実母の贈りもの
本販売日:2003/02/23
電子版配信日:2008/06/13
本定価:576円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1171-5
「性交だけは駄目。他のことはなんでもしてあげる」
息子を愛するが故に発した母親の約束。
大人を凌ぐ性器と性欲を持て余す虹司を、指で、舌で、
熟れた女体で癒し奉仕するうち、募る女の本能が、
久仁子を日本一淫らで愚かな母へ転落させる結果に。
「きて。ママのなかで好きなだけ愉しみなさい」
くにこ(37歳)実母
まゆ(18歳)女子学生
本編の一部を立読み
「ママ、綺麗だね、ここ」
何度も聞いたことがある言葉なのに、この心地よさはどこからくるものなのだろう。
「もう濡れてるよ」
覗きこんだ虹司のうれしそうな声に、正直に答えた。
「そうよ。あなたの体を見た時から、こうなっていたの。それだけ虹ちゃんのことを思っている証拠だわ」
「ぼくと同じだ。ぼくもいつも、ママを思っている。一人でする時だって」
「虹ちゃん、ママを見て。よく見て」
まず両手で乳首をつまんだ。すでに尖っていたそこからは、ツーンとした疼きが生じた。
「ハン……」
指先で転がしながら、訴えるような視線を虹司に向けた。
一物を漲らせ、虹司は母の顔と指先の動きと目の前で蠢く割れ目を交互に見つめていた。
久仁子は一方の手をゆっくりと下腹に滑らせた。じっとり潤った少なめの恥毛をかき分け、辿り着いた先は、キスチョコに似た肉の結び目だった。
人差し指が上辺を引っ張りあげると、その下に隠れていたピンクの球状が現われた。ツヤツヤと光っていて、いかにも栄養が行き届いているように見えたし、感度もよさそうだった。
「クリトリスだよね。こうやって見ると、ほんとに小さいな」
「でも、虹ちゃん、ここが一番感じるところなのよ。どの女の人も一番触って欲しいところなの。あああ、たまらないわ。ほら見て。わかる? いいの……ママ、とてもいいのよ」
鼠蹊部がくぼんでひくついていた。貝のように見える割れ目の狭間から、タラタラと女の溶液が流れでると、にわかにあたりに女臭さが漂う。
虹司は大きく息を吸いこみ、久仁子を見あげた。
「虹ちゃん、ママね、とてもいいの。もっとよくなるわ。見て……ほら、こうすると……あうううッ」
もう一方の手が乳首を離れて割れ目をなぞった。何度も往復させながら、同時にクリトリスも玩弄した。
虹司が立ちあがり、久仁子の陶酔しきった顔前に怒張を突きあげた。それを久仁子は口で受けた。頬張りながら、自らの性器に奔放に指を遊ばせた。
スピードが速くなった。
「ママ、ぼく、出ちゃうよ」
咥えながら久仁子は大きくうなずいた。
全身を突っ張らせた虹司の尻肉がキュンッと締まり、全身が痙攣した。久仁子の喉が音をたてて激しく上下した。同時に両手の動きがとまった。狭間からやや濁った女の愛液が、小水のように走った。
久仁子の唇の端から流れ落ちる白濁液の匂いが湯気に溶けこんだ。