「ああ、眞美。すごく気持ちいいよ……」
自らの剛直が愛すべき妹の股間に埋まった瞬間、
義兄は締めつける膣の感触に耐えながら呟いた。
甘い肌の感触に酔い、禁断の魔味を貪る二人は、
次兄が企む恐ろしい計画を知るよしもなかった。
16歳の美少女と青狼兄弟、危険な相姦ドラマ!
まみ 妹
まちこ 義母
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「あーん、お義兄さん……私……私……」
あとは声にならない。
「痛かったらいやと言っていいよ」
そういう言い方で、眞美の本音を引きだそうとした。
「ううん……痛くなんかないの」
眞美はすぐに否定した。
「じゃ、気持ちいい?」
「よくわかんない……」
否定したわけではない。気持ちいいと言えないから、そういう言い方をしたのだと章吾は判断した。突きあげるような嬉しさがこみあげてくる。ジクジクと鬼頭先端からぬるついたものが流れた。
いつ、これを……。
その時も眞美は、拒むことなく受け入れてくれるかどうか。だが、強行するしかない。
いやがったなら……ああ、どうしよう……。
章吾はもう、先々のことは考えないことにした。その時その場を、直感で判断するしかないのだ。
眞美、ごめんよ……。
心で詫びながら、姫貝のように蠢くびらびら状のものをしゃぶった。
「ハッ、ハッ、ハーン……」
眞美の腰が小気味よく何度も跳ねた。跳ねるたびに膣奥からぬるついた溶液が流れでる。
これが、ペニスの挿入を助ける潤滑油なんだ。眞美の体はすでに受け入れるだけ成熟しているん だ、そう思うとワクワクした。泣きたいほど嬉しい。興奮もした。
函館行きが、ここまで進展することの不思議さを考えると、やはりこれは二人の運命なのだと思っ た。
眞美の声と体の軋みは、最高潮といっていいほど絶え間ないものとなった。意味もなく「お義兄さん ……お義兄さん」と口走っている。それは呼びかけたくて言っているのではない。両手を宙に差しだすようにして、なにかにすがりつくような仕草をしている。それが章吾の目にいじらしく映り、悩ましくも見えた。