本販売日:1997/05/23
電子版配信日:2010/03/12
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0754-1
わたしがマゾですって!? そんな、嘘よ……。
魔王の如く振る舞う少年が美雪に告げたマゾ宣告。
理性では必死に否定しても、肉体に潜むMの血が、
24歳の新任英語教師を被虐の煉獄へと誘う。
プールサイドで露出散歩、授業中に口辱奉仕……
恥辱の体位で剛直をくわえる女教師は今、牝犬に!
みゆき(24歳)女教師
さおり 女子学生
本編の一部を立読み
「どうした、先生」
「ああ……お、おしゃぶり、させて……」
美雪は教師のプライドを捨てて、欲情のおねだりをした。
「そんなにしゃぶりたいか、先生」
「ええ……自分じゃないみたいなの……ああ、あなたって、恐ろしい男ね」
男なら誰でも涎れを垂らさずにはいられないセクシーボディを目の前にして、憎いばかりに落ち着いている高校生。美雪はとてつもない男の手に落ちようとしているのかもしれない。
政樹は自分でブリーフをさげた。猛々しく勃起したペニスが、美雪の前ににゅうっと現われた。
「ああ、大きい……」
喉がカラカラに渇いた。舌をのぞかせ、唇を舐める。
「政樹様のチ×ポをお舐めしますって言ってみな、先生」
政樹がしごくと、グロテスクな屹立はさらに力をみなぎらせた。
「チ×ポ……美雪が……お舐め、します」
か細い声で、美雪が言った。
「政樹様が抜けてるだろう」
鋼のような肉塊で、女教師の頬をピタピタと張った。
「ああ……そ、それは、言えません」
教え子を様づけで呼ぶなど、今の美雪にはできなかった。
「言わなきゃ、しゃぶらせないぜ」
「も、もう、意地悪、しないで、根津君」
美雪は目を閉じ、ノーブルな美貌を斜めにすると、亀頭のくびれに口づけた。心もち開いた唇をくなくなと押しつけ、肉棒にそって顔をさげていく。剛毛の茂る股間から放たれる、政樹独特の強い性臭いに、美雪はくらくらっとなった。
「ああ、欲しい……美雪、欲しいの、根津君」
剛毛の根元を握り、愛おしむようにしごいた。
「オマ×コしたいのか、先生」
「あんっ……先生なんて呼ばないで。みゆきって呼んで……教師と生徒の関係じゃなくて、男と女の関係になりたいの」
「ここは学校だぜ。先生は先生さ」
単なる美人ではなく、知性の象徴である女教師をかしずかせることに、サディスチックな興奮がある。
「ああ……意地悪なのね」
「意地悪な男が好きなんだろう、先生。袋も舐めな」
政樹が命じた。
美雪は言われるまま、白い喉を晒し、ぺろぺろと垂れ袋に舌を這わせた。初めての経験に、身体が熱くなる。道ばたで買われた娼婦のような気分になり、被虐の血が騒いだ。