都会の薫り匂わす美貌の兄嫁、沙耶25歳。
エレガントで気品漂う麗しき兄嫁、絵里子27歳。
人妻と未亡人----二人の媚態が、美肉が、甘い牝香が、
朝比古を肉欲に狂う性獣へと変えた!
繰り返される脅迫と凌姦、もれる性奴の嗚咽……
二人の兄嫁を弄ぶ義弟はさらなる奸計を企てていた!
さや(25歳)兄嫁
えりこ(27歳)兄嫁
本編の一部を立読み
膣を撹拌するような男根の振動と、子宮に浴びせられる男の精液。あれは秘めやかな指との戯れでは絶対に得ることのできないものだった。
今、絵里子のすぐ目の前で、それらをすべて可能にしてくれるものが、じゅくじゅと先端から先走りの露を滲ませていた。
「早くしてったら!」
頭の上で再び明比古が苛立ったように叫んだ。いけない、という心の中の阻止する声を無視するかのように、絵里子は肉棒にしゃぶりついていた。
「そうだ、そうだよ、お義姉さん……」
うっとりとした明比古の声に、絵里子は救われた気分になった。
実際は自分の中に巣食っている女の淫らな本能がせっついてそうしたのだが、明比古の強引さに負けて、しかたなくそうせざるを得なかったようにもとれる。自分は強要されてやるしかなかったんだという安堵感が、いつしか絵里子を積極的にさせた。これもすべて明比古のせいにすればいいという、女の計算が働いた。
先端の露の味は、少し塩っぽかった。汗臭い肉棒全体の匂いが懐かしかった。ついつい、我を忘れそうになる。
「うまいよ……ああ、いいよ……お義姉さん、それでいい。その調子だよ」
明比古の声が、亡夫の喘ぎ声と重なった。兄弟だから声室は似ている。それだけに切なく、また悩ましかった。
絵里子が生理の時など、フェラチオをして満足させてやったものだ。最初のうちは呑むのがつらかった精液も、いつしか馴染むと、夫を快楽の世界に導いたという満足感とともに、嬉々として嚥下するようになっていた。
ああ、どうしよう……どうしたらいいの……。
口腔内で肉棒がぐんぐん膨らんだ。あの一瞬が間近に迫っているのが、はっきりとわかった。口の中でなく、下腹部の疼きっぱなしの割れ目に押しこみたいと、痛切に思った。
いきなりだった。どうすべきか迷っている絵里子の後頭部が、力いっぱいかかえこまれた。
喉に肉棒が突き刺さるような気がしてむせた。その直後、粘り気のある熱い溶液がほとばしった。
窒息を避けるには、すべて胃におさめるしかない。絵里子は一気に呑んだ。
生臭い匂いを放つ男の愛のしるしは、次から次へと弾きだされてきた。ゴボゴボとむせながら、必死で呑みくだした。