を通り、恥毛に飾られた花唇に触れてきた。

「いけないわ……こんなこと、いけないわ」

逃れようと思っても、もう、身体が言うことを聞かない。

先端がおんなの割れ目を裂いてきた。

「あうっ……駄目……駄目なの……駄目なの」

綾香はうわごとのようにつぶやき、ぎゅっと手のひらを握りしめた。

めりこんだ亀頭が、肉襞をえぐるように、奥へと侵入してくる。

「うんっ……ああ……」

立ったままで、男性のシンボルを受け入れていることが信じられない。もちろん、生まれて初めて体験する体位だった。

「きついオマ×コだ、綾香」

「はあっ……邦彦さん……」

義息のペニスに、肉襞がからみついていくのが、綾香にもわかった。

義娘を裏切る背徳感が、頭の芯まで痺れきる快感を呼んでいる。

ああ……悪に手を染めるって……はあっ、こんな気持ちなのかしら……。

世間の常識の枠内だけで生きてきた綾香には、あまりにも刺激が強すぎた。

「あ、い、いやっ……そ、そんなに、いっぱい、綾香をふさがないでください」

たくましいおとこにぴっちりと貫かれ、息がとまりそうになる。

「気持ちいいでしょう、お義母さん」

「いやっ……綾香って、呼び捨てになさって……いづみのことは忘れたいの」

再び、肉の関係を持ってしまった今、義娘のことは頭から振り払いたかった。

奥まで串刺しにした肉塊が、動きはじめた。割れ目ぎりぎりまで引き、すぐに、ズンッ、と子宮までえぐる。

「あうッ……うん……」

頭のなかが真っ白になった。全身がカァッと灼け、電気に打たれたように裸身が震えた。

ああ、どうなったの……。

怒張の抜き差しが早くなった。

「アッ、アァ……変っ……変になりそうっ……ああ、邦彦さんッ」

苦悶にも似た表情を見せ、綾香は義息のおとこをキリリと締めつけた。

「僕の女になるんですっ、綾香さん」

邦彦も荒い息を吐き、義母の耳たぶにかぶりつく。

「いやっ……綾香はっ、綾香は、義明さんの……あ、ああっ……妻なんですっ」

いつの間にか、怒張を呑んだ双臀が呼応するようにうねっていた。

「だ、駄目っ……も、もう、しないでっ」

綾香の舌足らずな訴えも、邦彦をさらに興奮させる役目しか果たさなかった。

「いくぞっ、綾香」

邦彦が吠えた。

「あっ……」

ドッと白濁が吹きだしてくる。

「い、イクッ……」

なにがあっても口にしてはいけないいまわの声が、綾香の唇から吹きだした。

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