転校生【被虐のシンデレラ】

著者: 佳奈淳

本販売日:2004/09/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:597円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1306-1

高校生とは思えない早熟の身体から漂うのは、牝の匂い!

濡れた瞳の転校生が放つM性を嗅ぎつけた瞬間、

学園に潜む嗜虐者たちの欲望が蠢きはじめる。

艶やかな唇、可憐な秘裂を穢したい、嬲りたい!

美しき17歳は、すべての牡を凌辱者へと駆りたてる。

広瀬美咲、被虐のシンデレラとして生きるしかないのか!

登場人物

みさき 女子学生

りの(25歳)女教師

まゆみ OL

れいか(19歳)女優・アイドル

本編の一部を立読み

「どうだ、しゃぶる気になったか」

「う、うう……ひどいです……ああ、本郷先生だけは、他の先生とは、違うと信じていたのに……」

本郷は美咲のやわらかな二の腕をつかんだ。外階段を、引きずりあげていく。

バストが揺れるたびに、クリップも揺れ、そのため鋭い痛みが走り、数歩あがるたびに、美咲は身体をふるわせた。

剥きだしの美咲の素肌から、甘い体臭が薫ってくる。匂いが強くなっている。

体育教官室のドアを閉めると、すぐさま、本郷はブリーフと一緒にジャージをさげた。

我れながら、目を見張るほど、たくましくそりかえっている。

「ほらっ、しゃぶれ、広瀬」

「ああ、こんなこと、いけないの……ああ、いけないの……」

何度も、いけない、とつぶやきながら、美咲は崩れるように、本郷の足もとに膝を落としていった。

本郷は鋼の胴体で、ピタピタと美咲の優美な頬を張った。

怒張で叩くたび、美咲は、あんっあんっ、となんともそそられる喘ぎ声をもらした。

よけることなく、怒張ビンタを受け入れた。

勃起したものがグロテスクであればあるほど、教え子の美貌が際立った。

劣情の静脈が瘤のように浮きだしている胴体で、美しい教え子のやわらかな頬を叩く快感は、すばらしい。これだけで、危うく射精しそうになる。

鎌首を唇に押しつけると、美咲が応えるように、ピンクの唇を開いていった。いきなり咥えてくる。

くびれで唇を締めてくる。締めながら、舌先で先端をくすぐってくる。

「おう、おう……」

それだけで、もう、本郷はうなり声をあげながら、下半身をくねらせた。

胴体まで咥えてくる。なかばまで呑みこむと、そこで、強く吸ってくる。

頬が凹む。そして、ふくらむ。

制服姿の美しい教え子が、怒張を懸命に頬張っている姿は、刺激的すぎた。あっけなく発射してしまいそうで、本郷はあわてて視界を遮断した。

が、目を閉じたことで、怒張にねっとりとからみつく美咲の舌の感触が、舌の動きが、より生々しく伝わるようになった。

しごくように唇を上下させつつ、舌先はしつこく裏の筋を責めてくる。

「おう、うう……おう……」

真由美よりうまい。教え子の口唇奉仕は本郷の牡のシンボルをとろけさせた。

視線を感じて本郷はふと、目を開いた。

見あげていた。頬を凹ませつつ、被虐の悦びで濡れた瞳で、じっと本郷を見あげていた。

その瞳を見た途端、本郷はぶちまけた。

美咲は一瞬、瞳を閉じたものの、すぐに開き、本郷を見あげたまま、ゴクンと喉を鳴らして嚥下していった。

「広瀬……」

「ああ、お、おいしかったです……本郷先生」

開いた唇の端から、溢れたスペルマが流れていく。

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