ふたり暮らし【義母と甘えん坊な僕】

著者: 神瀬知巳

本販売日:2014/04/23

電子版配信日:2014/09/05

本定価:713円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4001-2

「ずっとママが好きだった。ママとしたいんだ!」

陽一に抱きつかれたとき、藍子の中で何かが壊れた。

抑えこんでいた男と女の感情を爆発させる母と息子。

互いの秘所を貪り、肌を擦り合わせ、肉を繋げる。

狭い部屋で「恋人」同士のように絡まり合う日々。

36歳の義母と少年、ふたりきりの青い世界!



○もくじ



第一章 母子水入らず【狭いマンションで】

1 母の帰宅 2 隠し撮り 3 36歳の熟肌



第二章 夜のおねだり【甘えん坊の息子】

1 気まずい空気 2 オナニーのお手伝い 3 ミルクを呑まされて



第三章 お風呂でママを口説く方法

1 愛の告白 2 湯煙の母子 3 ママの絶頂



第四章 息子の「女」にされて

1 仕事場で 2 僕の専用恋人 3 ラブホテル 4 「夫婦」の寝室



第五章 ママと僕の「新婚生活」

1 藍子は僕の妻 2 孕ませて 3 ふたりの約束

登場人物

あいこ(36歳)義母

本編の一部を立読み

「ママ、繋がったよ。二回目だけど……ようやくママと一つになれたね」

陽一が情感のこもった声で告げると、最奥までグッとねじ込み、快さそうに息を吐いた。絶頂の波を掻き乱され、藍子は背を反らせた。

(どうしてこんなに痺れるの。よりによって息子のペニスが、一番わたし好みの形、大きさだなんて……)

身体の相性は、抜群だった。藍子は目を閉じて、喉で唸りをこぼす。

(今度こそ、言い訳の出来ない近親相姦……)

一度だけなら、過ちで済ますことも出来た。だが今は自らの判断で、息子を受け入れている。藍子は薄くまぶたを開け、鏡に映る陽一をちらっと見た。

息子の整った容貌には、当然夫鷹夫の面影がある。藍子の脳裏に鷹夫の姿が思い浮かんだ。

(わたし、父親と息子、両方と身体を重ねたんだわ)

血の繋がりのある父子を咥え込み、二人の欲望を受け止めたのだと思うと、言い得ぬ背徳感がこみ上げた。

(鷹夫さん、舅や姑がこのことを知ったら……)

藍子は洗面台を掴む己の左手を見た。薬指には、誠実と貞節の証である金色のリングが嵌まっている。

「ゴムを着けてないよ。いいのママ?」

陽一の指が、むっちり張り詰めた母の臀丘を撫でる。

「だ、だいじょうぶよ。でも出す時は、外に出してね。それと、なるべく早く済ませて」

心のゆれを押し隠して藍子は答えた。陽一が尻肉を掴んで、軽く腰を振ってきた。

「あ、ひっ」

隙間を埋める抽送感に、ブルッと女体が戦慄いた。

「ママのなかがうれしそうに吸いついてくるの、感じるよ」

「だ、だって……んうっ」

抜き差しが始まった。台詞は崩れ、よがり泣きに変わる。長竿が蜜穴のなかを大きなストロークで出入りする。亀頭のエラが膣肉を弾く感覚を、はっきりと感じた。藍子は会話を諦め、口元を引き結んだ。

(オチン×ンがわたしのなかを擦ってる。母親なのに……陽くんの保護者なのにナマでセックスしちゃってる)

自分から息子を誘い、避妊の手立ても講じず、トイレという異様な場でペニスを咥え込んでいた。女体に取りつく罪悪感は、キスやフェラチオの比ではない。女の噛み縛った紅唇からは、嗚咽が漏れた。

(陽くんの、気持ちよすぎる)

負の感情が、立ち昇る喜悦を際立たせた。いつも以上に、乱れてしまう確信がある。藍子は洗面台の縁を掴み、指に力を込めた。

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