本販売日:1994/11/23
電子版配信日:2010/07/23
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0586-8
可奈子のパンティの濡れ染みは、雅夫の青い欲望が、
母の熟れきった女体に向けられている証だった。
樹液の強烈な牡臭が可奈子の理性を狂わせる。
あの子に抱かれたい、あの子の童貞を奪いたい……。
可奈子からの悩みの相談を受けた親友の真紀は、
息子の隆之とともにダブル母子相姦の計画を練った!
かなこ(34歳)実母
まき(34歳)人妻
本編の一部を立読み
「駄目だわ、もう我慢できない!」
すっくと立ちあがった可奈子は、呆気にとられている幹夫にはかまわず、彼の腰のあたりに体を移動させた。完璧に硬直して下腹部にはりついているペニスに向かって、ゆっくりと腰を落としはじめる。
「さあ、幹夫、もうすぐよ。もうすぐ、あなたの硬いオチン×ンを、ママのなかに入れてあげるわ」
「ああ、ママ、ほんとなんだね!? ほんとにぼくとオマ×コを……」
「そうよ。ママはあなたが好き。あなたがいちばん好きなんですもの」
「ああっ、ママ……」
幹夫が両手をのばしてスリップごと可奈子の乳房をつかむのと、可奈子の手が幹夫のペニスを握るのが、ほぼ同時だった。硬直をやんわりと握った可奈子は、先端を上に向け、亀裂の開口部に向けて慎重にあてがっていく。
「あっ、ママ! ぼく、もう、で、出ちゃいそうだ……」
亀頭がヘアにくすぐられただけで、早くも幹夫は射精感の到来を訴えた。それにかすかな秘肉のぬめりが加わって、もうほとんど抑制がきかなくなっている。
「我慢して! ねっ、幹夫、お願いだから、もうちょっとだけ我慢して」
必死で幹夫をなだめながら、とうとう可奈子の手がとまった。先端がぴたりと肉路の入口に来たのだ。和式の便器にしゃがんだような頼りない体勢だが、ペニスの硬さを確かめるように、可奈子はじりじりとお尻の位置をさげていく。
そして、亀頭の先端がクレバスをくぐったのを確認すると、あとは一気に腰を落とした。熱化した肉茎が、下からズブズブッと可奈子の肉路に押し入ってくる。
「うわッ、ああっ、ママ!」
「ううっ、ああ、素敵よ、幹夫! ああっ、入ったのよ、幹夫。あなたのオチン×ン、ママのオマ×コに入ったのよ」
「気持ちいいよ、ママ! ぼく、ずっとしてみたかったんだ。こうやって……ああ、こうやってママとオマ×コしたいって、ずっと思ってたんだ」
「ママもよ! ママだって、いつもあなたのことばっかり考えてたわ」
雅夫の顔を想像しながら、可奈子は幹夫の熱い言葉に応えた。おそらくは幹夫も、完全に自分の母親と体をつなげた気分になっているに違いない。それぞれが相手を別の人間に見立て、プレイにのめりこんでいるのである。
ベッドに両膝をつき、可奈子はゆっくりと腰を上下に振りはじめた。幹夫の手は相変わらず乳房に置かれ、指が食いこむほど強く、ふくらみを揉みしだいている。
「ああっ、だ、駄目だよ、ママ! ぼく、気持ちよすぎて、もう……」
「いいのよ、幹夫! もっと……ううっ、もっと気持ちよくなってちょうだい。ママのなかに、あなたの白いジュース、いっぱい出して!」
上体を大きくのけぞらせ、可奈子は腰の動きにスピードを加えた。肉襞にこすられたペニスが、ひくひくと痙攣しはじめる。
「ママ! ぼく、ほんとにもう……ああっ、出ちゃう! ああっ、ママ!」
「ああ、イクのね。あなた、ママのなかで、イクのね……」
幹夫の体がビクン、ビクンと震え、ペニスが射精の脈動を開始したとき、可奈子はふたたび雅夫の顔を思い描いていた。眉間に皺を寄せ、快楽を露わにする息子の顔を……。
そして、熱い欲望のエキスが噴出したのを感じると、可奈子は子宮の奥に、これまでに味わったことのない、強烈な快感を覚えた。決してオーガズムに達したわけではない。おそらく、精神的な満足がもたらした快感なのだろう。
「……ママ、すごくよかったよ。ぼく、とうとうママとオマ×コしたんだね」
まだプレイにひたりきったままの幹夫が、下から嬉々とした声で言った。
ハッとなって見おろした可奈子は、そこにまた雅夫の幻想を見た。うれしそうに笑う幹夫の顔に、どうしても雅夫のイメージが重なってしまう。
「そうよ。あなたはママとオマ×コしたの。もうママのパンティを持ちだして、オナニーなんかすることないのよ。あなたがしたくなったら、いつでもママがしてあげるわ」
「ああ、ママ! 好きだよ、ママ……」
「ママもよ。ママもあなたがいちばん好き! ああ……」
つい「雅夫!」と呼びたくなるのを、最後の理性でやっとこらえながら、可奈子は幹夫に唇を重ね、激しく舌をからめていくのだった。